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■数量限定で毎年楽しみにするファンが増加中

サントリーシングルモルト白州 シェリーカスク2014は全国で2014年2月18日に数量限定で発売されたもので、限定数は3,000本でした。
「白州シェリーカスク」は限定品として2012年に初めて登場し、2013年に引き続き3度目の発売となります。
もっとも、毎年、使用される原酒が異なり、2013年は甘美ななめらかさとかすかなほろ苦さが魅力のシェリー樽原酒のみを厳選したシングルモルトウイスキーでしたが、サントリーシングルモルト白州 シェリーカスク2014はシェリーの貯蔵や熟成に使用していたスパニッシュオーク樽で熟成させた原酒のなかから厳選されたシングルモルトウイスキーとなっています。
スパニッシュオーク樽由来の甘く華やかな香味が楽しめるとともに、世界で高い評価を得ている白州ブランドならではのマイルドで軽快な味わいにほのかに感じられるビターな余韻が楽しめます。
スタンダードな白洲よりアルコール度数が5％ほど高い48％となっています。

■高まる白洲人気

サントリーを代表するウイスキーブランドである白州は、1973年に山梨県の南アルプス甲斐駒の麓に開設された白洲蒸留所で育まれた原酒から生み出されます。
世界でも稀にみる標高の高さと森の中にある珍しい蒸留所で醸成されるウイスキーは、爽やかな香りと味わいが魅力です。
ウイスキーというと日本ではオジ様の飲み物、ハイソな人が飲むものといったイメージが強く、また、独特の香りでアルコール分が強そうとお酒が弱い方や女性からは敬遠されがちです。
特に近年では多彩なビールや発泡酒の登場や、安い輸入ワインなどの増加に伴い、ウイスキー人気は低迷し、女性や若者からはあまりニーズがないという歴史をたどってきました。
ですが、人気女優を起用したテレビCMの影響や、テレビCM内や雑誌広告、雑誌の特集記事などを活用した新しい飲み方の提案により、女性や若者の人気が一気に高まってきています。
その新しい飲み方というのが「白州 森香るハイボール」で白洲をソーダで割り、ミントの葉を添えるだけといった簡単に作れる飲み方でありながら、見た目にお洒落で爽やか、飲み心地もスッキリしていて、ウイスキーが初めてとうい方やお酒に強くない女性などにも人気が高まっています。
このこの森香るハイボールの浸透とともに、白洲の売上も順調に量を伸ばしており、2013年の販売数量にいたっては対前年比4割増と大きく伸ばしています。
また、世界的な酒類コンペティションである「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション（SWSC）」では、昨年の3月に「白州12年」が最優秀金賞を受賞しており、世界でも高い評価をいただいて人気となっています。

■世界で評価されている信頼の実績と歴史

サントリーシングルモルト白州 シェリーカスク2014が生み出される南アルプスの大自然に抱かれた白洲蒸留所は1973年の開設ですが、それに先立つこと50年前、日本で初めてのモルトウイスキーの蒸留所として京都の清楚な地に山崎蒸留所が1923年に開設されています。
山崎蒸留所とは自然条件はもちろん、発酵槽や蒸溜釜など設備も異なる仕様となっており、これによって山崎蒸溜所とは個性の異なるモルト原酒を造り出すことができます。
サントリーでは特性の異なる2つの蒸留所を持つことで、原酒を多彩に造り分け、世界で類をみないほど多種多様で多くのウイスキーファンを魅了するウイスキーを造り出しています。
2013年3月に開催された世界的な酒類コンペティション「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション（SWSC）」においては、「白州12年」が最優秀金賞を受賞し世界でも高い評価を獲得しています。
サントリーでは、シングルモルト白州 シェリーカスク2014の発売を通じて、これからも益々高みを目指し、多彩な原酒の造り分け技術を訴求しています。