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選りすぐりの原酒をブレンドしたベンチャーウイスキーのイチローズモルト

■厳選したモルトを絶妙なバランスでブレンドした逸品

「イチローズモルト モルト＆グレーン プレミアム ブラックラベル（ICHIRO’S MALT MALT&GRAIN PREMIUM BLACK LABEL）」は、ベンチャーウイスキーが手掛けたブレンデッドウイスキーです。
秩父蒸溜所の原酒の中でも特にブレンド力が強いものをキーモルトにしている「イチローズモルト モルト＆グレーン プレミアム ブラックラベル」は、10の蒸溜所で蒸溜されたモルト原酒と3つの蒸溜所から厳選したグレーン原酒を絶妙なバランスでブレンドして仕上げました。
「イチローズモルト モルト＆グレーン プレミアム ブラックラベル」の魅力はなんといってもシェリーカスク（樽）で熟成させている点で、シェリーカスクによる長期熟成原酒ならではのおいしさが凝縮されているのを感じます。
飲みごたえが非常にしっかりとしているのも特徴で、ベンチャーウイスキーの高いブレンド技術がそれぞれの原酒の個性を最大限に引き出しているところも魅力です。
落ち着いたアンバー（琥珀）色をした色合いが美しい「イチローズモルト モルト＆グレーン プレミアム ブラックラベル」は、重厚ながら軽快さもあわせ持ち、芳醇な味わいが堪能できる仕上がりとなっています。
トップノートは熟した果実やフルーツジャム、そしてバニラのようなコクのある甘い香りが広がり、オイリーな飲み口には華やかさが感じられます。
フィニッシュは力強くさとともに複雑さを残し、長い余韻を楽しむことができます。
またあくまでも自然の状態に近いことを重視したため、冷却ろ過なしのノンチルフィルターとカラーを付けない無着色のノンカラーとしました。
選びに選び抜いた原酒をブレンドし、自然なウイスキーのままボトリングした深みある味わいの「イチローズモルト モルト＆グレーン プレミアム ブラックラベル」は、ベンチャーウイスキーが誇る渾身のブレンデッドウイスキーです。

■ベンチャーウイスキーの創業者

「イチローズモルト モルト＆グレーン プレミアム ブラックラベル（ICHIRO’S MALT MALT&GRAIN PREMIUM BLACK LABEL）」を生産しているのは、埼玉県秩父市に拠点を置く株式会社ベンチャーウイスキーです。
ベンチャーウイスキーが設立されたのは2004年9月のことで、創業者および代表取締役社長は肥土伊知郎（あくといちろう）氏です。
ベンチャーウイスキーでは「イチローズモルト」ブランドのウイスキーを製造・販売することを事業内容としていますが、このブランド名は創業者・肥土伊知郎氏の「伊知郎」から取られています。
また東亜酒造の設立者は肥土氏の祖父にあたり、父も東亜酒造の経営を担っていました。
しかし、父の代で東亜酒造は民事再生法適用となり第三者の手に渡ってしまいますが、このことがきっかけで肥土氏は自らウイスキーを生産する会社を立ち上げることとなったのです。
株式会社ベンチャーウイスキーの社是は「時とともに成長する」で、今も祖父が残した貴重な原酒を守りながら新しい挑戦を続けています。

■秩父蒸溜所の稼働

「イチローズモルト モルト＆グレーン プレミアム ブラックラベル」を蒸溜しているベンチャーウイスキーの秩父蒸溜所は、2008年2月より埼玉県秩父市にて操業を開始しました。
ハンドクラフトのジャパニーズ・ウイスキーを目指して、蒸溜所の顔となるポットスチルにはスコットランドのフォーサイス社製を採用しています。
ミルとマッシュタンは小さめで、発酵槽にはミズナラを使用するなど、どこまでも日本ならではの手造りの良さを大切にしたシングルモルト・ウイスキー造りを行っているのが特徴です。
秩父市の市街地から車で30分ほど走った小高い丘の上に建つ秩父蒸溜所は夏は高温多湿で、冬は朝晩の最低気温が氷点下にまで下がる厳しい環境となっています。
しかしこの厳しい環境が高品質のウイスキーを生み出し、さらに通常よりも短い熟成期間で出来上がる要因です。
イチローズモルトは熟成期間が短いのにしっかりと熟成が進んでいる理由は、秩父蒸溜所がある自然環境の恩恵によるものと言って良いでしょう。