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グレンフィディック創業者のパイオニアスピリットが生み出した銘酒「グレンフィディック リザーブカスク」


■まろやかなコクと深みが楽しめる一本

「グレンフィディック リザーブカスク」はグレンフィディック蒸溜所の「グレンフィディック カスクコレクション」シリーズの一つで、シェリーカスクで熟成させたシングルモルトウィスキーです。
「グレンフィディック リザーブカスク」の魅力は何といってもまろやかな味わいと深みのあるコクで、この香りを造るためにグレンフィディック蒸溜所のモルトマスターが手作業で丁寧に熟成シェリーカスクの選別を行いました。
蒸溜所オリジナルの限りある貴重なソレラ樽でブレンドしたモルト原酒は、熟成期間を経てほかに類を見ない深みのあるコクとまろやかな味わいを引き出したモルトウィスキーに仕上がりました。
「グレンフィディック リザーブカスク」の口当たりはまるでシルクのような滑らかさで、スパイシーでオーキーな香りと香ばしいトーストに甘酸っぱいマーマレードを塗ったような香りが見事に溶け合っているのが特徴です。
一口含めば柔らかな甘さが口の中いっぱいに広がり、この風味はまさに世界で最も売れているシングルモルトウィスキーと納得できることは間違いありません。

■グレンフィディック蒸溜所の建設と創業

ゲール語で谷（グレン）と鹿（フィディック）を意味するグレンフィディックは、スコットランドでも有数のスコッチ・ウィスキーの産地・ハイランドのスぺイサイド地区にある蒸溜所です。
1877年に創業したグレンフィディック蒸溜所は、創業者のウィリアム・グラントとその妻、そして9人の子どもたちと1人の石工職人の手によって建設されました。
パイオニア・スピリッツ（開拓者精神）が旺盛だったウィリアム・グラントは、グレンフィディック蒸溜所建設前にはモートレック蒸溜所で20年間勤めたウィスキー製造に長けた人物です。
グレンフィディック蒸溜所が稼働した当初、ウィリアム・グラントは蒸溜したシングルモルトウィスキーをブレンド用に出荷していましたが、それはシングルモルトウィスキーが一般の消費者に受け入れられていなかったことによるためでした。
そんな時代にあってもウィリアム・グラントは1963年に、世界初となるシングルモルトウィスキーを市場に投入したのでした。
グレンフィディック蒸溜所が造ったシングルモルトウィスキーは瞬く間に世界中のウィスキー愛飲家を魅了し、現在も世界約180ヶ国の国々で愛され続けています。
「グレンフィディック リザーブカスク」もそのうちの一本で、シェリーカスク由来の柔らかくて甘さのある味わいと香りが人気です。

■最高技術を持ち合わせたプロが造り出した逸品

「グレンフィディック リザーブカスク」はグレンフィディック蒸溜所のモルトマスターが手作業でシェリーカスクを選別したウィスキーで、モルトマスターはウィスキー造りを行う上で欠かすことのできない存在です。
ウィスキーは糖化職人のマッシュタンと蒸溜職人のスチルマン、そして銅器職人と樽職人、さらに熟成職人とモルトマスターの職人がそれぞれの技を結集して造り上げます。
6つの分野のプロによる最高の技術が組み合わない限り、グレンフィディックが誇る最高品質のシングルモルトウィスキーは出来上がりません。
世界でトップクラスの売上高を誇るグレンフィディック蒸溜所の秘密は、まさにこの6分野のプロが持てる技術を総動員した結果といっても過言ではないのです。
グレンフィディック蒸溜所の創業者・ウィリアム・グラントは「鹿の谷で最高の一杯を造る」という夢を実現させましたが、その裏には常に最高品質のウィスキーを造るための研究と努力を欠かしませんでした。
その姿勢は現在のグレンフィディック蒸溜所で働く全ての職人に受け継がれており、「グレンフィディック リザーブカスク」の品質が讃えられるのはモルトマスターがシェリーカスクの選別を行ったからだけではありません。
シェリーカスクの中で熟成が進むまでの間には、ほかの5つのスペシャリストが携わっていたからこそです。
6つのプロの技術の粋が集まったことによって生まれたシングルモルトウィスキーの「グレンフィディック リザーブカスク」は、ウィリアム・グラントのウィスキー造りの原点を忠実に受け継いだ逸品といえます。