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グレンフィディックの人気シリーズであるエイジ・オブ・ディスカバリーの第1弾「グレンフィディック 19年 ディスカバリー マディラカスク」


■大航海時代の様子を化粧箱で表した人気シリーズ第1作

「グレンフィディック 19年 ディスカバリー マディラカスク」は「エイジ・オブ・ディスカバリー」シリーズの第1弾となるウィスキーで、グレンフィディックより免税店向けにリリースされました。
1886年に建設されたグレンフィディック蒸溜所はスコットランド・スぺイサイドのダフタウン地区にあり、蒸溜所のすぐそばをフィディック川が流れるウィスキー造りには最適の環境に建っています。
このフィディック川の「フィディック」とはスコットランド・ゲール語で「鹿」、「グレン」は「谷」という意味を持っていることから、グレンフィディック蒸溜所の創業者・ウィリアム・グラントは蒸溜所の名前を「グレンフィディック」と名付けました。
そしてグレンフィディックのシンボルに「牡鹿」を選び、グレンフィディックが造るシングルモルトのボトルラベルにはこの「牡鹿」がデザインされています。
「グレンフィディック 19年 ディスカバリー マディラカスク」はイチジクやアプリコットを思わせる甘くてフルーティな香りに、シロップのような甘さとアップルやイチジク、アプリコットなどの味わいが楽しめる仕上がりです。
またシナモンと少々スパイシーさを感じさせるペッパーの刺激が、複雑さも醸し出したシングルモルトスコッチウィスキーに仕上がっています。
15世紀にポルトガル人がマディラ島を発見したことにちなんでボトリングされた「グレンフィディック 19年 ディスカバリー マディラカスク」は、ヨーロッパの人々によるアメリカやアフリカ、アジアなどの各大陸への大規模航海が行われた「エイジ・オブ・ディスカバリー（大航海時代）」にふさわしい逸品です。
化粧箱には世界地図や羅針盤、航海船などが描かれ、15世紀半ばから17世紀まで続いた大航海時代の海上の賑わいを彷彿とさせるデザインとなっています。

■グレンフィディック蒸溜所があるダフタウン

「グレンフィディック 19年 ディスカバリー マディラカスク」などの人気銘柄を多数所有しているグレンフィディック蒸溜所は、かつてのスコットランドではよく見られた家族経営を続けている蒸溜所です。
スコットランドのダフタウン・バンフ・シャーに建つグレンフィディック蒸溜所は、1886年に創業者のウィリアム・グラントとその家族によって造られました。
蒸溜所を所有するのはグラント家とグラント家と婚姻関係にあるゴードン家が設立したウィリアム・グラント＆サンズ社で、グレンフィディックとはスコットランドのゲール語で「鹿の谷」を意味しています。
ダフタウンはスコットランドのスペイサイドにある街で、スコッチ・ウィスキーの中でも華やかな香りとバランスの良いウィスキーが多数輩出されているのが特徴です。
またゲール語で「グレン（「＝谷）は」というだけあって、ダフタウンは流れるフィディック川の谷間で造られています。
創業者のウィリアム・グラントが自ら建設した蒸溜所に「グレン（谷）フィディック（鹿）」と命名したように、ダフタウンにはグレンダランやグレンアラヒーなど、グレンフィディックと同じく「グレン」で始まる蒸溜所が多数存在しているのが特徴です。
またバリンダルロッホにあるグレンリベットもゲール語で「静かな流れの川がある谷」を持ち、現在はペルノリカール社の傘下に入りながらもシーバスリーガルやロイヤルサルートといった有名なブレンデッド・ウィスキーを製造しています。

■蒸溜所見学も行っているグレンフィディック

年間の生産量が1,370万ℓもの大量生産ながら、グレンフィディック蒸溜所では手作り感のあるこだわったウィスキー造りを続けているのが特徴です。
今ではスコットランドでも家族経営を続けている蒸溜所はめっきり少なくなり、グレンフィディック蒸溜所のほかにはバリンダロッホ近郊に位置するグレンファークラス蒸溜所が家族経営の蒸溜所として知られています。
またグレンフィディック蒸溜所では「グレンフィディック 19年 ディスカバリー マディラカスク」などのウィスキーを生産する過程の見学や、写真撮影することが可能な蒸溜所見学も行っています。
併設されたカフェやバーカウンターではここでしか飲めない貴重なウィスキーがいただけるほか、蒸溜所限定のハンドフィルボトルやグッズの品揃えも充実度満点です。