menu list買取商品 - 軽井沢 VINTAGE(ヴィンテージ) 1977年
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軽井沢 VINTAGE(ヴィンテージ) 1977年の高価買取致します
軽井沢 VINTAGE(ヴィンテージ) 1977年のご紹介
買取参考価格 | 230000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 軽井沢蒸溜所・メルシャン |
地方 | 長野県 |
地区 | 北佐久郡御代田町 |
分類 | モルトウイスキー |
タイプ | 700ml/62.7度 |
軽井沢蒸留所シングルカスクモルトウイスキー「軽井沢VINTAGE1977年」は、軽井沢美術館にて限定で販売されたウイスキーです。
かつてメルシャンが所有していた長野県・軽井沢蒸溜所で生まれたこちらのウイスキーは、蒸留所閉鎖とともに終売となっています。
その希少性と品質の高さが再評価されたこと、また近年のジャパニーズウイスキーブームの影響によって人気が高まり、今では非常に入手困難な銘柄となっています。
軽井沢の澄んだ空気はまるでモルトウイスキーの故郷・スコットランドのようで、冷涼な気候と樽に適度な湿度を与える霧、そして浅間山麓の湧き水は上質なウイスキーを生む条件をすべて備えていました。
長野県の自然の恵みを授かりながらスペイン産のゴールデンプロミス麦芽を使用してゆったりと熟成された、個性の強さが魅力の独特な味わいをお愉しみいただけます。
軽井沢 VINTAGE(ヴィンテージ) 1977年の歴史
軽井沢美術館で限定商品として販売された幻の逸品
■ 入手するのが非常に困難な銘柄
「軽井沢 VINTAGE(ヴィンテージ) 1977年」は蒸溜所があった軽井沢の地で、限定品として軽井沢美術館にて販売されたシングルカスクモルトウイスキーです。
1955年に長野県北佐久郡御代田町に設立された軽井沢蒸溜所は、度重なる吸収合併を経たのち2012年に完全閉鎖しました。
もともとは大黒葡萄酒が塩尻でワインの製造を行っていましたが、1955年に軽井沢農場でウイスキーの製造も始めるに至ったのです。
早速建設されて完成した軽井沢蒸溜所は、完成の翌1956年から本格的なウイスキー製造に取り掛かりました。
大黒葡萄酒(後のオーシャン)は1962年にメルシャンに買収され、2007年にはキリングループがメルシャンを買収します。
メルシャンはキリングループ内の事業再編対象となり、軽井沢蒸溜所も閉鎖することになりました。
2000年にウイスキーの製造が終わり、2012年に蒸溜所が廃止となってから、にわかに軽井沢の名前が知れ渡るようになります。
きっかけとなったのが日本全国に広がったウイスキーブームで、ジャパニーズウイスキーが世界の5大ウイスキーの仲間入りをした事実も見過ごすことはできません。
廃止となった軽井沢蒸溜所で造られ、しかも今では手に入れることが難しい軽井沢が注目されたのはある意味では自然なことでした。
その上軽井沢 VINTAGE(ヴィンテージ) 1977年は軽井沢美術館限定発売品であったということもあり、手に入れるのが並大抵ではない状況は今現在も続いてます。
■ 軽井沢の気候はウイスキーの故郷に似ている
スコッチウイスキーが生まれた故郷スコットランドは、冷涼な気候と澄みきった空気、貯蔵する樽に適度な湿気を与える霧、そして良質の水が揃う土地です。
ウイスキー造りには仕込みや貯蔵、熟成に適した条件が揃っていることが必須で、本物のジャパニーズウイスキーを造るためには、スコットランドに大変気候がよく似ている土地を探すことが必要でした。
ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝は本場のスコッチウイスキーの造り方を学ぶため、単身スコットランドに渡ったことでも知られています。
帰国後、竹鶴政孝自身が目指す本物のウイスキー造りに最適な土地はどこだろうと考えたうえに選んだ場所は、スコットランドと気候が大変よく似た北海道余市郡余市町でした。
後に日本のウイスキーの父とまで称された竹鶴政孝が選んだ余市から遠く離れた場所に、同じくスコッチウイスキーの故郷・スコットランドに気候が大変よく似た場所がありました。
それが軽井沢で、白樺の林の中にある貯蔵庫は蔦にびっしりと覆われ、夏の暑さや気温の変化、湿度などからウイスキーを守るのに適していました。
浅間山麓からは良質の水が豊富に湧き出し、冷涼な気候と澄んだ空気がスコットランドを思わせます。
そしてしっとりと降りる霧は樽に適度な湿気を与えるなど、軽井沢も余市同様にウイスキー造りに適した類稀な環境だったのです。
■ 軽井沢にはヴィンテージものが勢ぞろい
2000年に完全にウイスキーの製造を停止した軽井沢蒸溜所は、手持ちの貯蔵モルトもすべて売りに出されました。
そして2012年に蒸溜所が廃止となったときは、4基あった単式蒸留器(ポットスチル)も2015年2月19日にガイアフローディスティリング株式会社へ売却されます。
御代田町の軽井沢蒸溜所跡地には1950年式の単式蒸留器(ポットスチル)のモニュメントが飾られ、往時を偲ぶよすがとなっています。
生産されることのない軽井沢はどの種類も希少価値が非常に高く、プレミア価格で取引されている商品も珍しくありません。
中でもヴィンテージものとして人気があるのが「軽井沢 21年 1991年 シェリーバット」や「軽井沢1979年 33年 シェリーバット シングルカスク」です。
また52年の歳月をかけて熟成が進んだ「軽井沢1960年 52年」は、世界で41本しかない大変貴重な銘柄で、オークションで1,500万円近い値段を付けた秀逸品となっています。
ウイスキー愛飲家のみならず、一度は飲んでみたい幻のウイスキーです。
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