menu list買取商品 - グレンフィディック オリジナル
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グレンフィディック オリジナルの高価買取致します
グレンフィディック オリジナルのご紹介
買取参考価格 | 10000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | グレンフィディック蒸留所 |
地方 | スコットランド・ハイランド |
地区 | スぺイサイド |
分類 | シングルモルト/スコッチウィスキー |
タイプ | 700ml/40度 |
「グレンフィディック オリジナル」は、サントリースピリッツ社より2015年6月9日に数量限定でリリースされた1本です。
グレンフィディックが世界進出を開始した1963年当時のモルトマスターであるハミッシュ・ロバートソン氏のレシピを、6代目のモルトマスターであるブライアン・キンズマン氏が忠実に再現した「グレンフィディック オリジナル」は、ヨーロピアンオーク・シェリー樽原酒の香味を生かした、洋梨のような香りと華やかで複雑な香りが楽しめる、フルーティな味わいが特長となっております。
白とゴールドを基調としたラベルに、赤色でブランド名が記された当時のパッケージもクラシックながら、親しみやすくもあります。
創業当時から掲げる信念とシングルモルトのルーツを体感できる「グレンフィディック オリジナル」は、まさしく温故知新。
新しい発見ができることでしょう。
グレンフィディック オリジナルの歴史
シングルモルトのルーツ「グレンフィディック オリジナル」
■格安の費用で建てられた蒸溜所
グレンフィディックは、現在6代目を数える歴史ある家族経営の蒸溜所です。
スコッチウィスキーの名産地であるスコットランドのスペイサイドにあり、地元ダフタンで現在も操業している6つの蒸溜所のうち3つを所有する大手企業といえます。
ところがその歴史を紐解くと、とても厳しく過酷な創業一家のストーリーが秘められていることをご存じでしょうか。
といっても悲壮なものではなく、家族が一致団結して苦難を乗り越えた感動の物語です。
ときは1886年、グレンフィディックの創業者ウィリアム・グラントは、20年勤めたダフタン唯一の蒸溜所、モートラッハから独立する決意をしました。
そのときたまたま売りに出されていた蒸溜所の設備が契機となりましたが、資金はほとんどなく、必要な設備を購入した後は建設にかける予算は捻出できませんでした。
ウィリアム・グラントは息子7人、娘2人の大家族でしたが、彼は言葉通り家族総出で蒸溜所の建設を開始します。
一番末の娘はまだ10歳でしたが、家族が毎日大工仕事をする現場に家から食事を運んでいたといいます。
グラント家がこのとき蒸溜所設立にかけた資金は、総費用わずか700ポンドでした。
これはけた外れの安さであり、通常ならまず不可能とされる予算といえます。
グレンフィディック成功後、1892年に隣接する地にバルヴェニー蒸溜所を建設したときには、2,100ポンド超の予算がかけられています。
つまりグレンフィディックは、通常の1/3程度の資金で建設された蒸溜所であることが分かるでしょう。
グラント家の家族はとても強い絆を持ち、この困難を懸命に乗り越えました。
そして設立から1年後のクリスマスに、グレンフィディック蒸溜所最初の一滴が滴り落ちました。
■市場の常識を覆す革新のパイオニア
グレンフィディックが創業からずっと家族経営を続けていることを知ると、その体制は保守的なのではないかとイメージしがちです。
でも全くそうではないことを証明するのが、グレンフィディックがシングルモルトウィスキーのパイオニアであるという事実でしょう。
当時のスコッチウィスキーはブレンデッドが当たり前で、1831年に近代的な連続式蒸溜器が発明されてからずっと、工業生産品のグレーンウィスキーと風味を持つモルトウィスキーのブレンドが主流でした。
コストの面もありますが、ブレンデッドのほうが品質が均一化できたのです。
モルトウィスキーは非常に個性が強く、ものによってはクセがあり過ぎ、飲みにくい代物でした。
グレンフィディックは創業当時から最高の一杯を造り出すという夢を持ち、それまでブレンドの原酒でしかなかったシングルモルトを一つの作品に仕上げたのです。
ウィリアム・グラントは1923年に他界していますが、グレンフィディックが世界で初めて「シングルモルトウィスキー」と呼ばれる逸品を世に出したのは1963年のことでした。
「クセが強い」「なぜわざわざそんなものを」と批判の声もあった中、強い個性とアロマを感じられるシングルモルトは大成功を収めます。
はっきりとした蒸溜所の顔が見えるシングルモルトが、多くの人々の心をとらえた瞬間でした。
■誇りと信念を今に
グレンフィディックは、ウィリアム・グラントが抱いた夢を一族総出で実現してきた蒸溜所です。
地元ダフタンに唯一あったモートラッハ蒸溜所がたまたま事務員を募集したことで、ウィスキーのことを何も知らない30歳前のウィリアムが応募したことから歴史が動きだしました。
20年勤める中、ウィスキー造りに高い関心を持ち、自分の蒸溜所で最高の一杯を造り出すことを夢見たのが全ての始まりです。
シングルモルト誕生時にはすでにウィリアムはこの世にはいませんでしたが、そこには間違いなく彼の信念と誇り、スピリッツが溶け込んでいます。
■クラシックで新しい「グレンフィディック オリジナル」
サントリースピリッツ社が2015年にリリースしたのは、1963年当時の味わいを再現したシングルモルトウィスキー「グレンフィディック オリジナル」です。
数量限定リリースとなったこの一本は、当時のモルトマスター、ハミッシュ・ロバートソンのレシピを6代目モルトマスター、ブライアン・キンズマンが忠実に再現したものです。
味わい、香味はもちろんですが、白とゴールドを基調とした当時のパッケージもしっかり再現されているのはうれしい限りでしょう。
創業当時から掲げる信念と、パイオニアとしての同社の誇りを味わえる逸品です。
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