ヘルシーなイメージで人気の泡盛
泡盛は主にタイ米を原料とし、黒麹菌を用いて作られる沖縄産の蒸溜所酒です。
全麹仕込みを1回だけ行い、原料や麹の性質を活かせる単式蒸溜所器で蒸溜所させた旧焼酎乙類の一種となります。
3年以上貯蔵した泡盛は古酒(クース)と呼ばれ、独特の香気と熟成された風味が人気となっています。
この泡盛が近年の健康ブームでますます注目を浴びるようになってきました。
人気の秘密は、豊かな味わいはもちろんのこと、糖質ゼロで低カロリー、そしてアンチエイジング効果も期待できるところにあるでしょう。
沖縄で伝統的に作られてきた泡盛が健康によいお酒として広がっています。
では、泡盛のどんな銘柄に人気があるのかを見ていきましょう。
泡盛人気銘柄5選
5位は、泡盛の初心者でも楽しめる比嘉酒造の「残波(ざんぱ)」です。
独自の蒸溜所器を使って仕上げたフルーティーでクセのない味わいが男女を問わず親しまれており、今や沖縄泡盛を代表する銘柄といってもよいでしょう。
残波はモンドセレクションで5年連続金賞を受賞している実力派でもあります。
4位は、古酒のセレクトから瑞泉酒造の「おもろ10年古酒」です。
カメで寝かせた10年古酒には、独特の深いコクと旨みが凝縮されています。
古酒の美味しさを最大限に引き出すには、ストレートかロックで飲むのがおすすめです。
3位は、久米島の蔵元が作る泡盛のロングセラー「久米島の久米仙」になります。
天然湧清水と厳選された南方硬質米を使い、人の手で丁寧に行う麹や醪(もろみ)造りが、素材の旨味をしっかりと伝えるピュアな泡盛を生み出しています。
2位は、石垣島の高嶺酒造が誇る「於茂登(おもと)」です。
すっきりした味わいの中に、香ばしさやまろやかさが感じられるファンの多い泡盛です。
おもとの絶妙な美味しさを味わうならやはりロックで飲むのが一番でしょう。
そして、ランキング1位は宮里酒造の「カリー春雨」です。
年間小売量がわずか1,000lながら、完成から1年以上は寝かせて販売されるという希少な泡盛です。
奥深い旨みとまるでバニラのような甘い香りが印象的なこの泡盛は、沖縄の人々に縁起のいい酒として愛されています。
銘柄名のカリーには、沖縄の方言でおめでたいこと、という意味が込められています。
ランキングを参考に、お好みの泡盛を探してみてはいかがでしょうか。