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■秀逸さが光るNIKKA（ニッカ）竹鶴25年ピュアモルト

NIKKA（ニッカ）竹鶴25年ピュアモルトはブレンドされているモルト原酒が25年以上の熟成期間を経た深い味わいと、美しく煌めくような琥珀色が美しい秀麗のウイスキーで、数量限定での販売になります。

香りは芳しいほどに華やかで、甘く芳しいフローラルな香りに穏やかなシェリー香と25年の時を経たスイートな樽熟成香が紡ぎ出され、かすかなピート香も感じられます。
さらにオレンジやレーズン、クッキーのような甘い香りが繊細に重なり合い、幸せな気分になれます。
味わいは芳醇な樽の甘さが豊かに広がり、ほのかに刻まれるビター感もあり、バランスのとれて奥行きのある秀麗のテイストが楽しめます。
アルコール分43%ながら、後味は穏やかな甘さが楽しめ、甘みの中にもほのかな苦さがかすかに感じられ、長く余韻を堪能できます。

■世界に認められた受賞の歴史

NIKKA（ニッカ）竹鶴25年ピュアモルトは世界的な品評会であるISC（インターナショナルスピリッツチャレンジ）において、2013年に銀賞を受賞し、2015年には 金賞を獲得しています。
ISCはイギリスの酒類専門出版社であるドリンクス・インターナショナルが主催する品評会で、ウイスキーやブランデー、ラム、テキーラ、ジン、ウオッカなど代表的な蒸留酒が審査されます。
ウイスキー部門では世界から著名なウイスキー蒸溜所のブレンダーやディスティラーが審査員として参加し、ブラインドテイスティングによって審査が実施されます。
NIKKA（ニッカ）竹鶴25年ピュアモルトはこうした世界の名だたるブレンダーからも認められた、ジャパニーズウイスキーの最高峰ということができます。

■創業者の想いを結実させたピュアモルトから最高のピュアモルトが生まれる

NIKKA（ニッカ）創業者の竹鶴政孝が、ウイスキーの本場スコットランドから蒸留技術を持ち帰って約100年の年月が経て、最高グレードのピュアモルトが創業者の遺志と技術を受け継ぐブレンダーチームの手によって生み出されました。
1918年に渡欧し、1920年に日本に帰国、1934年には念願の蒸留所をスコットランドと気候や風土が似た北海道余市の地に建設しました。
その6年後に第一号のウイスキーが誕生し、本物のウイスキーを日本の人々にもという竹鶴政孝の夢が叶う第一歩を踏み出します。
政孝は余市のモルトを使ったシングルモルトウイスキーだけでは満足しておらず、個性が異なるモルトを合わせたピュアモルトウイスキー造りを熱望していました。
その想いを実現するために1969年に宮城県に宮城峡蒸溜所を設立します。
創業者の夢と想いを受け継ぎ、余市モルトと宮城峡モルトをブレンドした竹鶴ピュアモルトが、技術を綿々と受け継いできたブレンダーたちの手で生み出されます。
ノーマルな12年ものは香りの華やかさと飲みやすさが特徴で、17年は深い味わいと重厚感が魅力です。
さらに21年は複雑感のある濃厚さを楽しめると人気でしたが、ブレンダーチームがさらなる高みへの挑戦として、究極の調和を生み出したのが竹鶴25年ピュアモルトなのです。
竹鶴25年ピュアモルトの開発にあたって追求し続けてきたのが、ジャパニーズウイスキーの最高峰と呼ぶにふさわしい、美しい和のイメージである雅（みやび）です。
華やかでフローラルな香りと、深みがあるのに艶やかで透明感が楽しめ、クリアでありながら色彩豊かという、伝統ある十二単をまとったようなウイスキーを目指しました。
幾重もの多彩なテイストや香りが醸し出す新しい個性のある竹鶴25年ピュアモルトは、蒸留所に貯蔵される中でも極めて数の少ない超長期熟成モルト原酒が用いられ、この先のモルト原酒の在庫を計算ながら細やかなレシピ調整という課題の解決を経て生み出されたものです。
これまでにない典雅な香りと秀麗な味わいは、日本に受け継がれてきた繊細さと職人技を持つブレンダーの巧みさの集大成といえるでしょう。