menu list買取商品 - グランツ シグネチャー
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グランツ シグネチャーの高価買取致します
グランツ シグネチャーのご紹介
買取参考価格 | 2000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | ウィリアム・グラント&サンズ社 |
地方 | スコットランド |
分類 | ブレンデッド・スコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/40度 |
1887年に造られたブレンデッド・スコッチウイスキー「グランツ」は、昔と変わらぬ個性的な三角柱のボトルがシンボルとなっています。
「グランツ シグネチャー」は、日本未発売ながらもすでに廃番となっているため、現在は入手困難な逸品。
柑橘系の果物の香りに大麦、バニラの香りが合わさったやさしい甘い香りが漂い、スパイスな風味の中にミルクコーヒーやショートケーキのフレーバーが楽しめます。
フィニッシュはコーヒーからココアパウダーの味わいに変わり、ほんのりオーク香が口の中に広がります。
グランツ シグネチャーの歴史
130年の歴史を誇る「グランツ シグネチャー」
■「グランツ シグネチャー」の特徴とは
「グランツ シグネチャー」はウィリアム・グラントが生み出したグランツのブレンテッドスコッチウイスキーの130年前と同様の製法を用いて生み出されたものです。
グランツにおいては樽の使い方がとても重要な役割を果たしています。
創業者であるウィリアム・グラントが1887年に考案した、130 年前と同様の製法を用い、フレーバーの60%を樽によるカスクインフルエンスによって引き出すというのが特徴です。
微かなバニラ香と口当たりの良さをもたらすアメリカンオーク樽やスパイシーで逞しいヴァージンオーク樽、濃厚ながらもスムースでまろやかな味わいをもたらすリフィルバーボン樽などの使い方が鍵を握ります。
グランツ シグネチャーのキーモルトになるグレンフィディック蒸溜所ならではの熟した洋梨とサマーフルーツのようなフルーティな香りと、モルティさが加わったバニラの甘さ、微かなスモークを感じる長くて甘いフィニッシュが楽しめます。
■グランツで受け継がれてきたレシピ
ウィリアム・グラントが最初の蒸溜所となるグレンフィディック蒸溜所を開業したのは、今から130年ほど前の1887年のことです。
その後、1892年に2番目の蒸溜所としてバルヴェニー蒸溜所が開業しました。
そして、ブレンテッドスコッチウイスキーのグランツが誕生したのは1889年のことでした。
そのため、ウィリアム・グラントが考案した最初のブレンドレシピでは、グレンフィディック蒸溜所とバルヴェニー蒸溜所の2つの蒸溜所のモルト原酒がキーモルトとして採用されています。
現在では1990年に開業したキンヴィ蒸溜所や2007年設立のアイルサベイ蒸溜所、そしてグレーン用の蒸溜所としてガーヴァン蒸溜所も誕生しました。
そのため、現在のグランツは個性が異なる4つの蒸溜所のモルト原酒をはじめとする20~30種類ものモルトと、1~3種類のグレーン原酒をマスターブレンダーがブレンドして造られるようになっています。
ウィリアム・グラントが考案したレシピは今でも受け継がれており、傘下にある複数の蒸溜所やグランツのブランドを束ねるウィリアム・グラント&サンズ社の本社の金庫に大切に保管されているのです。
レシピをもとにしながら、ブレンドの技を脈々と受け継いできた、その時代を担うマスターブレンダーが自らの能力と腕を駆使し、グランツが誇るブレンテッドウイスキーを生み出しているのです。
■シングルモルトより先に人気を博したグランツ
ウィリアム・グラント&サンズ社といえば、世界一飲まれているシングルモルトである、グレンフィディックのブランドで知られています。
グレンフィディック蒸溜所はもともと、ブレンド向けのウィスキーの蒸溜所であり、シングルモルトが発売されたのは、グランツがリリースされてから74年ほど後の1963年です。
というのは、スコッチウィスキーは独特のクセがあったため、地元の人は飲んでいても、世界市場にはさまざまにブレンドしたウィスキーしか販売されていなかったためです。
1960年代にはウィリアム・グラントのひ孫に当たる4代目のサンディー・ゴードンが会社を受け継いでいましたが、曾祖父の代からの伝統を持つモルトに並々ならぬ自信を持っており、シングルモルトを世界の人に飲んでもらいたいと発売に踏み切ったのです。
しかも、ブレンデッド一色の1963年に、世界最大のブレンデッドウィスキー市場であったニューヨークへと単身で乗り込んだのでした。
無謀な試みと周囲から冷ややかな目で見られた上、マディソンアベニューの広告代理店はアメリカでシングルモルトは流行らないとレッテルを貼られたほどです。
ですが、彼は単にニューヨークの酒屋やレストランに売り込むのではなく、ニューヨークとシカゴを結ぶ鉄道内での提供や、ハリウッド関係者と交流して三角ボトルを映画に露出させるといった大胆なプロモーションを展開しました。
これによりシングルモルトは一躍人気を高め、世界初のシングルモルトの販売に成功したのです。
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