menu list買取商品 - イチローズモルト カード セブン・オブ・ダイヤモンズ
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イチローズモルト カード セブン・オブ・ダイヤモンズの高価買取致します
イチローズモルト カード セブン・オブ・ダイヤモンズのご紹介
買取参考価格 | 320000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ベンチャーウイスキー羽生蒸留所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 羽生市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/54.8度 |
2010年に570本限定でボトリングされた「イチローズモルト カード セブン・オブ・ダイヤモンズ(ICHIRO’S MALT CARD SEVEN OF DIAMONDS)」は、終売品のため現在では非常に入手が難しい貴重なイチローズモルト・カードシリーズの1本です。
2000年に稼働停止となった羽生蒸留所で蒸留された原酒をホグスヘッドで成熟させたのち、ブドウ品種ペドロ・ヒメネスを原料とするシェリー造りに使った樽で2度目の熟成を行い、果実の甘さと酸味を個性とするシングルモルトウイスキーに仕上がっています。
全54種類のラインナップが揃うイチローズモルトのカードシリーズは、2つの樽による熟成でそれぞれ異なる個性を持つ仕上がりとなっていますが、スパイシーさを中心とする羽生蒸留所の原酒ならではの特徴を感じられる至極の逸品でもあります。
イチローズモルト カード セブン・オブ・ダイヤモンズの歴史
コレクター垂涎の逸品! イチローズモルト カード セブン・オブ・ダイヤモンズの歴史を紹介
■世界的に有名な秩父の蒸溜所
ここ十数年の間で知名度を大きく上げた蒸溜所が埼玉県の秩父にあります。
この地で活動しているベンチャーウイスキーは2004年に設立されたばかりの、まだ歴史が浅いメーカーです。
しかし製造されているウイスキーのクオリティは非常に高く、出荷を始めて数年のうちに世界中で知られる存在となりました。
そのベンチャーウイスキーがこれまでに出してきたウイスキーの一つであるのがイチローズモルト カード セブン・オブ・ダイヤモンズです。
その名の通り、ラベルにはダイヤの7のトランプカードがあしらわれています。
ベンチャーウイスキーではカードシリーズと銘打ってほかにもさまざまなウイスキーを出荷していますが、イチローズモルト カード セブン・オブ・ダイヤモンズに関しては限定で570本しか販売していません。
そのため入手難易度が非常に高く、多くのコレクターがほしがっています。
カードシリーズの特徴はやはりカスクストレングスで造られていることでしょう。
カスクストレングスとは直訳すると「樽の強さ」、つまり樽に入れられた状態のままのアルコール度数だということです。
つまり加水や着色といった加工を行わず、樽に入った状態からそのまま瓶詰めされたウイスキーのことを指します。
ウイスキーは同じ蒸溜所内で造られていたとしても樽ごとに品質や味わいが大きく異なります。
その中から職人が選び抜いた樽からのみ瓶詰めしていることから、カスクストレングスを至上とするウイスキーマニアは少なくありません。
イチローズモルト カード セブン・オブ・ダイヤモンズもまたカスクストレングスであるため、ベンチャーウイスキーそのものを楽しめる逸品だとおっしゃる方もいらっしゃいます。
イチローズモルト カード セブン・オブ・ダイヤモンズまず焦がし砂糖のような香りを感じ、またその後ろには少々煙のような芳香も立ち上っています。
また風味は砂糖醤油を付けたお餅のようだと表現されており、ウッディーさを待ちながら口中に甘みが広がり続けるのが特徴です。
イチローズモルト カード セブン・オブ・ダイヤモンズに限らずカードシリーズの多くはプレミアが付いており、市場に出てくる機会も限られていますが、もし手に入った際はぜひカスクストレングスならではの豊かな味わいを楽しんでください。
■あらゆる困難を乗り越えて今がある
ベンチャーウイスキーは現在でこそイチローズモルトのメーカーとして有名ですが、そこへ至るまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。
ベンチャーウイスキーの創業者である肥土伊知郎氏の家系は江戸時代より醸造業を営んでおり、日本酒や焼酎そしてウイスキーを造っていました。
しかし近年は業績が振るわず、2000年に民事再生法の適応を申請する状態にまで陥っていました。
しかしそれでも業績は回復せず、2003年に当時の日の出通称へ営業権を譲渡します。
この際に日の出通商は東亜酒造のウイスキー事業を撤退、蒸溜所で寝かされていたウイスキー原酒は廃棄することを決定しました。
しかし、そのときはまだサントリーで営業職に就いていた肥土伊知郎氏は原酒を守るべく動き出します。
原酒を引き取り預かってくれるメーカーを連日探し歩き、そしてついに福島県の笹の川酒造から援助を取り付けました。
笹の川酒造の貯蔵庫に保管され、廃棄を免れた原酒はそれから間もなく「イチローズモルト」として商品化されます。
そのようなつながりがあるため、福島県内の酒店や居酒屋の中にはイチローズモルトを取り揃えているところもあります。
■成長は止まらない
初めは笹の川酒造のバックアップを受けて行われていたイチローズモルトの販売も、2008年に秩父蒸溜所の稼働が開始してからは安定して行えています。
すでにウイスキー界の寵児となったベンチャーウイスキーですが、現状で留まろうとはせず、2019年には第二蒸溜所が造られました。
今なお成長し続けるベンチャーウイスキーに思いを馳せながら傾けるウイスキーも格別でしょう。
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