menu list買取商品 - アードベッグ 21年 Twenty One
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アードベッグ 21年 Twenty Oneの高価買取致します
アードベッグ 21年 Twenty Oneのご紹介
買取参考価格 | 45000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | アードベッグ蒸留所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アイラ島 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/46度 |
2016年にボトリングされた酒齢21年以上のスコッチウイスキー「アードベッグ Twenty One」です。
アードベッグ蒸留所の波乱に満ちた過去に思いを馳せながらゆっくり味わいたい長期熟成のレアモルトには、同蒸留所が最も困難であった時代に蒸留されたわずか数樽の希少なリザーブウイスキーが含まれています。
ハーブを感じるスパイシーさとアードベック特有のスモーキーが融合した贅沢な味わいは、逆境にも負けない強い決意と努力が作り上げた傑作と言えるでしょう。
アードベッグ 21年 Twenty Oneの歴史
歴史的な背景もあって貴重なアードベッグ 21年
■ アードベッグ 21年のテイストについて
アードベッグ 21年は長期熟成だけあり、スモーキーさに加えて、熟成したチーズのような落ち着いた熟成香が漂います。
アードベッグならではの燻した麦芽や泥臭さも感じられます。
少しずつ花のような香りも漂い、加水すれば、リンゴのようなフルーティさも感じられるのが魅力です。
熟成酒ならではのオイリーで厚みとコクのある口当たりで、味わいはピーティーでほろ苦く、ほのかに酸味を感じることができます。
スモーキーで乳酸系のフレーバーが強く、厚みがあるものの、やや雑味が感じられ、洗練さが足りないという向きもありますが、加水することでバランスがよくなるのが特徴です。
■ アードベッグがたどった数奇な運命
アードベッグは1815年に操業を開始したアイラ島の海沿いにある蒸留所です。
アイラモルトの代表ブランドとして、世界のモルトファンを魅了してきました。
ですが、1900年代の後半は経営が上手く回らなくなり、数奇な運命をたどってきました。
1977年にはハイラムウォーカーによって買収されたものの、1981年には操業休止に追い込まれてしまったのです。
そのため、この時期の原酒は造られていません。
1989年にはアライド社が買収して、12月頃に再稼働を始めましたが、再び、1996年に操業休止に追い込まれます。
1997年にグレンモーレンジィ社が買収したことで、ようやく再起を遂げることになりました。
■ アードベッグでは希少となる長期熟成ボトル
数奇な運命をたどり、操業停止されていた期間も長かったことから、原酒のストックもほぼなかった時期もあり、熟成管理も存分にできていなかった時期があります。
そのため、21年ものという長期熟成ができたボトルは、本当に希少です。
2016年時点のオフィシャルラインナップでは、21年ものは最長熟成の商品になっていました。
その時点でリリースされていた21年ものの蒸留時期は、1994年前後が基本になりますが、その時期は現在のグレンモーレンジィ社ではなく、アライド社が蒸留所を所有していた時期です。
つまり、蒸留を手掛けた会社と熟成管理をしてきた会社が異なっており、携わったスタッフや方針などに違いがあったことも予想されます。
蒸留時にどのような状態であったか分からないまま、管理、熟成されたという経緯があるわけです。
このように1989年から1996年までの間は原酒が少量しか生産しかされていなかったことや、グレンモーレンジィ社が買収したあとも、原酒の目処がつくまでは当時残されていた原酒を上手く使いながらしのがざるを得ませんでした。
そのため、この時期に造られたアードベッグ 21年の裏ラベルには、アードベッグが最も困難な時代に蒸留した、わずか数樽しかない希少なリザーブウイスキーが含まれているとの記述がなされています。
グレンモーレンジィ社が安定的に蒸留と貯蔵をできるようになってからの現在のアードベッグは酸味や雑味が少なく、オイリーかつエステリーで、洗練されたパンチのあるスモーキーさが感じられます。
グレンモーレンジィ社特有のラグジュアリー感が醸し出されているのが特徴です。
一方、所有企業が変遷した過渡期に蒸留、熟成を経たアードベッグは、現在のテイストとは異なり、地酒のような印象を受け、少し洗練さが足りないのかもしれません。
とはいえ、こうした歴史の流れも含めて、楽しめるのがウイスキーというものです。
じっくりと味わいながら、その背後にある蒸留所で起きた出来事や、どのような状態で生み出されたのかといった背景にも想いを馳せることで、より親しみやすさや愛情を持って楽しむことができます。
ウイスキーは飲み方やグラスの傾け方一つ、時間によっても、どんどん味わいや香りを変えていく不思議なお酒です。
熟成酒ならではの醍醐味を、アードベッグ 21年は蒸留所の数奇な運命に想いを馳せながら楽しめる意味で、希少な一本です。
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