menu list買取商品 - イチローズモルト カード クイーン・オブ・クラブス
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イチローズモルト カード クイーン・オブ・クラブスの高価買取致します
イチローズモルト カード クイーン・オブ・クラブスのご紹介
買取参考価格 | 315000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ベンチャーウイスキー羽生蒸留所 |
地方 | 埼玉県 |
地区 | 羽生市 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/56度 |
「イチローズモルト カード クイーン・オブ・クラブス(ICHIRO’S MALT CARD QUEEN OF CLUBS)」は、2000年に閉鎖された埼玉県の羽生蒸留所で貯蔵された原酒を引き取ったベンチャーウイスキーが、多様な樽で熟成させてリリースしたシングルモルトウイスキーです。
1988年に蒸留した原酒をホグスヘッドで熟成されたのち、瓶詰めする前の数カ月間だけアメリカンオークの新樽で熟成させ、2008年に330本限定でボトリングした貴重な1本となっております。
全54種類のカードシリーズは、すべて終売となっているため希少価値が上がり続けており、買取価格相場が高騰している今が売り時です!
中身のない空き瓶でも高くお買取りいたしますので、買取査定はネオプライスにお任せください!
イチローズモルト カード クイーン・オブ・クラブスの歴史
コレクターの多いイチローズモルトのカードシリーズ
■力強い味わいがクセになる魅力いっぱいのカードシリーズの1本
「イチローズモルト カード クイーン・オブ・クラブス」は肥土伊知郎(あくといちろう)氏が手掛けた羽生蒸溜所のシングルモルトをホグスヘッドカスクで貯蔵し、さらに数ヶ月の期間をかけてさまざまなカスク(樽)でフィニッシュさせたモルトウイスキーです。
羽生蒸溜所特有の心地良いスパイシーさに華やかな香りが溶け合い、力強さを感じるクセになる味わいが特徴の仕上がりとなっています。
イチローズモルトのカードシリーズは53枚のトランプにちなんだラベルが貼られており、コレクション性の高さから全種類を集めているコレクターが少なくありません。
銘柄によってそれぞれ異なる樽を使用していることもあり、独特の個性を持たせていることもコレクターの魅力を掻き立てることにつながっています。
モルトウイスキーの味わいはもちろんのこと、見た目のデザインにこだわった作品も多いため、好みに合わせて選ぶことができるのもイチローズモルトのカードシリーズの面白さといえるでしょう。
■イチローズモルトの生みの親とは
「イチローズモルト カード クイーン・オブ・クラブス」を生み出したウイスキー製造技術者の肥土伊知郎(あくといちろう)氏は、株式会社ベンチャーウイスキーの社長でもある人物です。
1965年(昭和40年)に江戸時代から続く日本酒の蔵元の21代目として、埼玉県秩父市に生まれました。
「イチローズモルト カード クイーン・オブ・クラブス」のモルトを蒸溜していた羽生蒸溜所を運営していた東亜酒造の創設者は、肥土伊知郎市の祖父にあたります。
肥土氏に家業を継ぐ気はなかったものの、希望していた大学への入学が叶わなかったことから、父親の勧めで受験した東京農業大学に合格しました。
醸造学を専攻した肥土氏は、卒業後の進路としてサントリー(現在のサントリーホールディングス)への入社を果たします。
このとき父親が肥土氏にかけた言葉が「戻ってこないつもりで勉強しろ」というもので、肥土氏自身も定年までサントリーで勤め続けるつもりでいたといいます。
サントリーのウイスキーの聖地といえばなんといっても山崎蒸溜所で、初代責任者に任命されたのは「日本のウイスキーの父」と称されたニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝氏でした。
しかしサントリーの山崎蒸溜所では大学院修士課程修了者のみを採用していたため、肥土氏が山崎蒸溜所で勤務することはできなかったのです。
ですがもしもこのとき肥土氏がサントリーの山崎蒸溜所に勤務して定年まで勤めていたら、「イチローズモルト カード クイーン・オブ・クラブス」は生まれなかったことでしょう。
■ベンチャーウイスキー社設立までの道のり
肥土伊知郎氏が29歳のとき、肥土酒造本家として1625年(寛永2年)に創業した東亜酒造が経営難に陥り、伊知郎氏は家業を手伝うよう父親から要請を受けます。
サントリーを退社して実家に戻って家業の経営再建に取り組みましたが、2000年(平成12年)東亜酒造は経営破綻し民事再生法の適用となります。
翌年には経営権を父親から伊知郎氏に譲渡されて社長に就任したものの、業績が回復することはありませんでした。
2003年(平成15年)には東亜酒造を日の出通商(現在の日の出ホールディングス)に売却し、羽生蒸溜所に残っていたウイスキーの原酒は福島県の笹の川酒造が貯蔵庫の提供を申し出てくれたことで、原酒を引き取ってもらうことができました。
日の出通商はウイスキー事業からの撤退を決めていたため、羽生蒸溜所にあったウイスキーの原酒を引き取ってくれる先を見つけるよう、期限を付けていたのです。
しかし羽生蒸溜所で蒸溜された原酒に将来性を見出していた伊知郎氏は、なんとしても破棄されることだけは避けたいとの想いで必死でした。
援助を取り付けた笹の川酒造から原酒を購入する形となり、購入資金は親戚からの支援で賄ったといわれています。
肥土伊知郎氏が日の出通商から離れて秩父市にベンチャーウイスキー社を設立したのは、2004年(平成16年)9月のことでした。
2005年(平成17年)春から笹の川酒造に技術指導者として通い、同酒造会社のウイスキーを「イチローズモルト」として商品化します。
「イチローズモルト カード クイーン・オブ・クラブス」をはじめとするカードシリーズも誕生し、2007年(平成19年)11月にはベンチャーウイスキー秩父蒸溜所も完成したのでした。
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