menu list買取商品 - イチローズモルト 20年 カスクストレングス 2nd ボトリング
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イチローズモルト 20年 カスクストレングス 2nd ボトリングの高価買取致します
イチローズモルト 20年 カスクストレングス 2nd ボトリングのご紹介
買取参考価格 | 180000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ベンチャーウイスキー羽生蒸溜所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 羽生市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/57.5度 |
「イチローズモルト 20年 カスクストレングス 2nd ボトリング」は、羽生蒸留所で蒸留した原酒を年ごとに異なる樽から少しずつ取り出し、20年間の重みをカスクストレングスでボトリングしたシングルモルトウイスキーです。
やや赤みのある褐色を特徴とし、時間経過で変化する複雑な香味が楽しめる味わいがウイスキーファンの間でも好評となっています。
長い余韻でたっぷりと熟成感を味わうことができる酒齢20年以上の超長期熟成イチローズモルトは、時間をかけて少しずつゆったりと楽しむことをオススメいたします。
※買取相場は、市場の相場状況や買取方法などによって上下変動いたしますので、予めご了承ください。
イチローズモルト 20年 カスクストレングス 2nd ボトリングの歴史
ベンチャー企業が造り出す世界が驚くウイスキー
■ジャパニーズウイスキーの父から新たな後継者へつながる日本のウイスキー史
日本におけるウイスキーの歴史を語る上で欠かせない存在と言えば、ニッカウヰスキー創業者であり、ジャパニーズウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝と、竹鶴政孝を招き、寿屋洋酒店において国産ウイスキー造りを目指した現・サントリーの創業者である鳥井信治郎です。
この二人の切磋琢磨が、日本を世界5大ウイスキー産地の1つにしたのは疑いようがありません。
けれど、その後の歴史においてこの二人ほど突出した作り手は生まれてこなかったと言っていいでしょう。
高品質のジャパニーズウイスキーの美味しさを知るにつれ、多くの人が海外のウイスキーに興味を持ち、輸入物のウイスキーにステイタスを見いだすようになったからです。
そんな日本のウイスキー造りの先駆けとなった2つの会社に続いて、2007年から大変注目されているウイスキーメーカーがあります。
それが、イチローズモルトを造り出した株式会社ベンチャーウイスキーです。
■野球選手のイチローとは無関係
イチローズモルトと聞けば、誰もが偉大な功績を残したイチロー選手のことを思い浮かべるでしょうが、イチローズモルトはイチロー選手とは全く無関係です。
株式会社ベンチャーウイスキーの創業者である肥土 伊知郎(あくと いちろう)の名にちなんで付けられたからです。
肥土が自身の名前とイチロー選手を関連付けたかどうかは定かではありませんが、世界に通用するもう1つのイチローが生まれたことは確かです。
■サントリー勤務から自身のウイスキー会社を設立
東京農業大学で醸造学を専攻した肥土は、ジャパニーズウイスキーの父である竹鶴政孝と同じ技術者の道を進みます。
サントリー入社後は、山崎蒸留所で仕事をすることを希望しましたが、サントリーでは技術者には大学院修士課程修了者しかなれなかったため、サントリーでのウイスキー造りをあきらめ、祖父が興し、父が経営を引き継いでいた実家の東亜酒造へ戻り、羽生蒸留所で仕事をすることになります。
しかしながら、東亜酒造は経営危機に陥り、羽生蒸留所は売却されてしまいます。
さらに買い取った企業ではウイスキー製造はしないということで、羽生蒸留所は引き取り手が見つからなければ解体されることに決定したのです。
肥土はウイスキーの原酒を引き取ってくれる先を探し回り、ついに福島県にある笹の川酒造からの支援を取り付けることに成功しました。
笹の川酒造は貯蔵庫を提供してくれ、肥土は親戚から資金援助を受け、2004年、秩父市に自ら株式会社ベンチャーウイスキーを立ち上げたのです。
■笹の川酒造に通ってのウイスキー造り
肥土は自ら技術指導者として笹の川酒造に通い、2005年に笹の川酒造に置いてもらっていたウイスキーから「イチローズ・モルト」を作り、売り出します。
これが世界中で数多くの賞を受けるウイスキーとなり、2007年11月には念願のベンチャーウイスキー秩父蒸留所が完成することになりました。
その後も多くの賞を受けるウイスキーを世に送り出していることから、サントリー山崎蒸留所は後悔しているのではないでしょうか。
とはいうものの、サントリーの山崎蒸留所と白州蒸留所、そしてニッカウヰスキーの余市蒸留所と宮城狭蒸留所に並んで、今やベンチャーウイスキー社の秩父蒸留所が、新たなジャパニーズウイスキーの歴史を紡いでいることは確かです。
■ベンチャーウイスキー社のこだわり
ジャパニーズウイスキーの父・竹鶴政孝がモルトウイスキーにこだわったように、肥土伊知郎もモルトウイスキーに徹底したこだわりを持っています。
この経緯を考えると、肥土にはむしろニッカウヰスキーの方が合っていたような気がするほどです。
そんな株式会社ベンチャーウイスキーの代名詞となっているイチローズモルトの中の1つ、イチローズモルト 20年 セカンドボトリング カスクストレングスは、羽生蒸留所の原酒を樽から少しずつ払い出し、バッティングして作られています。
バッティングとはモルトウイスキー同士を混ぜることを言い、モルトウイスキーとグレーンウイスキーを混ぜるブレンドとは異なることを意味します。
イチローズモルトが高い評価を受けているのは、モルトウイスキーだけをバッティングして造り出しているからだと言えるでしょう。
さらに20年間の重みを味わえるよう、カスクストレングスであるのも特徴です。
ウイスキーならではの琥珀色ではなく、やや赤みがかった褐色なのが特徴で、時間の経過とともに変化する甘美で複雑な香味が楽しめます。
余韻が長く熟成感を存分に味わえることから、ゆっくりと味わうのに最適な逸品です。
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