menu list買取商品 - イチローズモルト カード テン・オブ・ダイヤモンズ
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イチローズモルト カード テン・オブ・ダイヤモンズの高価買取致します
イチローズモルト カード テン・オブ・ダイヤモンズのご紹介
買取参考価格 | 300000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ベンチャーウイスキー羽生蒸留所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 羽生市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/54度 |
「イチローズモルト カード テン・オブ・ダイヤモンズ(ICHIRO’S MALT CARD TEN OF DIAMONDS)」は、羽生蒸留所が閉鎖された2000年に蒸留されたモルト原酒を2つの樽で熟成し、585本限定でボトリングした貴重なボトルです。
2つの熟成樽には、ホグスヘッドとアメリカンオークのパンチョン樽を使っています。
終売品の入手困難なレアアイテム「イチローズモルト カードシリーズ」は、ラインナップの54種類すべてがプレミア価格で流通しているため、ネオプライスでも買取強化いたしております!
イチローズモルト カード テン・オブ・ダイヤモンズの歴史
美しいラベルデザインも魅力のイチローズモルト・テン・オブ・ダイヤモンズ
■ハーブの香りが変化する複雑な味わいが魅力
「イチローズモルト カード テン・オブ・ダイヤモンズ」は、埼玉県羽生市にあった今はなき羽生蒸溜所のモルト原酒を使って造られたモルトウイスキーです。
1990年に羽生蒸溜所にて、ファーストバレルにはホグスヘッド樽を、そしてセカンドバレルにはアメリカンオークパンチョンを使用して蒸溜・熟成させたモルト原酒となっています。
ボトリングされたのは2011年で、ボトリング本数は585本でした。
ほんのりと褐色を帯びたゴールドカラーが印象的で、ミルクキャラメルを思わせる甘みとミントやメンソール系のハーブの香りが、時間を追うごとにフルーティな香りへと変化していくのが特徴です。
加えて乾燥イチジクや独特の甘い香りを持つ八角形のハーブ・スターアニスのようなスパイシーな味わいが複雑さを増し、長い余韻が楽しめる逸品に仕上がっています。
「イチローズモルト カード テン・オブ・ダイヤモンズ」は加水を行っていないカスクストレングスのため、54.9度の高いアルコール度数を保ったままボトリングされています。
また冷却濾過なしのノンチルフィルター、無着色(ノンカラー)ですので、樽出しウイスキーが持つ本来の風味が味わえるところも大きな魅力です。
■イチローズモルトを知るうえで欠かせない酒造会社
世界中にコレクターを持つ株式会社ベンチャーウイスキーの「イチローズモルト・カードシリーズ」を語るうえで、なくてはならないのが羽生蒸溜所で蒸溜・貯蔵されたモルト原酒です。
羽生蒸溜所は埼玉県羽生市にある東亜酒造が建設した蒸溜所で、東亜酒造はイチローズモルトの生みの親・肥土伊知郎(あくといちろう)氏の祖父が設立しました。
東亜酒造設立以前から肥土酒造本家として酒蔵を営んでおり、なんと創業は1625年(寛永2年)という老舗中の老舗の酒蔵です。
東亜酒造は1946年にウイスキーの製造免許を取得し、輸入原酒を自社でブレンドして瓶詰めした「ゴールデンホース」の製造販売に着手します。
1962年にはグレーン原酒を自社蒸溜所での蒸溜を開始し、1980年にはポットスチルを建造しました。
これによって自社でのモルト原酒の蒸溜も手掛けられるようになり、多くのモルト原酒を貯蔵するようになったのです。
しかしウイスキーの消費量の落ち込みにより、東亜酒造は2000年に民事再生法適用の申請を行います。
数多くのモルト原酒を蒸溜してきた羽生蒸溜所も2000年をもって蒸溜を停止し、2004年10月に閉鎖となりました。
しかし東亜酒造の創業者の孫にあたるベンチャーウイスキーの創業者であり社長の肥土伊知郎氏が、祖父の造ったモルト原酒を廃棄処分から守ります。
20年の熟成期間を経ていたモルトは一流品となっており、「イチローズモルト カード テン・オブ・ダイヤモンズ」などのカードシリーズで見事によみがえることとなりました。
東亜酒造の羽生蒸溜所で蒸溜されたモルトがなければ、イチローズモルトのカードシリーズは誕生しなかったといっても過言ではありません。
■株式会社ベンチャーウイスキーとその創業者の誕生
株式会社ベンチャーウイスキーの創業者・肥土伊知郎氏は、1965年に肥土酒造の21代目として埼玉県秩父市で誕生しました。
しかし家業を継ぐ気は肥土氏にはなく、本命の大学とは違った東京農業大学に進学したことでウイスキーにかける人生が始まります。
大学の醸造学科で学んだ肥土氏はサントリーに入社して営業職に励んでいましたが、29歳のときに実家の東亜酒造が経営難となったため退職して実家に戻りました。
しかし東亜酒造は日の出通商に売却されることになり、ウイスキー事業から撤退する意向が示されます。
羽生蒸溜所に残されたモルト原酒は樽400個分で、20年の長期熟成によって素晴らしい可能性を秘めた原酒となっていました。
幸いにも福島県の笹の川酒造がすべての樽の引き取りに応じてくれたことで原酒は守られ、肥土氏はこのモルト原酒を使ったウイスキーを造ることを決意したのです。
株式会社ベンチャーウイスキーが誕生したのは2004年9月で、肥土氏の生まれ故郷である秩父市に本社と蒸溜所を構えています。
自らの名を冠した「イチローズモルト」の製造・販売を手掛け、「イチローズモルト カード テン・オブ・ダイヤモンズ」を含むシリーズは大人気となりました。
ベンチャーウイスキーと肥土伊知郎氏から、今後も目が離せません。
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