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有田焼のオリジナル陶器ボトルに入った特別なサントリーウイスキー響21年


■日本の美と技が結晶したスペシャルシリーズの一本

「サントリーウイスキー 響21年 有田焼 色絵花鳥文茶筅形瓶 2004」は、2004年のサントリー「スペシャルボトルコレクション」として発売されたブレンデッドウイスキーです。
ボトルの中には「響21年」が詰められており、この「響21年」は酒齢21年以上の希少な原酒を厳選し、同じく酒齢21年以上の長期熟成グレーン原酒も吟味して、ブレンダーが匠の技で丁寧にブレンドしたプレミアムウイスキーとなっています。
「響21年」は多彩な原酒を貯蔵していたサントリーが、贅沢で甘美、かつ優雅で気品ある熟成香と滑らかな口当たりが楽しめる最高峰のプレミアムブレンデッドウイスキーとして造り上げた世界に誇る自信作です。
「スペシャルボトルコレクション」シリーズは2001年より発売が開始され、「サントリーウイスキー 響21年 有田焼 色絵花鳥文茶筅形瓶 2004」は2004年のシリーズ商品として販売されました。
有田焼の伝統を守る名門「岩尾對山窯」が、有田の名品「色絵花鳥文瓢形瓶」を参考に制作したオリジナル陶製ボトルとなっているのが特徴です。
初期有田から古伊万里頃によく使われた「茶筅形徳利」に、2羽の鳥と大湖石を描き、周りに牡丹の花を配した芸術作品に仕上がっています。

■独特な形をしたボトルには伝統の技が込められている

日本の美と日本の技が結晶した有田焼陶器ボトルを使用した「サントリーウイスキー 響21年 有田焼 色絵花鳥文茶筅形瓶 2004」は、ボトルの独特な形が印象的なウイスキーです。
この茶筅形瓶とは「茶筅形徳利」のことで、肩が張って腰の部分が広がった形をしています。
この形状は茶の湯で用いる茶筅に非常に似ており、その茶筅と徳利を組み合わせた形であることから「茶筅形徳利」と呼ばれます。
古伊万里焼や九谷焼にも多く見られる茶筅型徳利ですが、サントリー・スペシャルボトルコレクションシリーズ2004年度の「サントリーウイスキー 響21年 有田焼 色絵花鳥文茶筅形瓶 2004」では有田焼が使用されました。
「サントリーウイスキー 響21年 有田焼 色絵花鳥文茶筅形瓶 2004」のボトルキャップは深い紅色をしており、「響21年」の名前が金色の帯にしっかりと刻まれています。
白磁に色とりどりの鮮やかな色彩が広がり、匠の技によって描かれた2羽の鳥は今にも大空を目指して羽ばたきそうです。
400年前の江戸時代から続く有田焼は、17世紀に一人の陶工が佐賀県の泉山で陶石を発見したことからその歴史が始まりました。
陶石の発見によって有田の地では日本初の陶磁器製造が行われるようになり、今もその伝統と匠の技が継承され続けています。
サントリーでは有田焼を「日本が誇る匠の技」と捉えており、今現在も世界屈指の磁器生産地であり続けている有田焼で「響21年」をくるむのに適していると考えています。
2004年にはもう一つの伝統である九谷焼を使用した「サントリーウイスキー 響21年 九谷焼 古九谷風松竹梅文瓢形瓶 2004」にも、「響21年」をボトリングして発売しました。
有田焼の「サントリーウイスキー 響21年 有田焼 色絵花鳥文茶筅形瓶 2004」と九谷焼の「サントリーウイスキー 響21年 九谷焼 古九谷風松竹梅文瓢形瓶 2004」は、日本の伝統を表現するサントリーの最高峰ブレンデッドウイスキーのボトルとしてこれ以上ふさわしいものはないでしょう。

■サントリーの100年を超える歴史

1899年に鳥井信治郎が創業した「鳥井商店」は後にサントリー（現・サントリーホールディングス）という大企業に成長し、サントリーは創業から100年を歴史を刻んでいます。
400年にわたる有田焼の歴史には及ばないものの、鳥井信治郎という一人の実業家が創業したサントリーの歴史は100年を超えてもなお受け継がれてきました。
そこには有田焼に情熱をかける陶工と、ウイスキー造りに情熱をかけるブレンダーたちの伝統と歴史を受け継ぐ姿勢に相通じるものを感じさせます。
「サントリーウイスキー 響21年 有田焼 色絵花鳥文茶筅形瓶 2004」はそんな日本の伝統美と、匠の技が融合した比類なき名作といっても過言ではありません。