泡盛の作り方
泡盛は3年以上熟成させた古酒のことで、長く寝かせるほど熟成も深まりますので芳醇な香りとまろやかな味に仕上がっていきます。
古酒は貴重なもので、沖縄宮廷では遠来の客をもてなすために振る舞われたお酒でした。
泡盛の作り方は、瓶で熟成して作る方法もありますが、製造工場では仕次ぎという方法で作られます。
貯蔵年数の古い親酒を用意し、年代順に酒を用意し、二番手から親酒に順にくみ出し、蒸発させて目減りしたら、三番手、四番手と順に継ぎ足していきます。
順番にお酒を年代順に継ぎ足していくため、仕次ぎと呼び、親酒の風味を損なうことなく、数十年ものの古酒を楽しむことが出来るでしょう。
お勧めの泡盛
泡盛は600年以上の歴史があり、日本最古のお酒です。
現在は46酒造所があり、酒造所によって製造法や熟成法に違いがあります。
初心者の方には、軽い口当たりの泡盛がお勧めでしょう。
残波ホワイトや久米島の久米仙ブラウン、忠孝が口当たりが軽く初心者でも飲みやすい泡盛です。
穏やかで控えめな味が菊之露ブラウン、黒真珠で、深い味わいのある泡盛は、珊瑚礁古酒43度、カリー春雨、海乃邦がお勧めです。
沖縄に出かけた際は、沖縄市内にある酒造所を見学してみてはいかがでしょうか。
酒造所では試飲をすることが出来ますので、自分好みの泡盛を見つけることが出来るでしょう。
泡盛の美味しい飲み方
泡盛の美味しい飲み方は水割りやお湯割り、オンザロック、ストレートでそのまま飲む方法があります。
また若い世代には泡盛を使ったカクテルも人気があります。
水割りをする場合は、水と泡盛の割合を4対6にするとおいしく頂くことが出来ます。
寒い季節は泡盛をグラスに入れてお湯を注いでお湯割りにして飲まれると良いでしょう。
グラスに氷を入れてオンザロックで泡盛を楽しむことも出来ます。
古酒の芳醇な香りと冷たさを味わいながら飲んでみましょう。
ストレートはアルコール度数が最も高いですが、泡盛本来の味や香りを楽しむことが出来るでしょう。
泡盛に絞ったグレープフルーツの果汁を割れば、泡盛ソルティードックになります。
グラスの縁をグレープフルーツの果汁をつけて塩を付けると、本格的になります。