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■香りやテイストの特徴

サントリーシングルモルト白州18年は酒齢18年以上の長期熟成モルトを厳選してブレンドし、熟した果実のような深い香りとほのかなスモーキーさを感じられ、樽香と複雑なコクと甘みのバランスがよく、スモーキーで心地よい余韻を楽しむことができます。
森の中で育まれる白洲蒸留所ならではの、新緑のような爽快さはそのままに、長期熟成モルトによる深い味と香りが見事に調和され、 邪魔しないかすかなスモーキーさを含む余韻が心地よさを与えてくれます。
色は濃い黄金色で、香りはメロンやマンゴーのような濃厚なフルーツ香やミルクキャラメルのような甘さのなかに、ほのかにスモーキーさが感じられます。
味わいは蜂蜜のような甘さとフルーツのような甘酸っぱさが楽しめるので、ウイスキーが初めての女性にもぜひ試してみたい1杯です。
後味は熟した果実香のなかにも、長期熟成酒らしいスモーキーで心地よい余韻が楽しめます。

■世界で認められる豊富な受賞歴

2006年に世界的に権威ある酒類品評会であるISC（インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ）において、サントリーシングルモルト白州18年が金賞を受賞する栄誉に与ったのを皮きりに、白州のシリーズは世界の名だたるコンペティションで高い評価を獲得し、日本で親しまれるウイスキーから世界で愛されるジャパニーズウイスキーへと進化しつづけています。
白洲蒸留所は世界でも稀な標高が高い森の中にある蒸留所であり、他にはない場所でのチャレンジが世界からも注目され、さらにその地で育まれたウイスキーが高い評価を得て、世界でその味わいが楽しまれています。
サントリーシングルモルト白州シリーズの、白洲18年だけをみても2006年にISCで金賞、翌年の2007年にはIWSC 金賞「ベスト・イン・クラス」、 2009年にも ISCで再び金賞を獲得し、2010年にはIWSCで 最高賞「トロフィー」と金賞「ベスト・イン・クラス、」2013年・2014年・2017年にも ISC金賞、2015年と2016年にはSWSCで最優秀金賞と輝かしい受賞の歴史を持っています。

■白州ならではの特徴とブレンダーの技

世界で愛されるサントリーシングルモルト白州18年の香りや味わいは白洲蒸留所の類まれな環境と、1923年にサントリー初めての山崎蒸留所でウイスキー造りがスタートしてから脈々と受け継がれてきたブレンダーの技がなければもたらされないものです。
南アルプスのミネラルバランスの良い軟水と、森で自然に育まれる乳酸菌の働き、樽が呼吸するさいの清廉な空気がなければ、独特の香りや味わいは生まれません。
白州蒸溜所では世界にも類を見ない多彩な原酒の造り分けをしており、蒸溜工程で形やサイズが異なる蒸溜釜を使い分け、貯蔵工程では材質の異なる樽の使い分けをしています。
こうして生み出された異なる味わいの原酒を、熟練のブレンダーが絶妙な配合でブレンドして白洲が生み出されます。
白州特有の味わいを守るために、ブレンダーは貯蔵庫に眠るあらゆる原酒の熟成状態を自らの五感を頼りに的確に把握していきます。
1日に数百種類もテイスティングしながら、樽ごとの熟成のピークを判定して、どのタイミングでどの原酒を使うかを見極め、香味を造りだしていきます。
ウイスキーは十数年、何十年という熟成期間が必要になるため、現在ある樽の状態を見極め、管理するだけでなく、サントリーシングルモルト白州が築いてきた歴史がこれからも続いていくよう、将来のブレンダーのために、この先どのような原酒が必要になるかを予測して計画を立てながら、新たな原酒を仕込んでいくのもブレンダーの役割です。
長い年月で醸成され歴史や伝統も感じられるサントリーシングルモルト白州18年は12年と比べると、6年程度の差とはいえ、価格にして3倍ほどの開きがあり、高級感あるウイスキーとして高級クラブやバー、世界のウイスキー好きに愛されています。