menu list買取商品 - カティサーク 12年 デラックス
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カティサーク 12年 デラックスの高価買取致します
カティサーク 12年 デラックスのご紹介
買取参考価格 | 2000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | ベリーブラザーズ&ラッド社 |
地方 | ロンドン |
分類 | ブレンデッドスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/40% |
ラベルに描かれた帆船がシンボルマークの「カティサーク」は、グレンロセス、マッカラン、といったスコットランド・スペイサイド地方のモルトを主に使用した、まろやかで上質な仕上がりが特徴のスコッチブレンデッドウイスキーとして名高い銘柄です。
近年では、日本を代表する作家、村上春樹氏の小説「1Q84」にも登場したことで広く知られるようになりました。
「カティサーク 12年 デラックス」は、カティサークの基本的なスタイルである、ライトな琥珀色とエレガントな味わいに、さらなる深みを与えたウイスキーです。
12年熟成のスペイサイドモルトをブレンドしたカティサークのプレミアム版となっており、まろやかで上質な仕上がりが特徴です。
カティサーク 12年 デラックスの歴史
スペイサイドモルトが堪能できるカティサーク 12年 デラックス
■カティサーク 12年 デラックスの特徴
カティサーク 12年 デラックスは12年熟成のスペイサイドモルトをブレンドしたプレミアムな一本です。
カティサークは複数の蒸溜所のウイスキーを混ぜるブレンデッドウイスキーの代表格で、手頃なウイスキーとして世界的に人気を誇っています。
カティサークではスコットランドにある、さまざまな地域の蒸溜所の個性豊かな原酒を厳選してブレンドしていますが、スペイサイドはスコッチの王道とも言える有名な蒸溜所が集まっている地域で、ウイスキー造りには最も適した場所とも言えます。
スペイサイドモルトの特徴は、飲みやすくスムーズな味わいのウイスキーが多いところです。
そのため、カティサーク 12年 デラックスも12年熟成ながらも飲みやすく、まろやかなテイストが味わえます。
■カティサークの歴史
カティサークは独自の蒸溜所を持つのではなく、スコットランドの地にある多彩な蒸溜所の原酒を、その時々のコンセプトに合わせてヴァッティングして造られています。
歴史をたどると、もともとはアメリカ向けに販売しようと企画されたウイスキーだったのをご存知でしょうか。
1923年3月のロンドンでワイン商であるベリー・ブラザーズ&ラッド社(BB&R社)の経営者の1人であったフランシス・ベリーは、禁酒法下におけるアメリカ向けにウイスキーブランドの立ち上げを検討していました。
この当時、中国からイギリスに紅茶を輸送する船として活躍し、イギリス人にとって思い入れの深いカティサーク号の話が街ではもちきりでした。
数々の伝説を持つ人気の商船がポルトガルに売却されたのを残念に思っていたイギリス人が多い中、1922年にイギリス人船長ウィルフレッド・ドウマンが買い戻してくれたからです。
そこで、フランシス・ベリーの友人でもある、芸術家ジェームズ・マクベイが、新しく企画するウイスキーには、話題の船の名を付けてはどうかと提案したことで、ブランド名が決まったという逸話が残されています。
■禁酒法下での販売とは
もっとも、禁酒法で酒類の製造や販売、飲酒などが規制されているアメリカで、どうしてアメリカ向けにウイスキーを売り出そうと考えたのでしょうか。
正規のルートはアメリカによって閉鎖されてしまう以上、考えられるルートは密輸しかありません。
では、どのようにアメリカへと運んだのでしょうか。
アメリカでは濃厚な琥珀色のスコッチよりも、ライトで淡い色合いで軽やかなウイスキーが好まれると聞いたフランシス・ベリーはスムーズでライトな飲み口のブレンデッドウイスキーを生み出します。
まずはイギリスで販売し、これまでにはないスコッチとして注目を集めさせます。
話題になったウイスキーは密輸業者の耳にも入り、瞬く間にバハマを通してアメリカに密輸されていったのです。
この密輸船を運航していたのはウィリアム・フレデリック・ビル・マッコイという人物で、マッコイ船長と呼ばれていました。
禁酒法下のアメリカでは、どうにかしてウイスキーが飲みたいとのニーズを満たそうと粗悪なスコッチの密造酒がはびこっていました。
そのような中でマッコイ船長が運んできたカティサークのウイスキーは本格的な味を楽しめる良質なウイスキーであったため、当時のギャングたちの間で、これは本物だと話題を集めます。
そのため、カティサークにはマッコイ船長が運んでくる本物のウイスキーということで、「リアル・マッコイ」という愛称が付き、アメリカで密かに広まっていったのです。
■売却の歴史
禁酒法が敷かれていた中でも、密かに広まり人気を博していたカティサークは、アメリカをはじめ、ブレンデッドウイスキーの全盛期を迎え、日本でも親しまれるウイスキーへと成長していきます。
もっとも、2010年にはカティサークのブランド権がBB&R社からマッカラン蒸溜所などを所有するエドリントングループに売却されました。
さらに2018年6月にはエドリントングループからフランスの酒類大手であるラ・マルティニケーズ・バーディネに売却されています。
日本におけるカティサーク販売はバカルディ・ジャパンが担っており、日本人にも飲みやすいスムーズな味わいのウイスキーとして親しまれています。
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