menu list買取商品 - アードベッグ 10年 ウェアハウスボックス 2017
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アードベッグ 10年 ウェアハウスボックス 2017の高価買取致します
アードベッグ 10年 ウェアハウスボックス 2017のご紹介
買取参考価格 | 4000円前後
生産国 | イギリス |
---|---|
生産者名 | アードベッグ蒸留所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アイラ島 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/46度 |
「アードベッグ10年 ウェアハウスボックス2017」は、人気の定番商品「アードベッグ10年」をスペシャルパッケージで数量限定でリリースしたアイテムです。
パッケージにはアードベッグのアイコニックな蒸留所を再現しており、アイラ島の蒸留所を眺めているような気分で、完璧に調和した強烈なスモーキーさと繊細な甘さを楽しむことができます。
砕いたピートや麦芽の甘みが残る余韻は、長く豊かに続きます。
アードベッグ 10年 ウェアハウスボックス 2017の歴史
強烈な個性と数奇な運を想いながら
■ アイラ島南部に生まれた苦難の蒸留所
アードベック蒸留所は、スコットランドのアイラ島にあるポート・エレンにあります。
設立は1815年、ジョン・マクダガルが創業者ですが、1794年に前身となる蒸留所は密造とされ、こちらは役人から閉鎖されています。
オフィシャルで数多くのシリーズを持つ珍しい蒸留所ですが、世界中にカルトなファンのいるアードベックは、過去何度も閉鎖や倒産の窮地に立たされて来ました。
変遷をざっと見てみましょう。
1838年、グラスゴーの商人トーマス・ブキャナンが蒸留所を買収しますが、このときは息子のアレクサンダーが蒸留所所長となり営業は継続します。
1853年にはアレクサンダーが営業権を買い戻すも当人は死去、引き継ぎは姉妹のマーガレットとフローラとなります。
同年、コリン・ヘイが新たにオーナーに就任、1922年に再度マクダガル家が蒸留所を買い戻すまで続きます。
1973年、ハイラム・ウォーカーとDCLが共同買収したあと、1977年にはハイラム・ウォーカーの完全傘下となりますが、なんと1981年には操業停止となってしまいます。
1987年にアライド・ライオンズがハイラム・ウォーカーを買収したことで1989年には蒸留所が操業を再開することとなりました。
安心したのもつかの間、1996年にはまたもや操業が停止します。
アライド・ライオンズはアードベッグ蒸留所の売却を決定し、翌1997年にはグレンモーレンジが蒸留所を取得してようやくまた操業が再開されました。
そして2004年にグレンモーレンジがLVMHの傘下となったことで、ようやく蒸留所は現在の安定を得たのです。
■ カルト的人気を誇る数奇なウイスキー
前述のように、アードベックは何度も何度も操業停止や倒産の危機に直面し、そのたびに熱狂的なファンに支えられて復活を遂げてきた数奇な蒸留所です。
なぜそこまで人気があるのに何度も倒れそうになるのか、なぜ何度も倒れそうになりながら立ち上がれるのか、それはひとえにアイラウイスキーのあまりに強烈な個性にあるでしょう。
アイラウイスキーの代表的なモルトはラフロイグ・シングルモルトですが、スモーキーなヨードの香り、オイリーで濃厚な味わいと潮気のある後味は、まさに「惚れるか毛嫌いするか」と言われます。
しかもアードベックはその中でも特にスモーキーでピーティーと言われる強い個性を持っています。
愛してやまない人が「とにかく煙い」と言いながら飲み続ける、そんな魔性の魅力を湛えたウイスキーなのです。
煙いという表現のもとになるのはピート=泥炭を焚き込むからですが、アードベックは群を抜いて味わいを重くするためにあえて強く焚き込むのが特徴でしょう。
そして岩ばかりの海辺から運ばれてきた潮風をそのまま詰め込んだような潮っぽさも、このウイスキーを支えています。
アードベックに魅せられたアードベギャンに応えるために、蒸留所は何度倒されかけても起き上がって来ました。
現在の蒸留責任者が蒸留所の壁にひっかけてあった靴箱を不思議に思って外してみると、それは電気ブレーカーの蓋代わりだったというエピソードがあるほど、苦しい懐事情を抱えて走って来たのです。
そんなアードベックは、かのバランタインのキーモルトでもあります。
複雑で深い味わいを楽しむバランタインを根底から支えるウイスキー、アイラモルトの歴史を支えるウイスキー、それがアードベックであり、かけがえのない魅力です。
■ アードベッグ 10年 ウェアハウスボックス 2017に描かれる絵
ウェアハウスボックス2017は、アードベッグ10年の数量限定スペシャルパッケージです。
そのスペシャルさは、描かれている絵からも伝わって来るでしょう。
そこにあるのはアードベッグ蒸留所、アイラ島のその姿です。
もちろん味わいは期待を裏切らずアードベックたるもので、ピーティーでスモーキー、潮風の残るほのかな甘みを楽しめます。
ボトルとともにゆっくりとグラスを傾けるならぜひストレートで、蒸留所と数奇な運命に想いを馳せながらどうぞ。
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