menu list買取商品 - 響17年 意匠ボトル 鳳凰 サントリー
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響17年 意匠ボトル 鳳凰 サントリーの高価買取致します
響17年 意匠ボトル 鳳凰 サントリーのご紹介
買取参考価格 | 250000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | サントリースピリッツ株式会社 |
分類 | モルト/グレーン |
タイプ | 700ml/43度 |
1989年にサントリーから誕生した「響」は、本格的な国産ブレンデッドウイスキーとして世界中のウイスキーファンに愛されています。
日本伝統の意匠を「響」にあわせて美しく表現し、免税店のみ販売の限定品として登場した意匠ボトルシリーズ「鳳凰」は、味わいだけでなくボトルにもこだわりが尽くされた逸品です。
古来、春夏秋冬の移ろいを暮らしにとりこむ、日本人の繊細な感性を映しだし、人と自然とが響きあう「響」の志をも表した、特別なひとときにふさわしき装いの意匠ボトルシリーズです。
響17年 意匠ボトル 鳳凰 サントリーの歴史
鳥井信治郎のウイスキー造りの歴史とその原点
■ウイスキーを生み出した2人を描いた作品
NHKの朝の連続テレビ小説で放送された「マッサン」は、マッサンと妻エリーのウイスキー造りを描いた物語で、放送終了後は見られなくなって悲しいロスと呼ばれる症状を起こす人が続出した、人気テレビドラマとなりました。
マッサンこと亀山政春は、ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝で、作中、マッサンはハイカラな商人・鴨居欣次郎と出会います。
「ウイスキーを造るんや」と語る鴨居に、それは本物のウイスキーではないとむきになるマッサンに対し、日本人の口に合う洋酒にせんと意味がないと答える鴨井こそが、サントリーの創業者である鳥井信治郎です。
鳥井信治郎は、鳥居家に代々伝わる「やってみなはれ」精神を持っており、日本人の口に合うことが一番大事という、柔軟な考え方を持っていました。
その結果、日本人の口に合わなかったスペインワインの販売をやめ、甘口で日本人に飲みやすい赤玉ポートワインを生み出して大ヒット商品にしますが、そんな鳥井信治郎もまた、竹鶴政孝同様に本物のウイスキーを造ることに情熱を傾けたのです。
■鳥井信治郎が招いた竹鶴政孝
鳥井信治郎が本格的な国産ウイスキー製造に乗り出そうと、スコッチウイスキーの権威であるムーア博士に作り方を聞きに行ったところ、もう日本にはスコッチウイスキーの作り方を完璧に知っている青年がいるではないかといわれ、大変驚きます。
それが、洋酒に興味を持っていた勤務先の摂津酒造の社長に命じられ、本場でスコッチウイスキーの作り方を学んでくるよう言われた、ジャパニーズウイスキーの父と称えられる竹鶴政孝でした。
24歳で単身スコットランドに渡った竹鶴政孝は、その聡明さをのちに英国首相から、ノートと万年筆を持ってスコッチウイスキーの極意を盗んでいった賢い青年と、愛情とユーモアを込めて語られたという逸話が残っているほどです。
鳥井信治郎はさっそく竹鶴政孝のところへ赴き、寿屋洋酒店でのウイスキー造りを依頼し、来てくれるように招きます。
このときに造ったのが現在のサントリー山崎蒸溜所で、鳥井信治郎50歳のとき、竹鶴を管理者として初の国産ウイスキー「白札」を造り上げたのです。
■苦い結果に終わった国産初のウイスキー
ウイスキー造りにおいては職人である竹鶴政孝と、商人としてウイスキー造りを目指す鳥井信治郎の考えは真っ向から対立します。
最高級の原料を求める竹鶴と、そろばんを弾く鳥井の間の着地点が揃わなかったことから、白札は非常に中途半端な出来となり、まったく売れない散々な国産第1号ウイスキーとなったのです。
その後、竹鶴は山崎蒸溜所からの異動命令や異動先の工場が突然の閉鎖するなどによって鳥井信治郎に不信感を抱き、契約終了をもって立ち去っていきます。
白札の失敗により、歯磨きの製造販売権やビール事業を手放すことになった鳥井信治郎でしたが、めげることなくウイスキー造りを続けます。
1937年、鳥井信治郎58歳のときにできあがったのがサントリーウイスキー12年で、これは現在のサントリー角瓶です。
その洗練されたボトルデザインも相まって売れに売れ、サントリーのウイスキー事業はついに軌道に乗ります。
日本において良質のウイスキーとして誕生し、ジャパニーズウイスキーの歴史を刻み始めた最初のウイスキーが、現在のハイボールブームの火付け役である角瓶だったというのはすごいことだといえるでしょう。
■鳥井信治郎の原点は熟成
鳥井信治郎は丁稚奉公をしていた際に、現在の接着剤メーカーのコニシで絵具や染料の調合技術を学びます。
そのため、ウイスキーにおいても調合、つまりブレンド力に重きを置いていました。
さらに熟成にもこだわったのは、倉庫に置いたまま忘れていたリキュールの樽を見つけて中身を取り出したところ、得も言われぬ芳醇な香りと深い味わいに感動し、熟成こそが大事やと考えます。
1989年にサントリーから誕生した「響」は、鳥井信治郎がこだわったブレンドと熟成によって生まれた、本格的な国産ブレンデッドウイスキーです。
日本の伝統の意匠を表したいという思いが響きという名に込められていることから、サントリーウイスキー 響17年 意匠ボトル 鳳凰は、免税店のみの限定品として造られたとあって、まさにジャパニーズウイスキーの神髄を味わうことができる、鳥井信治郎の2つのこだわりが盛り込まれた逸品となっています。
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