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コニサーズ・チョイスシリーズ向けにボトリングされたシングルモルト「クライヌリッシュ 1989 コニサーズチョイス 11年」


■クライヌリッシュの歴史

「クライヌリッシュ1989コニサーズチョイス11年は」、ウィスキーブランド「クライヌリッシュ」の銘柄の一つです。
「ゴードン＆マクファイル（G＆M）社」を代表するコニサーズチョイスシリーズとしてリリースされたボトルですが、クライヌリッシュの歴史と、コニサーズ・チョイスの歴史が合わさって誕生した「クライヌリッシュ1989コニサーズチョイス11年」には、歴史的魅力も感じられます。
クライヌリッシュ（Clynelish）蒸溜所は、スコットランドのハイランド地方にある街ブローラの端、ドーノック湾を見渡せる豊かな自然の中に位置します。
この蒸溜所が建設されたのは、1967年ですが、厳密にいうとこの蒸溜所は2代目クライヌリッシュ蒸溜所です。
先代のクライヌリッシュ蒸溜所が建設されたのは1819年で、この蒸溜所は2代目が登場するまで「クライヌリッシュ蒸溜所」と呼ばれ、以後は「ブローラ蒸溜所」と名前を変更しています。
ブローラ蒸溜所は、2017年に閉鎖されましたが、1969年から1983年にかけてウィスキーを造っていました。
この間に造られたウィスキーはプレミアムが付き、ウィスキー市場ではかなり人気のあるウィスキーとして知られています。
現在市場に出回っている「クライヌリッシュ」は全て、2代目の蒸溜所で製造されたものです。
クライヌリッシュは、柔らかな香りとまろやかな口当たりに特徴があります。
フルーティな香りがほんのりと漂い、スパイシーな香りがアクセントになっています。
口当たりが良く、シングルモルトとしての絶妙な良い味わいが、多くの人を惹き付ける魅力があります。

■コニサーズ・チョイスの歴史

ゴードン＆マクファイル社は、1895年に創業したインディペンデント・ボトラーです。
シングルモルト・ウィスキーのリリースに情熱を傾け、その骨頂点ともいるのが、コニサーズ・チョイスの誕生でしょう。
コニサーズ・チョイスは、ゴードン＆マクファイル社がさまざまな蒸溜所から集めたシングルモルトウィスキーを買い取り、独自にボトリングして誕生したウィスキーブランドとなります。
コニサーズ・チョイスはシリーズ化され、これまでさまざまなシングルモルトウィスキーが誕生しています。
中にはすでに閉鎖されてしまった蒸溜所のウィスキーや、日の目を見た良質のウィスキーもあり、ゴードン＆マクファイル社のシングルモルトウィスキーへの貢献は計り知れないものがあります。
コニサーズ・チョイスの誕生で、シングルモルトウィスキーのスモールバッチ化が実現し、ここからボトラーズスタイルが始まりました。
さまざまな蒸溜所のウィスキーが楽しめることと、飲みやすい価格であることがコニサーズ・チョイスが多くの人たちに支持されている理由です。

■「クライヌリッシュ 1989 コニサーズチョイス11年」の特徴

「クライヌリッシュ 1989 コニサーズチョイス11年」は、コニサーズ・チョイスシリーズ向けにボトリングされたシングルモルト・ウィスキーです。
1989年に蒸溜されたモルトを11年後の2000年にボトリングしています。
クライヌリッシュ特有のフルーティな香りがしますが、スパイシーとモルティの香りが加わり、複雑な香りが心地良く鼻をくすぐります。
クライヌリッシュは甘味のあるウィスキーで、「クライヌリッシュ 1989 コニサーズチョイス11年」も甘味をメインとした、豊かな味わいに特徴があります。
飲み口は抜群で、滑らかに飲めるという表現がぴったりなほどです。
ストレートで飲むと、甘味とスパイシーさの絶妙なハーモニーを楽しめるでしょう。
ストレートに慣れていないのなら、加水して飲むことをおすすめします。
フルーティな甘さは、男性だけでなく女性にも向いています。
「クライヌリッシュ 1989 コニサーズチョイス11年」は、老舗のウィスキーメーカーのモルトと、老舗ボトラーのボトリング技術によって誕生しました。
時代を超えて多くの人たちに愛されているクライヌリッシュを一度お試しになってはいかがでしょうか。
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