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イチローズモルト カード ジョーカー カラーの高価買取致します
イチローズモルト カード ジョーカー カラーのご紹介
買取参考価格 | 350000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ベンチャーウイスキー羽生蒸留所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 羽生市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/57度 |
「イチローズモルト カード ジョーカー カラー(ICHIRO’S MALT CARD JOKER COLOR)」は、2005年からリリースされたイチローズモルト・カードシリーズを締めくくる最後のラインナップとして、2014年に発売された2種類のボトルのひとつです。
もう1本は、トランプのジョーカーをモチーフとしたデザインラベルがモノクロで描かれているボトルとなります。
1985年から2000年までに貯蔵された複数の原酒をバッティングし、3,690本のみ限定でボトリングされました。
シリーズ最終章として登場したジョーカーラベルは希少価値が高いため、中身のない空き瓶でも高くお買取りさせていただきます!
イチローズモルト カード ジョーカー カラーの歴史
イチローズモルト カード ジョーカー カラーとカード・シリーズの歴史
■最後にリリースされたイチローズモルト カード ジョーカー カラー
ベンチャーウイスキーのイチローズモルトには、カード・シリーズと呼ばれるウイスキーがあります。
リリースされたのは全部合わせて54種類で、イチローズモルト カード ジョーカー カラーは、一番最後にリリースされたウイスキーになります。
2019年8月に香港で開かれたオークションでは、このカード・シリーズ54本が出品され、719万2,000香港ドル(約9,750万円)という超高額で落札され、話題を呼びました。
製造終了してもなお、根強い人気を誇るカード・シリーズですが、ここではシリーズ誕生秘話とともに、シリーズの最後を飾るイチローズモルト カード ジョーカー カラーの魅力についてスポットを当ててみます。
■ウイスキーが持つ味の多様性がカード・シリーズ誕生のきっかけに
カード・シリーズの生みの親であるベンチャーウイスキーは、2004年、埼玉県秩父市に設立されました。
創業者の肥土伊知郎(あくといちろう)氏にとって会社設立は、先代から受け継いだ事業を経営悪化によって手放すことになり、残された400樽(羽生蒸溜所にて蒸溜されたもの)のウイスキー原酒とともに、再起をかけたスタートでした。
2006年に初のイチローズモルトを発売、その後取り組み始めたのがカード・シリーズです。
といっても当初からカード・シリーズを発売しようという目的ではありませんでした。
ウイスキーを熟成させる際、樽に入れて寝かせる必要がありますが、使用する樽の種類は豊富にあり、各蒸溜所で使い分けられています。
肥土氏は樽の違いによってウイスキーの味が異なることを発見、その多様性をシリーズ化させようと考えました。
それを現実化させようと、関係者と話し合っていたときに浮かんだのが、トランプカードをモチーフにしたシリーズ化でした。
肥土氏は、4つの異なる樽にそれぞれ原酒を入れて熟成させ、それをシングルカスクで瓶に詰めていました。
トランプカードはスペード・ハート・ダイヤ・クラブと、ちょうど4種類あり、コンセプトにフィットしたのです。
カード・シリーズがリリースされた当初は、それほど大きな反応はありませんでした。
ところが2007年に、カード・シリーズの一本である「キング オブ ダイヤモンズ」(2005年発売)が、英国のウイスキー専門誌『ウイスキーマガジン』で特集されたジャパニーズモルト特集にて、「ゴールドアワード」に選ばれたことをきっかけに、一気に注目されることになったのです。
■イチローズモルト カード ジョーカー カラーは54番目のウイスキー
2005年に発売を開始したカード・シリーズは、その後次々に種類が追加され、2ジョーカー2本が加わった2014年までに、合計54種類になりました。
つまりトランプカードと同じ数のウイスキーが誕生したのです。
同じ銘柄から、これほどまでに異なる味のウイスキーが誕生するものかとびっくりするかもしれませんが、ウイスキーの味にはそれだけ多様性があるということを物語っています。
イチローズモルト カード ジョーカー カラーは54番目、シリーズの中で一番最後にリリースされたウイスキーになります。
トランプのジョーカーは通常2枚ありますが、イチローズ・モルトのジョーカーにも、カラーとモノクロの2種類あります。
カード・シリーズは、羽生蒸溜所にて蒸溜された原酒を、異なる樽にそれぞれ移し、さらに数ヶ月から数年間熟成させてから、シングルカスクでボトリングします。
イチローズモルト カード ジョーカー カラーは、さらに「6つのヴィンテージ」(1985・1986・1988・1990・1991・2000年)と、「7つの異なる樽」(ホグスヘッド・ちびダル・パンチョン・バーボンバレル・シェリーパット・コニャックカスク・マデイラホグスヘッド)をブレンディングさせて仕上げられています。
■イチローズモルト カード ジョーカー カラーの魅力
ボトリングされたイチローズモルト カード ジョーカー カラーの数は3,690本で、これはシリーズの中でも一番多い数字となっています。
カード・シリーズの一番最後のウイスキーということもあってか、イチローズモルト カード ジョーカー カラーは、シリーズの中でも特に人気があるのです。
アルコール度数は57.7度で、メープルシロップをはじめレーズンやカカオパウダー、アーモンド、ドライプルーンなどさまざまな香りが層をなし、とても良い香りを放ちます。
樽の恩恵が感じられる味わいは、ウイスキー通の舌をも唸らせるでしょう。
飲み口は甘く、後から程よい酸味が口の中に広がり、渋みと苦みが残ります。
全体的に甘みと酸味のバランスが良く、飲みごたえのある深い味わいが印象に残るウイスキーです。
■最後にふさわしい一本
肥土氏のウイスキーにかける情熱と、長い年月をかけて熟成された原酒から誕生した、イチローズモルトのカード・シリーズ。
複数の異なる方法で熟成された原酒を組み合わせて造られたイチローズモルト カード ジョーカー カラーは、ウイスキーの多様性を象徴するカード・シリーズを締めくくる最後のウイスキーにふさわしい一本といえます。
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