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ラベルに世界の七不思議が描かれたカリラ29年ワールドワンダーズモリソン＆マッカイ

■カリラの個性が存分に味わえる逸品

「カリラ 29年 ワールドワンダーズ モリソン＆マッカイ」は、ヴィジュアルフレーバーで人気を博しているモリソン＆マッカイ社が手掛けたプレミアムレンジのファーストリリースで、選びに選び抜いた樽がボトリングしてあります。
「カリラ 29年 ワールドワンダーズ モリソン＆マッカイ」のカスクタイプはホグスヘッドで、1983年3月8日に蒸溜し、2012年6月11日に瓶詰めされた商品です。
ワールドワンダーズとは「世界の七不思議」のことで、当時の建築技術では難しいとされる古典古代における巨大建造物を指します。
「ワンダーズ」には「驚かせるもの」や「賞賛すべきもの」という意味があり、モリソン＆マッカイ社では「カリラ29年」のラベルに「ロドス島の巨像」を描きました。
そんな「ロドス島の巨像」のデザインラベルが貼られた「カリラ 29年 ワールドワンダーズ モリソン＆マッカイ」は、スモーキーで刺激のあるアイラモルトに仕上がっています。
スモークした力強いピートにグレープフルーツや完熟マンゴーなどのフルーティーさが絶妙に絡み合い、アルコール度数61.4％と高いながらも、その高さを感じさせないのが特徴です。
また29年熟成という長期熟成のカリラ・アイラモルトの醍醐味が味わえる至高の逸品でもあり、カリラファンだけでなくすべてのアイラモルトファンを魅力することは間違いありません。

■世界の七不思議を描いたワールドワンダーズ

「カリラ 29年 ワールドワンダーズ モリソン＆マッカイ」のラベルに描かれている「ロドス島の巨像」とは、エーゲ海南東部にあるロドス島にある太陽神・へーリオスを象った彫像のことです。
台座からの高さは50m、へーリオスだけでも34mある建造物で、これはニューヨークの自由の女神に匹敵する大きさとなります。
「ロドス島の巨像」以外に「へーリオスの巨像」と称されることもあり、世界七不思議の一つと言われています。
またモリソン＆マッカイ社ではほかにも「オリンピアのゼウス像」をラベルに描いたトマーチンもボトリングしており、カリラとともにファーストリリース商品として力を入れた渾身作です。

■良質の樽を所有するモリソン＆マッカイ社

モリソン＆マッカイ社は元モリソン・ボウモア取締役のブライアン・モリソン氏と、「キーパー・オブ・ザ・クエイク」を受賞しているケニー・マッカイ氏が創業したインディペンデントボトラーです。
モリソン＆マッカイ社の創業地はスコットランドのパースシャーで、現在は同じパースシャーの地に新しい蒸溜所の建設を進めています。
モリソン＆マッカイ社は蒸溜所の個性がはっきりとわかる樽選びを行うのが特徴で、「カリラ 29年 ワールドワンダーズ モリソン＆マッカイ」もカリラ蒸溜所の個性がしっかりと表れているのがわかる仕上がりです。
創業者のブライアン・モリソン氏とケニー・マッカイ氏は、業界に太いパイプとコネクションを持っているだけでなく、長年の経験から良質の樽を多数所有する手腕を持っています。
そのため入手するのが非常に困難な良質の樽も所有するなど、モリソン＆マッカイ社の樽を厳選する力は素晴らしいの一言です。
「ワールドワンダーズシリーズ」以外にも「ヴィジュアルフレーバーシリーズ」や「カーンモアシリーズ」などが有名で、特に状態の良い樽は「セレブレーション・オブ・カスク」としてボトリングされています。
創業者の一人であるケニー・マッカイ氏は、ボウモア蒸溜所とオーヘントッシャン蒸溜所、それにグレンギリー 蒸溜所を所有するモリソン・ボウモア社の元マネージング・ディレクターだった人物です。
スコッチ・ウイスキー業界で30年以上のキャリアを持つケニー・マッカイ氏には、スコッチ・ウイスキー業界において多大なる貢献をした人物に贈られる「キーパー・オブ・ザ・クエイク」の称号が授与されました。
まさにスコッチ・ウイスキー業界を語るにあたってケニー・マッカイ氏は外せない人物で、業界では「重鎮」として尊敬されています。