menu list買取商品 - イチローズモルト カード エース・オブ・スペード
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イチローズモルト カード エース・オブ・スペードの高価買取致します
イチローズモルト カード エース・オブ・スペードのご紹介
買取参考価格 | 140000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ベンチャーウイスキー羽生蒸留所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 羽生市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 720ml/55度 |
「イチローズモルト カード(ICHIRO’S MALT CARD)」シリーズは、ラベルにトランプの絵柄をデザインし、カードごとに風味の異なるウイスキーをボトリングした人気のラインナップです。
「エース・オブ・スペード(ACE OF SPADES)」は、羽生蒸留所のシングルモルトを1985年にホグスヘッド樽へ貯蔵した後、スペインオークシェリーバットでフィニッシュされ、2006年にボトリングされました。
スパニッシュオーク由来の甘く濃厚な香りが漂い、ダークシェリーやメープルシロップのような重厚で力強い味わいが魅力の1本です。
イチローズモルトのカードシリーズは強化買取中です!
イチローズモルト カード エース・オブ・スペードの歴史
長い歴史を持つ酒造メーカーから生まれたウイスキー職人
■彗星のごとく現れた新しいウイスキーメーカー
2004年9月、秩父に1つのウイスキー会社が誕生します。
それが株式会社ベンチャーウイスキーです。
創業者は東亜酒造に生まれた肥土伊知郎という人物ですが、その名はほとんど知られていなかったと言ってよいでしょう。
そんな株式会社ベンチャーウイスキーは、2004年に創業を開始し、2005年に発売するやいなや、世界100カ国以上で発行されているウイスキー専門誌『ウイスキーマガジン』のジャパニーズモルト特集において、最高ランクのゴールドアワードを受賞します。
さらに、秩父蒸留所ができあがった2007年からは、5年連続で世界最高のウイスキーを決めるワールド・ウイスキー・アワードで、カテゴリー別日本一という偉業を成し遂げたのです。
この株式会社ベンチャーウイスキーが世に送り出し、世界中のウイスキーファンをうならせたのが、イチローズ・モルトというモルトウイスキーでした。
■蒸留所を持つ酒造メーカーに生まれて
株式会社ベンチャーウイスキーの創業者は、1965年、栃木県秩父市に生まれた肥土伊知郎という人です。
実家は江戸時代から酒造会社を営む老舗で、1946年に祖父がウイスキー販売免許を取得したことから、蒸留所もありました。
東亜酒造の羽生蒸留所といえば、地元のウイスキー好きにとっては、上質のモルトウイスキーを造る酒造会社として、ちょっと知られた存在だったのです。
特に羽生蒸留所を造り上げた祖父は、モルトウイスキー造りにはこだわりを持っていたと言われています。
肥土伊知郎も大学では醸造学を専攻していますので、祖父の影響によってウイスキー造りに多大な関心を持っていたのでしょう。
その証拠に、卒業後はサントリーに入社しており、山崎蒸留所で技術者となることを希望していたからです。
ただ、その願いは叶わず、肥土は実家の東亜酒造に戻ることにしました。
■待っていたのは転換という苦労
実家に戻った肥土は、祖父から父へと受け継がれた東亜酒造が経営の危機に陥っていることを知り、愕然とします。
得意先へ紙パックの酒を自ら持ち込んでなんとか経営を立て直そうとしたものの、時すでに遅く、東亜酒造は売却され、祖父が精魂込めて作った羽生蒸留所も、買取先がウイスキー造りはしないということで解体することが決まっていました。
さらに、解体するにあたってすでにあった原酒の樽をすべて廃棄するようにと迫られます。
その樽の数は400とも4000とも言われ、定かではないものの、相当な数だったことは明らかです。
この原酒を処分するわけにはいかないと、肥土は奔走します。
かつて勤めていたサントリーにも保管を依頼しましたが断られ、それでも探し続ける肥土に手を差し伸べたのが、東北ではニッカウヰスキーに次いで、ウイスキー製造を手掛け始めた福島の笹の川酒造でした。
羽生蒸留所の貴重な原酒は、笹の川酒造に保管されることとなり、肥土は株式会社ベンチャーウイスキーを立ち上げます。
そして技術者として笹の川酒造に赴き、この笹の川酒造から2005年に発売されたのが、イチローズ・モルトだったのです。
■笹の川酒造からの引き上げ
イチローズ・モルトは発売されてすぐに数々の賞を総なめし、一躍ウイスキー業界の風雲児的存在となります。
2007年には秩父蒸留所を完成させた肥土ですが、その蒸留所建設にかかった費用は2億円と言いますから驚きです。
とはいえ、蒸留機はスコットランドからわざわざ取り寄せたポットスチルと呼ばれる単式蒸留機で、祖父がこだわったモルトウイスキー造りに欠かせないものでした。
あのニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝が、体を張って調べ抜いた蒸留機です。
このモルトウイスキーに自らの名を付けた肥土伊知郎の心の中には、祖父が持っていたモルトウイスキーへのこだわりが確かに受け継がれています。
■トランプをモチーフにしたおしゃれなシリーズ
イチローズ・モルトには、カードシリーズというラベルにトランプの絵柄をデザインしたラインナップがあり、カードごとに風味の異なるウイスキーをボトリングしているのが特徴です。
その中の1つ、イチローズモルト カード エース・オブ・スペードは、羽生蒸留所のシングルモルトを1985年にホグスヘッド樽で貯蔵した後、スペインオークシェリーバットでフィニッシュしたのち、2006年にボトリングしました。
甘く濃厚な香りは、ダークシェリーやメープルシロップを思わせ、スパニッシュオークの甘さと香ばしさ、さらに厚みと力強さが味わえる逸品となっている上に、シリーズものとしての希少価値が高いとあって、世界中のウイスキーファンが欲しがるウイスキーとなっています。
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