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カナディアンクラブC.C.オリジナル1858の歴史的背景

■古くからある逸品

カナディアンクラブC.C.オリジナル1858は、「C.C.」の相性で親しまれている、カナディアンクラブの1銘柄です。
名前に「1858」と刻まれているところから、カナディアンクラブは歴史のあるウイスキーだと想像しますが、どのような歴史を歩んできたのでしょうか。
ここではカナディアンクラブの歴史を振り返るとともに、カナディアンクラブC.C.オリジナル1858の特徴についてご紹介します。

■カナディアンクラブの歴史

1856年、ハイラム・ウォーカーはカナダ・オンタリオ州ウィンザーに蒸溜所を建設しました。
これが、カナディアンクラブの始まりです。
蒸溜所のあるウィンザーは、水資源が豊かで穀倉地帯に近いという、ウイスキー造りに適した場所でした。
ハイラムはアメリカ出身ですが、禁酒法でウイスキー造りがままならないアメリカを去り、カナダにやってきました。
初めて造ったウイスキーは「クラブ・ウイスキー」と名付けられ、そのおいしさから評判となります。
人気がアメリカにまで及ぶと、アメリカのウイスキーと区別するため、1890年に「カナディアンクラブ」と名前を変えました。
カナディアンクラブのおいしさは国境を越えて多くの人たちに親しまれ、現在では世界150ヶ国以上で販売されています。
カナダ産のウイスキーは、ほかにはない特徴を持つことから、「カナディアン・ウイスキー」と言われ、世界5大ウイスキーの仲間入りをしています。
カナディアン・ウイスキーがここまで発展したのには、カナディアンクラブの功績は大きく、カナディアン・ウイスキーの先駆的存在と言えるでしょう。

■カナディアンクラブの楽しみ方

カナディアンクラブは、カナディアン・ウイスキー特有の、スッキリとした飲み口に特徴があります。
ストレートやロックでもおいしくいただけますが、ハイボールとも相性が合います。
ハイボールは、ウイスキーとしては気軽に飲める方法で、毎日ハイボール、という人も少なくありません。
カナディアンクラブを炭酸で割ることで味がよりまろやかになります。
レモンを加えると、より爽快感が増すのです。
カナディアンクラブのハイボールはポピュラーな飲み方の一つで、親しみを込めて「C.C.ソーダ」と呼ぶ人もいます。
あっさりとしたのみ口のカナディアンクラブは、カクテルのベースにもピッタリです。
相性の良いのはジンジャーエールやクランベリージュースなど、ほかにも相性の良いドリンクがありますので、いろいろ試してみて、好みのカクテルを造るというのも楽しそうです。
カナディアンクラブの地元ウィンザーにあるレストランやバーでは、「クラブ・マンハッタン」という、カナディアンクラブをロックで楽しむ独特の飲み物があります。
ロックにパールオニオンを添えるのが、定番です。

■カナディアンクラブC.C.オリジナル1858の特徴

カナディアンクラブC.C.オリジナル1858は、6年間熟成されて造られた、カナディアン・ウイスキーです。
カナダの冬は長く厳しいことで知られていますが、こうした環境の中で育てられたカナディアンクラブC.C.オリジナル1858は、クセのない風味で、カナディアン・ウイスキーの特徴がよく表れたウイスキーに仕上がっています。
カナディアンクラブC.C.オリジナル1858のおいしはお墨付きで、英国で開催された「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ2016」において、金賞に輝きました。
スッキリとした味わいに特徴のあるカナディアンクラブC.C.オリジナル1858は、ストレートで飲むのもよし、ハイボールで飲むのもよしと、好みでいろいろな飲み方を楽しめます。
カクテルのベースに使い、軽やかでスムーズなカクテルを味わうというのも良いでしょう。

■初心者向けだが逸品

カナディアン・ウイスキーを語るうえで欠かせない存在のカナディアンクラブ。
カナディアン・ウイスキーは、初心者向けのウイスキーですが、カナディアンクラブで、その特徴を確かめてみるというのはいかがでしょうか。
特にカナディアンクラブC.C.オリジナル1858なら、クセのないスッキリとした味わいを堪能できます。