menu list買取商品 - エドラダワー 11年 アンチルフィルタード 2002 シグナトリー
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エドラダワー 11年 アンチルフィルタード 2002 シグナトリーの高価買取致します
エドラダワー 11年 アンチルフィルタード 2002 シグナトリーのご紹介
買取参考価格 | 5600円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | エドラダワー蒸留所/シグナトリー社 |
地方 | スコットランド |
地区 | ハイランド |
分類 | シングルモルト |
タイプ | 700ml/46度 |
1825年に創業されたスコットランドで最も小さな蒸留所である「エドラダワー蒸留所」にて、昔ながらの手造りによって生産された長期熟成モルトです。
ごく少人数でウイスキーを生産しているため、1週間の生産量はホグスヘッド樽(250リットル)に換算してわずか14樽と限られています。
「アンチルフィルタード・コレクション」は、エドラダワー蒸留所を所有するシグナトリー社が冷却ろ過をせず46度に加水してノンチルフィルターで2002年にボトリングされた11年物です。
酒質がしっかりしており、人気の高いヴィンテージシリーズです。
エドラダワー 11年 アンチルフィルタード 2002 シグナトリーの歴史
エドラダワー 11年 アンチルフィルタード 2002 シグナトリー
■エドラダワー 11年 アンチルフィルタード 2002 シグナトリーの特徴
エドラダワーはスコットランドで最も小さい蒸溜所として知られています。
歴史は古く1825年創業で設備もそのままに、古くから伝承されてきた昔ながらの製法でウイスキー造りを行ってきました。
もっとも、製法は受け継がれながらも、オーナーは何度も変わった歴史を有しています。
2002年には独立系ボトラーであるシグナトリー社によって買収されました。
エドラダワー 11年 アンチルフィルタード 2002 シグナトリーは、オーナーとなったシグナトリーが、オーナーとなったその年に記念としてリリースしたシングルモルトです。
11年の熟成を遂げた円熟味が加わったモルトを、冷却ろ過を行わず、46度に加水してボトリングされました。
樽出しそのままの味わいが楽しめる一本となっています。
■エドラダワーのオーナー変遷の歴史
エドラダワーは農夫たちの協同組合が、小さな農村のあたり一帯の土地を所有していたアソール公爵から土地の借り受けて設立した蒸溜所であり、実際に蒸溜所の建設が始まったのは1837年のことと言われています。
農業協同組合のもとで運営されたのは1933年の途中までで、その年にエディンバラのウイスキー・ブレンダーであったウィリアム・ホワイトリー氏に買収されました。
ホワイトリー氏は超一流のブレンダーであり、100近いブレンデッドスコッチを世に送り出してきた人物です。
スコッチの司祭と称され、現在でも世界的に親しまれている「ハウス・オブ・ローズ」や「キングスランサム」、「クラン・キャンベル」などのブランドを生み出しました。
彼が手掛けたブランドのキーモルトには、エドラダワーのモルトが使われていたのです。
もっとも、ウィリアム・ホワイトリー氏は1938年に引退したため、エドラダワーのオーナーがまた次の人物へと移ります。
ウィリアム・ホワイトリー氏が所有していた別会社に投資していた、アメリカ人のアーヴィン・レイム氏がオーナーとなりました。
さらに1976年にアーヴィン・レイム氏が亡くなった後は、1982年にフランスの酒造メーカーであるペルノの傘下にあったキャンベルに買収されるに至ります。
■シグナトリー社のオーナーに経営権が移って
そして、エドラダワー 11年 アンチルフィルタード 2002 シグナトリーがリリースされた2002年にエドラダワーを買い取ったのが、スコットランドの独立系瓶詰会社であるシグナトリー社です。
ボトラーズと呼ばれる独立系瓶詰会社は、自らは蒸溜所を持たず、各蒸溜所からウイスキーを樽ごと買い取ったうえでブレンドしたり、原酒をさらに熟成させたり、樽を交換して再熟成させるなどして、シングルモルトにはないボトラーズ独自の味を追及して販売する企業を指します。
シグナトリー社は1988年にスコットランドで、アンドリュー・サイミトンと弟のブライアンが立ち上げたボトラーズです。
個性的でレアなブレンデッドウイスキーをリリースしており、独自性があってユニークなボトラーとして、ウイスキー業界で注目された存在になっていました。
独創的で注目を集めるウイスキーをボトリングしているアンドリュー・サイミトン氏ですから、ウイスキーには並々ならぬ情熱を持っています。
彼はいつか自分の蒸溜所を持ちたいとの夢を抱いており、スキャパ、グレンタット、アードベッグなど何度となく蒸溜所を獲得しようと奔走していたのです。
ですが、ことごとく失敗に終わっており、ようやく買収に成功したのが、歴史と伝統を持つスコットランドで最も小さなエドラダワー蒸溜所だったのです。
エドラダワーとしての価値を十分に理解しているボトラーとしての彼は、世界最小の蒸溜所の伝統を守りつつも、シングルカスクボトリングやポートカスク熟成など、自らのアイディアを駆使した新たなシリーズを展開しています。
エドラダワーのウェアハウスにはシグナトリー社が各地から取り寄せた珍しい樽が並べられ、さまざまなチャレンジが行われているのです。
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