menu list買取商品 - グレンフィディック クラシック ピュアモルト
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グレンフィディック クラシック ピュアモルトの高価買取致します
グレンフィディック クラシック ピュアモルトのご紹介
買取参考価格 | 5400円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | グレンフィディック蒸留所 |
地方 | スコットランド・ハイランド |
地区 | スぺイサイド |
分類 | シングルモルト/スコッチウィスキー |
タイプ | 700ml/43度 |
1991年の秋に日本戦略商品としてリリースされた「グレンフィディック クラシック ピュアモルト」は、これまでの商品特性と日本人の嗜好を考慮し、熟成樽にシェリー樽を用いてつくられました。
10年から20年までのシングルモルトをヴァッティングし、さらに12ヶ月から18ヶ月の再貯蔵を経て製品化されましたが、現在は終売となっております。
赤みがかった琥珀色の「グレンフィディック クラシック ピュアモルト」は、原料の大麦や赤い果実の香りが芳醇で、バランスの良い余韻が続くミディアムボディーのシングルモルト・スコッチウイスキーです。
グレンフィディック クラシック ピュアモルトの歴史
シングルモルトのパイオニアとして君臨する「グレンフィディック クラシック ピュアモルト」
■「グレンフィディック クラシック ピュアモルト」の特徴
「グレンフィディック クラシック ピュアモルト」は世界で初めてシングルモルトをリリースした、スコットランドのパイオニアであるグレンフィディックが日本戦略商品として、1991年秋に発売した商品です。
グレンフィディックならではの味わいを日本人の嗜好に合わせてヴァッティングされたもので、熟成樽にはシェリー樽が使われています。
熟成期間10年から20年までのシングルモルトをヴァッティングした上で、さらに12ヶ月から18ヶ月の再貯蔵を経て製品化されました。
シェリー樽特有の赤みがかった琥珀色が美しく、原料となる大麦や赤い果実の香りが芳醇です。
バランスの良い余韻が続くミディアムボディに仕上がっています。
■ブレンデッドウィスキー全盛期の挑戦
グレンフィディックはブレンデッドウィスキーが世界的に人気を集めていた時代に、世界初となるシングルモルトを売り出したスコッチウィスキーメーカーです。
無謀とも思われた挑戦は2人の兄弟によって成し遂げられ、1963年のリリース依頼、グレンフィディックは世界ナンバーワンシングルモルトとして高い評価を得ています。
グレンフィディックの歴史は、それより遡ること約80年前の1886年にウィリアム・グラントが創業した蒸溜所で、代々家族経営を続けて伝統の技術と製法を守り続けてきました。
1963年の無謀とも呼ばれた挑戦にとどまらず、グレンフィディックの歴史は常に周囲を驚かす挑戦と、ほかの蒸溜所ではなし得ない成功によって築かれてきました。
グレンフィディックは3世代目の時代に大きく飛躍を遂げた実績を持ちますが、実はその当時はアメリカで禁酒法による規制が布かれていたのです。
旺盛な需要が期待できるはずのアメリカに輸出が難しくなったことで、ほとんどの蒸溜所では生産量をセーブしていました。
にも関わらず、グレンフィディックの3代目は逆に生産量を上げる決断をしたのです。
その結果として禁酒法が解禁された後、ほかの追随を許さず一気にシェアを拡大することに成功しました。
ウィスキーというのは発売までに熟成するという長い年月が必要です。
そのため、禁酒法が解禁されたからといって一気に発売量を増やすことができません。
生産量を落とすどころか増やすという3代目の未来を見据えた戦略が功を奏した形です。
■4代目兄弟の功績
1950年代から1960年代にかけての時代、4代目を引き継いだのは創業者の曾孫に当たるサンディ・グラント・ゴードンとチャールズ・グラント・ゴードンの兄弟です。
ブレンデッドウィスキーが全盛の時代に自分たちにしかできないユニークで新しいウィスキーを市場に投入しようと考え、初のシングルモルト発売に踏み切ったのでした。
4代目の2人の兄弟は3代目と同様、驚きのチャレンジに出ました。
3代目が禁酒法解禁直後のアメリカで大成功を遂げたように、4代目もおひざ元のヨーロッパ市場ではなく、アメリカを最初のターゲットにしたのです。
当時ブレンデッドスコッチの最大市場であったアメリカのニューヨークで世界初となるシングルモルトをリリースすることにしました。
しかも、その手法も極めて画期的なものでした。
2つの方法でニューヨークで独自のセールスを展開したのです。
1つ目の方法はニューヨーク・シカゴ間とニューヨーク・ロサンゼルス間を結ぶ列車の中での販売です。
その当時、列車での移動中にウィスキーのソーダ割りを飲む人たちが多かったのに目を付け、彼らをターゲットにシングルモルトをアピールしました。
もう1つの販売手法は、ハリウッドで活躍する役者にシングルモルトのボトルを提供し、映画の小道具に使ってもらうというユニークな方法です。
当時の映画を振り返ってみると、確かに映画には現在でもグレンフィディックの象徴ともいえる三角形のボトルが写り込んでいます。
このような手法を通じて、最大市場であるニューヨークで人気を集めたグレンフィディックのシングルモルトは世界へと広がり、揺るぎない地位を築き上げていくことになります。
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