menu list買取商品 - イチローズモルト 秩父 ニューボーン ダブルマチュアード
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イチローズモルト 秩父 ニューボーン ダブルマチュアードの高価買取致します
イチローズモルト 秩父 ニューボーン ダブルマチュアードのご紹介
買取参考価格 | 84000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ベンチャーウイスキー秩父蒸留所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 秩父市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/61.3度 |
秩父蒸留所より生まれたての意味を持つ銘柄名でリリースされた「イチローズモルト 秩父 ニューボーン ダブルマチュアード」です。
352本限定でリリースされたこちらのボトルには、ダブルマチュアード(DOUBLE MATURED)の名の通りフレッシュバーボン樽で熟成をしたのち、セカンドカスクに新樽のホグスヘッドで二重熟成されたシングルモルトウイスキーがボトリングされています。
バニラやキャラメルなど濃厚な甘さと木製樽に由来するウッディさや酸味を感じる風味が特徴的です。
滅多にお目にかかれない希少性の高いボトルとなっているため、買取にお持ちいただけましたら高くお引き取りさせていただきます!
イチローズモルト 秩父 ニューボーン ダブルマチュアードの歴史
一度きりのお楽しみイチローズモルト 秩父 ニューボーン ダブルマチュアード
■一度だけしか味わえないイチローズモルト 秩父 ニューボーン ダブルマチュアード
イチローズモルト 秩父 ニューボーン ダブルマチュアードは2008年2月に蒸溜を始めたばかりの埼玉県秩父市にある秩父蒸溜所で初蒸溜されたシングルモルトです。
わずか352本の限定で、生まれたてのニューボーンのシングルモルトを楽しめるとあって、とても希少な1本となっています。
ダブルマチュアードというのは、蒸溜した原酒をまず、フレッシュバーボン樽で熟成をし、さらにセカンドカスクに新樽のホグスヘッドで再び熟成した二重熟成スタイルで造られたことを意味しています。
バーボン樽由来のバニラやキャラメルなどの濃厚な甘さと、ホグスヘッド樽に由来するウッディーさと酸味が合わさる複雑なハーモニーを楽しめる1本です。
熟成期間はわずか数ヶ月という、ウイスキーとしては超短期ながらも、しっかりとしたシングルモルトに仕上がっているのも魅惑的です。
■秩父蒸溜所の歴史
秩父蒸溜所は肥土伊知郎氏が2007年11月に設立し、ウイスキーの製造免許を取得した2008年2月から蒸溜をスタートさせたスタッフ数4名ほどのマイクロディスティラリーです。
一般的なウイスキーは、世界標準となっているスコッチウイスキーの基準に合わせ、最低でも3年の熟成期間を置いたうえで販売されます。
これに対してイチローズモルト 秩父 ニューボーン ダブルマチュアードは2つの樽を使ったとはいえ、短期間でのリリースとなっており、とても珍しいタイプです。
もっとも、短期熟成とは思えないほどのウイスキー感が感じられます。
それは2つの樽を使ったことによる独特な風味付けをしたのはもちろんですが、秩父蒸溜所の熟成環境が大きく影響しています。
秩父蒸溜所は夏は高温多湿、冬は雪が降るほど寒く、四季を通じて寒暖の差が激しい地域に位置しています。
美しい自然が残る豊かな地域で、山間部にあることから、年間を通じて朝晩は冷え込み、日中との温度差も大きな地域です。
こうした短期間で温度変化が激しい環境は、ウイスキーの熟成スピードを速めてくれます。
つまり、期間は短くても、温度差が少ない環境の数年にも及ぶような熟成を得ることができるのです。
秩父蒸溜所の開設記念といった意味合いもあるものの、単なる記念作に留まらず、イチローズモルトのファンを獲得したに違いない記念すべきリリースとなりました。
■秩父蒸溜所を運営する肥土伊知郎氏の学びの歴史
秩父蒸溜所を立ち上げた肥土伊知郎氏は1965年生まれ、生家は秩父市で江戸時代から続く老舗の日本酒蔵で東亜酒造と言います。
祖父の代に埼玉県羽生市に羽生蒸溜所を設立し、ウイスキー造りにも乗り出しますが、収益源は日本酒やビール販売でした。
その後、肥土伊知郎氏の父親の代に経営の危機に見舞われてしまいます。
お酒が売れまくったバブル景気が弾け、失われた10年と呼ばれる不況に突入したときのことです。
その当時、肥土伊知郎氏は東京農業大学の醸造科で酒造りを学び、大学卒業後にアルコール製造販売メーカーの国内大手であるサントリーに勤めていました。
ですが、家業の再建のためにサントリーを退社して、家業へと戻ることになったのです。
奮闘の甲斐なく、2000年に東亜酒造は民事再生を申請し、ほかの酒造会社に買収されてしまいます。
その際に羽生蒸溜所は閉鎖され、2004年に撤去されました。
肥土伊知郎氏はその年の9月に株式会社ベンチャーウイスキーを立ち上げ、自分の蒸溜所を造るべく準備を重ねていったのです。
キルホーマン、エドラダワー、ダフトミル、ベンロマック、ペンダーリンなどスコットランドの老舗の小規模蒸溜所を訪問して、蒸溜所運用方法を実践的に学んでいきます。
2006年の7月にはメルシャンの軽井沢蒸溜所で1ヶ月働かせてもらい、仕込みから樽詰めまでを経験、2007年にはスコットランドのベンリアック蒸溜所で1ヶ月働き、仕込みの実務を磨き、現地のクラフトマンから技術指導も受けて、秩父蒸溜所の開設と稼働に備えてきたのです。
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