カクテルで中国酒を身近に
中国酒はまだまだ日本では馴染みが薄く、アルコール度数が高くて飲みにくい、クセがあると敬遠されている方も多いかもしれません。
ですが、身近な素材を使ってカクテルにしてみることで飲みやすくなり、中国酒への親しみも深めることができます。
紹興酒でカクテル
中国酒の代表格ともいえる紹興酒は独特の琥珀色が特徴で、中国酒の中でも黄酒というカテゴリーのお酒です。
「チャイナ・カシス」は紹興酒の独特な風味が苦手という方にも飲みやすくなるおすすめカクテルで、クレームドカシスの甘味でクセが和らぎ、サッパリと飲みやすくなります。
紹興酒とカシス・ソーダを好みの量合わせ、カットレモンを搾っていただきましょう。
「上海・ハイボール」も簡単でクセが緩和され、すっきりいただけます。
紹興酒をソーダで割り、スライスレモンを添えれば完成です。
「香港フィズ」は口当たりのよさが特徴で、紹興酒をジンジャーエールで割ってスライスレモンを添えるだけです。
「ロイヤル・ジャスミンティー」は中国らしい組み合わせで寒い時期にもおすすめです。
紹興酒をホットのジャスミンティーで割ります。
日本でも人気の杏露酒でカクテル
日本でも馴染みがあり、女性に人気の杏露酒を使ったカクテルもおすすめです。
「杏露花(シンルーファ)」は杏とグレープフルーツで甘酸っぱいテイストが楽しめます。
杏露酒とスロー ジン、グレープフルーツ ジュースを3対1対5の割合でシェイクしましょう。
「杏パナシェ」は杏露酒の甘さが苦手な男性にもおすすめで、ほろ苦いビールで爽快なテイストへ導きます。
杏露酒、ビール、レモンリキュールを2対4対1の割合でグラスに注げば完成です。
楊貴妃が愛した中国伝統の桂花陳酒でカクテル
桂花陳酒はあまり聞いたことがないかもしれませんが、楊貴妃が愛飲したとの伝説が残る中国伝統の果実酒です。
キンモクセイのような芳香な甘い香りが特徴で、透き通った琥珀色をしており、テイストも甘口で女性が飲みやすい中国酒です。
「楊貴妃(ようきひ)」は桂花陳酒とライチ リキュール、グレープフルーツジュースを3対1対2で合わせ、適量のブルーキュラソーを加えます。
「鈴明(りんめい)」桂花陳酒とブランデー、キルシュワッサーを2対1対1の割合にし、お酒の弱さや好みに合わせて適量のオレンジジュースをブレンドします。