menu list買取商品 - イチローズモルト カード フォー・オブ・ハーツ
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イチローズモルト カード フォー・オブ・ハーツの高価買取致します
イチローズモルト カード フォー・オブ・ハーツのご紹介
買取参考価格 | 280000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ベンチャーウイスキー羽生蒸留所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 羽生市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/59度 |
2000年に蒸留を停止した埼玉県の羽生蒸留所で貯蔵された原酒を、フレンチオークのコニャック樽で追加熟成させたのち、2011年にわずか361本のみボトリングした貴重なシングルモルトウイスキー「イチローズモルト カード フォー・オブ・ハーツ(ICHIRO’S MALT CARD FOUR OF HEARTS)」です。
コニャックカスクを使用することでスムースな口当たりに仕上がっており、メイプルシロップやハチミツのようにコクのある濃厚な甘い香りや、ビターチョコレートのようにほろ苦い味わいが特徴となっています。
トランプカードをモチーフとしたイチローズモルトのカードシリーズは、非常に少ない生産数と、今後増産されない終売品という希少性から、現在は入手困難なレアアイテムとなっています。
イチローズモルト カード フォー・オブ・ハーツの歴史
冬の星座が煌めくラベルが美しいイチローズモルトカードフォー・オブ・ハーツ
■牡牛座がデザインされた冬の星座シリーズの中の一本
「イチローズモルト カード フォー・オブ・ハーツ」は2000年に羽生蒸溜所で蒸溜し、熟成させたモルト原酒で造られたシングルモルトウイスキーです。
ベンチャーウイスキーの人気シリーズである「イチローズモルト・カードシリーズ」の中でも星座がデザインされている「星座シリーズ」のうちの一本で、2001年に秩父蒸溜所にてボトリングされた361本の数量限定商品として販売された大変希少価値の高い逸品となっています。
1stカスクにホグスヘッドを、2ndカスクにフレンチオークコニャックカスクを使用しており、スムースな口当たりのシングルモルトウイスキーに仕上がりました。
ハチミツやメイプルシロップを思わせる甘い香りに、ウイスキーならではの麦の芳しい香りと甘みが広がっていきます。
それはまるで香ばしく焼き上げたパンケーキやホットケーキにメイプルシロップをかけたような味わいで、味わうほどにまろやかなコクが深みを増していくようです。
ウイスキーの色合いは琥珀色というよりは淡いゴールドという感じで、スイートな甘さからだんだんとビターチョコレートのようなほろ苦さに変化する過程が楽しめます。
「イチローズモルト カード フォー・オブ・ハーツ」はカスクストレングス、ノンチルフィルターとなっているため、水割りやトゥワイスアップで加水するとビターさが消えていき、口当たりと飲み口がサラッとした味わいになります。
ウイスキーのビターさが苦手という人には、まろやかな甘みを引き立てることができる加水での飲み方がおすすめです。
■ベンチャーウイスキーの創業者が語る苦悩の時期
今や世界中に数多くのコレクターを持つ「イチローズモルト・カードシリーズ」は、埼玉県秩父市にある株式会社ベンチャーウイスキーが製造・販売しているウイスキーです。
「イチローズモルト カード フォー・オブ・ハーツ」は全54種類が揃うカードシリーズの中の1商品で、これまで54種類全部の絵柄が揃ったイチローズモルトのカードシリーズは世界で4つしか報告されていません。
コレクターの多くが今も市場に流通しないかどうかに目を光らせていますが、どこで販売されてもあっという間に売り切れてしまうので入手するのは大変です。
そんな人気シリーズを生み出したベンチャーウイスキーの創業者・肥土伊知郎(あくといちろう)氏は、2004年に埼玉県秩父市にウイスキーの製造会社を設立しました。
秩父蒸溜所の建設は2007年で、実際に蒸溜所が稼働したのは2008年2月からです。
肥土伊知郎氏の祖父は埼玉県羽生市に建設した羽生蒸溜所でモルト原酒を蒸溜・熟成していましたが、羽生蒸溜所の閉鎖に伴って保管されていた貴重なモルトが孫の建設した秩父蒸溜所にてボトリングされています。
肥土家は江戸時代から続く老舗の酒蔵でしたが、父の代になってから経営が悪化し、人手に渡ってしまうのでした。
ベンチャーウイスキー社長の肥土伊知郎氏はそのときのことを「江戸時代から続いてきた家業が人手に渡ってしまった時がどん底」であったと回顧しています。
しかしその「どん底」の時期を経験したからこそ、イチローズモルトの誕生に結び付いたのだとも述懐しています。
■楽しい思い出が多かったと振り返る肥土社長
ベンチャーウイスキー社長の肥土氏は家業が人手に渡ったことに関して、「辛かったというより楽しかったという想いでの方が大きい」と語ります。
ウイスキー受難の時代にあってなんとかウイスキーの魅力を伝えようと、夜な夜なバーに通ってバーテンダーやお客さんを相手にウイスキーの魅力を語り続けてきました。
そのとき感じたのが「自分は本当にウイスキーが好きなんだ」という想いだったといいます。
本物のジャパニーズ・ウイスキーを造り、多くの人に味わってもらいたいとの想いが、家業を失ったどん底の時期から這い上がり、ベンチャーウイスキーとして成功を収めたといっても過言ではありません。
「イチローズモルト カード フォー・オブ・ハーツ」をはじめとする「イチローズモルト・カードシリーズ」は終売したこともあって、なかなかボトルを手に入れることはできませんが、東京のバーではイチローズモルト・カードシリーズを楽しめるお店もあります。
ウイスキー好きが集まるバーで「イチローズモルト カード フォー・オブ・ハーツ」のグラスを傾けながら、肥土氏のようにウイスキーの魅力について語り合ってみてはいかがでしょう。
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