menu list買取商品 - グランツ 29年
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グランツ 29年の高価買取致します
グランツ 29年のご紹介
買取参考価格 | 4200円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | ウィリアム・グラント&サンズ社 |
地方 | スコットランド |
分類 | ブレンデッド・スコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/40度 |
今までは「グランツ 25年」がグランツのスコッチウィスキー中での頂点でしたが、現在は新しいスコッチウィスキーの頂点として「グランツ 29年」が名を出しています。
ガルバン・グレイン(Girvan Grain)やアメリカとヨーロッパのオーク樽を組み合わせ最低29年間熟成させた品です。
これらのカスクはマスター・ブレンダーであるブライアン・キンズマン(Brian Kinsman)により手作業で選択され、造り上げられた商品です。
グランツ 29年の歴史
長期熟成の醍醐味が味わえる「グランツ 29年」
■長期熟成が楽しめる「グランツ 29年」
グランツは100年以上の歴史を持つブレンデッドスコッチウィスキーの人気ブランドであり、ブレンドのキーモルトを生み出すグレンフィディック蒸溜所やバルヴェニー蒸溜所も130年余りの歴史を有しています。
長い歴史を持ちながらも、これまでのグランツでリリースされたブレンデッドウィスキーでは25年物が最長でしたが、それを上回る製品となったのが「グランツ 29年」です。
アメリカンオーク樽とヨーロピアンオーク樽で、最低29年間熟成させたモルト原酒を、世界一のシングルモルトとして名高いグレンフィディック蒸溜所でモルトマスターを務めるブライアン・キンズマンがマスターブレンダーとして造り上げた逸品です。
■グランツの歴史
グランツもグレンフィディックやバルヴェニーも、スコッチの世界で知らない人はいないウィリアム・グラントが手掛けました。
ウィリアム・グラントは1839年に仕立てやの息子として生まれましたが、家計が苦しく、家計を助けるために幼い頃から羊飼いとして働いた経験を持つ苦労人です。
羊飼いとしてウィスキーの一大産地でもある、地元スペイサイドの風土を熟知することができ、このとき得た知識や経験が、後の蒸溜所建設に役立ったといいますから人生に無駄はありません。
彼は27歳のときに地元にあったモートラッハ蒸溜所で働くようになり、以降、20年にわたってウィスキー造りに勤しむようになりました。
ウィスキー造りに目覚めたウィリアム・グラントは、やがて自分の蒸溜所を持ちたいと思うようになり、47歳にして独立を決意し、1886年に最初の蒸溜所となるグレンフィディックの建設に着手します。
ウィスキー造りに最適な風土と環境を持つとされるスペイサイドの中でも、さらに良好なダフタウンの地を選んだのも、羊飼いとして地元を知りつくした経験が生きていたのかもしれません。
さらにウィスキー造りの鍵を握る良質な仕込み水を確保するために、ロビー・デューの泉を選び、水源地も買い取ったというから驚きです。
土地の購入で多くの資金を投入したことで、予算がなかったために、ウィリアム・グラントは妻と9人の子どもたちと1人の石工職人の力を借りながら手作りで1年がかりで蒸溜所を造り上げるに至ったのです。
1887年のクリスマスにファーストスピリッツを生み出したグレンフィディック蒸溜所は順調に成長を遂げ、5年後の1892年には隣地を買い取って、2つ目の蒸溜所としてバルヴェニー蒸溜所を創業するに至ります。
いずれの蒸溜所もブレンデッドウィスキーのメーカー向けにモルト原酒を納品していました。
ところが、最大の取引先であったブレンド会社が1898年に倒産してしまい、ウィリアム・グラントの会社も経営の苦境に立たされたのです。
自社のウィスキーを守るため、ウィリアム・グラントは自らブレンデッドウィスキーを生み出すことを思いつきます。
1898年に自らのレシピで生み出したブレンデッドウィスキー「グランツ」を発売すると、一躍人気を博し、1909年には海外進出も果たしました。
これが、現在のグランツの誕生であり、それ以降、ウィリアム・グラントが考案したのとほぼ同じレシピが代々受け継がれてきているのです。
■29年物を生み出す代々続く家族経営
ウィリアム・グラントが創業した蒸溜所をとりまとめているウィリアム・グラント&サンズ社は、1887年の創業以来、家族経営を続けています。
ウィスキー造りには熟成期間が必要であり、目先の利害に捉われず、長期的な視点で判断できることが望まれます。
家族経営だからこそできることで、29年という熟成物も生み出すことができるのです。
世界的なビッグブランドになった現在でも、グレンフィディック蒸溜所では創業家の親族が汗を流しながら働いているとともに、創業家より信頼を置かれた6代目モルトマスターのブライアン・キンズマンも伝統を守りながら、常に新しいチャレンジを続け、「グランツ 29年」を生み出しました。
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