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ソーテルヌのカスクでフィニッシュしたワイン樽由来の味わいが楽しめるエドラダワー

■貴腐ワインが醸し出す独特の味わいが魅力

「エドラダワー 22年 ヴィンテージ1993 ソーテルヌカスクフィニッシュ」は、エドラダワーのラインナップの一つである「ストレート・フロム・ザ・カスク」シリーズの中の一本です。
「ストレート・フロム・ザ・カスク」という名前からもわかるように、「エドラダワー 22年 ヴィンテージ1993 ソーテルヌカスクフィニッシュ」はカスクストレングスでボトリングされています。
そのため樽出しそのままの風味が楽しめるのが特徴で、まさにウイスキーが持っている本来のおいしさが堪能できる逸品です。
カスクストレングスでのボトリングなのでアルコール度数は51.8度と高めですが、何より樽由来のウイスキーの魅力を存分に味わうことができます。
またソーテルヌ（シャトー・リューセック）の樽でフィニッシュしている「エドラダワー 22年 ヴィンテージ1993 ソーテルヌカスクフィニッシュ」は、極甘の貴腐ワインの影響を強く受けているのが特徴的です。
フランス・ソーテルヌ地方で造られる貴腐ワインのソーテルヌは非常に甘いワインとして有名ですが、その樽で22年間の長期熟成を経て出来上がった「エドラダワー 22年 ヴィンテージ1993 ソーテルヌカスクフィニッシュ」からは、強い甘みと南ハイランド産シングルモルトならではのスパイシーさ、そして爽やかなハーブ感が見事なハーモニーを奏でています。
エドラダワー蒸溜所が造り出すシングルモルトはもともとバニラ香がとても強く、芳醇なクリーミーさがあるのが特徴です。
麦芽が持っている本来の香味とのバランスも良く、ハイランド・モルトの典型である爽快なピート香が際立った仕上がりのウイスキーが人気を博しています。
舌触りは大変なめらかで、柔らかな甘い口当たりは多くのウイスキーファンを魅了してやみません。

■スコットランドで最も小さな蒸溜所

「エドラダワー 22年 ヴィンテージ1993 ソーテルヌカスクフィニッシュ」は1825年に創業した、スコットランドで最も小さな蒸溜所「エドラダワー」が昔ながらの手作りで生産したシングルモルト・ウイスキーです。
エドラダワー蒸溜所はスコットランドの南ハイランド・パースシャーの高台に建つ蒸溜所で、1週間の生産量はホグスヘッドカスクでわずか14樽分しかありません。
エドラダワー蒸溜所には初溜釜と再溜釜のポットスチルがそれぞれ1基ずつしかなく、生産にあたる人数もごく少人数で行っています。
そのため年間生産量は96,600リットルで、10,000,000リットルの年間生産量を誇るスコットランドの著名な蒸溜所・グレンフィディック蒸溜所とは比べ物にならないくらいの少なさです。
このようにポットスチルの数は創業当時と変わらず、年間のウイスキー生産量も大変限られているエドラダワー蒸溜所は、スコットランドで最も小さな蒸溜所となっています。
しかし昔ながらの手作りによって生産される「エドラダワー 22年 ヴィンテージ1993 ソーテルヌカスクフィニッシュ」は、エドラダワーならではの個性的な風味が楽しめるシングルモルト・ウイスキーとして人気です。
日本にも数多くのファンがいるエドラダワーは、スコットランド一小さな蒸溜所にもかかわらず、ウイスキー愛飲家の間での知名度はかなり高いと言っても過言ではないでしょう。

■エドラダワーの新たな魅力を秘めた銘酒

「エドラダワー 22年 ヴィンテージ1993 ソーテルヌカスクフィニッシュ」はソーテルヌ（シャトー・リューセック）の樽でフィニッシュしたシングルモルトですが、このシャトー・リューセックはソーテルヌの代表とも言うべき存在のワインです。
ソーテルヌ地区の格付け第一級にあたるシャトーでは3品種のぶどうをブレンドしており、深みのある華やかな香りが広がるワインが出来上がります。
「エドラダワー 22年 ヴィンテージ1993 ソーテルヌカスクフィニッシュ」の甘くてエレガントな味わいと香りは、第一級格付けシャトーのソーテルヌを生み出したカスクでフィニッシュしたことによって生み出されたものです。
従来のエドラダワーとは異なる魅力を秘めた「エドラダワー 22年 ヴィンテージ1993 ソーテルヌカスクフィニッシュ」は、エドラダワーの新しい魅力と発見をもたらすに違いありません。