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カリラを愛するバーの想いが詰まった逸品

■バーカリラの10周年を祝う記念のボトル

「カリラ 33年 1979 バーカリラ10周年記念 バーボンホグスヘッド」は、信濃屋と渋谷の隠れ家的名店「Bar CAOL ILA（バーカリラ）」によるジョイントボトリングシリーズとして発売された、カリラの1979年ビンテージボトルです。
30年以上の熟成を経た「カリラ 33年 1979 バーカリラ10周年記念 バーボンホグスヘッド」は、カリラに関する造詣が最も深い「Bar CAOL ILA」のバーテンダー・小林氏と信濃屋が、1970年代のカリラから1樽を厳選しました。
バーテンダーの小林氏はカリラだけで700種類以上のテイスティングをした経験を持つ人物で、コクがあるのにべたつかない甘さとわずかに感じられる塩味、そして麦芽とフルーツにオーク由来のニュアンスをあわせ持つカリラの魅力を引き出しているのはさすがです。
またフレッシュな植物感にアイラモルトらしいヨードと強いピート、さらにははちみつやバニラなどの甘みがカリラらしさを表しています。
「カリラ 33年 1979 バーカリラ10周年記念 バーボンホグスヘッド」は甘いだけでなく、スパイシーさとドライさも兼ね備えたキレのある味わいが堪能できる仕上がりです。
味わいや香りの素晴らしさはもちろん、イタリアボトラーならではのサンドロ・ボッティチェッリの「春」をモチーフにしたラベルデザインも大変印象的な一本です。
まさに名店「Bar CAOL ILA（バーカリラ）」の10周年を祝うのにふさわしいボトルとなっています。

■ウイスキーの本場・スコットランドまで買い付けに行く老舗のバー

「カリラ 33年 1979 バーカリラ10周年記念 バーボンホグスヘッド」を信濃屋とのジョイントボトリングシリーズとして造り上げた「Bar CAOL ILA」（バーカリラ）は、落ち着いた雰囲気の大人が憩う老舗のモルトバーとして知られています。
「Bar CAOL ILA」が開店したのは2003年のことで、ウイスキーだけでなく季節のフルーツを使ったカクテルなども人気です。
しかしシングルモルト・ウイスキーに関してはこだわりが強く、毎年スコットランドまで買い付けに渡英しています。
バーテンダーの小林氏がカリラだけで700種類以上テイスティングしているのは、カリラ蒸溜所があるアイラ島にも足を運んでいるからです。
「Bar CAOL ILA」とカリラ蒸溜所の名を冠しているだけあって、店内には常時80種類のカリラが揃っています。
「カリラ 33年 1979 バーカリラ10周年記念 バーボンホグスヘッド」はもちろんのこと、それ以外にもアイラモルトのラフロイグやサントリーの白州なども楽しむことができます。

■アイラ島で造られるアンピーテッド・ウイスキー

「カリラ 33年 1979 バーカリラ10周年記念 バーボンホグスヘッド」はアイラモルトらしい力強いピートとヨード、果実のフレッシュ感が味わえるカリラの魅力が詰まった銘酒に仕上がっています。
この焦げ臭くて薬品臭がする上に塩辛いというのがアイラモルトの強い個性ですが、実はアイラ島で造られたウイスキーなのにクセがなくて飲みやすいウイスキーを造っている蒸溜所もあります。
それがブルイックラディ蒸溜所とブナハーブン蒸溜所で、どちらもピートを使用しないノンピートのウイスキーを蒸溜していることで有名です。
1881年にハーベイ一家によって設立されたブルイックラディ蒸溜所は、アイラ島の中でも最も洗練された華やかさとエレガントさを兼ね備えたアイラモルト・ウイスキーと言われています。
同じく1881年にグリーンリース兄弟が創業したブナハーブン蒸溜所ではブレンデッド用の原酒造りを主としていたことから、ピートが効いたモルトよりは優しい味わいのモルト原酒に仕上げる必要がありました。
そのためノンピートの飲みやすいアイラモルト・ウイスキーを造る蒸溜所として操業し、1979年にはブナハーブン蒸溜所初となるシングルモルト・ウイスキーを世に送り出しています。
1846年にヘクター・ヘンダーソンが創業したカリラ蒸溜所でも、「カリラ 17年 スペシャルリリース アンピーテッド カスクストレング」などのアンピーテッド・ウイスキーを生産しています。
こちらのアイラモルトは、かすかにピートのスモーキーさが感じられるウイスキーとして人気を集めました。
このようにアイラモルトと一口に言ってもアイラ島ではさまざまなタイプのウイスキーが造られており、カリラをはじめとしたアイラモルトに詳しいバーテンダーのいる「Bar CAOL ILA」ならいろいろなアイラモルトとの出会いが待っているに違いありません。