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■4種の味が楽しめるスペシャルバージョン
バランタイン１７年 ディスティラリーコレクションは2015年5月12日（火）から全国で数量限定で発売された、バランタイン１７年を構成するキーモルト４種の特徴の違いを飲み比べできる、贅沢な４本セットです。
気軽に楽しみやすいよう１本あたり200mlの小さなボトルとなっており、ミニサイズのボトルが４本セットで希望小売価格は10,000円で発売されました。

■４つのコレクションが発売された背景
バランタイン１７年は４０種類にも及ぶモルト原酒とグレーン原酒を、誕生以来変わらないレシピで歴代のブレンダーが受け継ぐ技でブレンドされています。
その中でも４つキーモルト原酒があり、それがスコットランドのハイランド、ローランド、スペイサイド、アイラの4つの地方にある蒸留所で造られています。
地域や風土が変われば同じスコットランド内にあっても、育まれるモルト原酒の香りや味わいが変わってきます。
本来のバランタイン１７年は４つのキーモルト原酒をベースに多彩なモルト原酒を絶妙に掛け合わせ、グレーン原酒で全体をまとめて複雑な香味とバランスのとれた味わいを醸し出しています。
現在のマスターブレンダーである５代目のサンディー・ヒスロップは、歴史と伝統の技とレシピを受け継ぎながらも、新しい取り組みやサプライズにも積極的に取り組むアイディアマンでもあります。
彼は２０１２年から蒸留所シリーズとして、４つのキーモルト原酒それぞれの特徴を際立たせたスペシャルエディションを毎年１つずつ発売してきました。
２０１２年にスキャバ蒸留所の潮風香る華やかなスキャパ エディションを、２０１３年には円やかなミルトンダフ エディションを、そして２０１４年には甘みも楽しめるグレントファーズ エディションを発売し、２０１５年には今回のバランタイン１７年 ディスティラリーコレクションとして、４つ目の蒸留所であるグレンバーギのモルト原酒の特徴が楽しめるグレンバーギ エディションも加えた４つをセットにして発売されたのです。
蒸留所シリーズの最後を飾るのが、グレンバーギ エディションだけでなく、既に発売された３本とセットというところも憎い発想であり、バランタインファンにはたまらないコレクションとなりました。

■4つの贅沢なコレクション
セットされている４種の１本ずつをご紹介していきます。
まず、バランタイン17年 スキャパ エディションはバニラやトロピカルフルーツを想わせる甘く華やかな香りが特徴で、味わいは滑らかでオレンジやピーチを想わせるフルーティなテイストが楽しめ、甘くスムースで長い余韻が続いていきます。
バランタイン17年 ミルトンダフ エディションは香りがピーチやオレンジのような甘さとかすかにアーモンドの香りも楽しめ、味わいが花のように香る甘くスムースな味わいで、スキャバエディションとは香りと味わいが逆のように感じられます。
甘くて円やかな長い余韻が続くので、幸せな時間が過ごせます。
バランタイン17年 グレントファーズ エディションは甘い柑橘系の香りを基調に、ヘーゼルナッツやスコットランドで人気のヘザーの花のような香りがかすかに感じられます。
味わいはキャンディのように甘く、口に含めるとほのかにベリーのような香味と大麦由来の甘みを感じることができます。
余韻は豊かな香り立ちが長く続き、華やかな時間を演出してくれます。
４本目のバランタイン17年 グレンバーギ エディションは洋梨を想わせるリッチでフルーティな香りが楽しめ、味わいはフルーティーかつココアやチョコレートを想わせる幸福を感じるテイストです。
ふくよかで豊かな余韻が長く続きます。
いずれもアルコール度数は40％で、飲みやすい仕上がりになっています。

■グレンバーギ蒸留所の特徴
今回のコレクションで初登場となるグレンバーギ エディションのキーモルトを育むグレンバーギ蒸留所はスコットランド最大のウイスキー生産地であるスペイサイドにあり、創業は1810年と古く200年以上もの歴史を持ちます。
バーギー丘陵の湧き水を仕込み水に使い、リッチで華やかさを持つモルト原酒を生み出しています。