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人気のアードベッグ 10年 モア 4500mlでたっぷりと味わう

■大容量だからたっぷり楽しめる
アードベッグ 10年 モア 4500mlは人気の高いアードベッグの10年ものの大容量ボトルです。
通常のボトルは720mlですので、約6倍以上の容量が入っています。
バーやレストランなどで業務用としてのニーズがあるほか、クリスマスパーティーや新年会など多くの仲間が集まるホームパーティー向けに用意してもいいかもしれません。
また、アイラモルトがお好きで、720mlボトルはすぐになくなるといった方なら、4500mlあれば、開栓後も少しずつ熟成が進み、味わいや色合いが変わっていくのを楽しみながら、じっくりと飲むことができるのではないでしょうか。

■アードベッグ 10年 モア 4500mlのテイストについて
アードベッグ 10年はアードベッグならではの強烈なスモーキーさと繊細な甘さがパーフェクトに調和した、究極のアイラモルトとして世界中のウイスキーファンに愛されています。
色合いは淡いゴールドで、グラスに注いだときの色合いもキレイです。
香りはアイラ島の海に面した蒸留所ならではの爽やかで海を思わせるヨード香や燻製魚が感じられるほか、炭焼コーヒーの香りや柑橘系の酸味のある果実の香りも感じられます。
味わいはチョコレートとタフィーのような甘さに薫り高いシナモンスパイス、さらに独特の薬品臭としてフェノールの香りが魅力的に入り混じっているのも魅惑的です。
口当たりは最初に少しピリリとした刺激が感じられますが、口に含むにつれ、重厚感が感じられ、甘美なテイストが楽しめます。
フィニッシュはドライな感覚で、タバコの煙やエスプレッソコーヒーのフレーバーが感じられ、ホッとした感じが味わえます。
さらにその後に続く深みのあるピート香が口一杯に広がっていき、アードベッグのアイラモルトならではのテイストが楽しめるのです。
余韻は非常にスモーキーで、長く豊かに漂ったあと、砕いたピートや麦芽の甘みが残るのも魅力的です。

■安定の10年もの
アードベッグはアイラ島の海に面した場所に、1815年に開設された蒸留所で、名だたるアイラモルトの中でも独特のフレーバーで世界のウイスキー通を魅了し続けてきました。
世界の名だたるウイスキーメーカーが、ブレンデッドウイスキーを造る際に欠かせないモルトとしても愛されてきた、歴史と信頼あるアイラモルトです。
とはいえ、極小さな島にある蒸留所であるため、創業者一族が手を引いてからは数奇な運命をたどってきました。
1977年にはハイラムウォーカーによって買収されることになりますが、わずか4年あまりで上手く回らなくなり、1981年には操業休止に追い込まれたのです。
1989年にはアライド社が買収して、12月頃に再稼働を始めることになりましたが、約8年あまりの休業時期には原酒も造られていません。
さらには、その約7年後の1996年に再び操業休止に追い込まれることになりました。
そして、1997年にグレンモーレンジィ社が買収したことで、ようやく現在へと至る復活を遂げることになります。
もっとも、グレンモーレンジィ社が買収した当時の蒸留所は老朽化が進んでボロボロだったと言いますから、アライド社による蒸留や熟成の管理は必ずしもよい環境ではなかったのかもしれません。
グレンモーレンジィ社では蒸留所を改修して、しっかり整備したうえで改めて蒸留をスタートさせました。
もっとも、ウイスキーは蒸留してすぐに販売できるものではなく、熟成期間が必要です。
一方で、アライド社時代の原酒も残されていたことから、その原酒を少しずつ使いながら販売をスタートさせました。
そして、ようやく2003年にベリー・ヤング アードベッグフォー ディスカッションの販売に至ります。
これはグレンモーレンジィ社による1997年に初めて蒸留したもので、アードベッグが正しい方向に進んでいることを伝えるためにリリースされたものです。
2008年7月からはグレンモーレンジィ社が買収してから蒸留した原酒のみを使用したアードベッグ 10年をリリースできるようになりました。
そのため、アードベッグ 10年には安定感と洗練された味わいが期待できます。