menu list買取商品 - グレンフィディック 2012 ミレニアムヴィンテージ
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グレンフィディック 2012 ミレニアムヴィンテージの高価買取致します
グレンフィディック 2012 ミレニアムヴィンテージのご紹介
買取参考価格 | 6000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | グレンフィディック蒸留所 |
地方 | スコットランド・ハイランド |
地区 | スぺイサイド |
分類 | シングルモルト/スコッチウィスキー |
タイプ | 700ml/40度 |
グレンフィディックより免税向けにリリースされた「グレンフィディック 2012 ミレニアムヴィンテージ」です。
ミレニアムイヤーの2000年に蒸留し、ヨーロピアン&アメリカンオークカスクで12年間熟成したのち、バーボンバレルで2か月間のフィニッシュを掛けた1本で、2012年にボトリングされました。
ハチミツやバニラの甘い香りに爽やかなオレンジや青リンゴのフルーティーさが感じられ、麦感には若さも感じられますが、シェリーのニュアンスの中に薄い蜂蜜と麦の甘味がバランスよく調和して美味しい味わいに仕上がっております。
グレンフィディック 2012 ミレニアムヴィンテージの歴史
ミレニアム年に蒸溜された「グレンフィディック 2012 ミレニアムヴィンテージ」
■「グレンフィディック 2012 ミレニアムヴィンテージ」とは
「グレンフィディック 2012 ミレニアムヴィンテージ」はミレニアムイヤーの2000年に蒸溜された原酒を、ヨーロピアン&アメリカンオークカスクで12年間熟成させ、さらにバーボンバレルで2ヶ月間のフィニッシュさせています。
2012年にボトリングされて、免税店限定でリリースされました。
グレンフィディック特有の蜂蜜やバニラの甘い香りと爽やかなオレンジや青りんごのフルーティさを存分に堪能できる一本です。
味わいはほのかに蜂蜜が感じられるとともに麦の甘味がバランス良く調和しており、ミレニアムという華やかなイベントを振り返るのにふさわしい一本となっています。
■家族で夢を実現した蒸溜所
グレンフィディック蒸溜所は1887年にウィリアム・グラントによって設立されました。
スコッチウィスキーの聖地として有名なスペイサイド地方の蒸溜所で20年もの間ウィスキー造りに取り組んできた彼は、いつか自分の蒸溜所を持ち、こだわりのウィスキーを造りたいという想いを抱いていました。
9人の子どもたちが父親の夢を後押しし、現在でも代々にわたって家族経営が続けられている数少ない蒸溜所です。
3代目となるチャールズ・グラント・ゴードンは創業者のひ孫に当たります。
彼はウィスキーといえば、ブレンデッドウィスキーしか出回っていなかった時代に、シングルモルトをリリースし、業界を驚かせるとともに、多くのファンを獲得し、一気に世界へとグレンフィディックの名を知らしめることに成功しました。
彼のウィスキー造りへのこだわりは非常に高く、蒸溜所に銅器職人を常駐させ、専門の樽職人を置いて蒸溜所内に樽を制作するクーパレッジを置くなどの取り組みも行っています。
現在でもなお蒸溜所内にクーパレッジを持つ、数少ない蒸溜所の一つとなっています。
銅器職人はウィスキーの味わいの土台となる蒸溜液を創り出すのに欠かせない蒸溜器を、グレンフィディックのオリジナル仕様で製造、修理やメンテナンスを行う重要な役割を担っています。
さらに樽は最高のウィスキーを造る上で欠かせない要素です。
最高のシングルモルトを生み出すために欠かせない重要な鍵を握る蒸溜器と樽を自社で全て製造、管理することにこだわったのです。
グレンフィディック蒸溜所では現在でも蒸溜からボトル詰めに至る全ての工程を自社のみで行う、世界に2つしかないシャトーモルトを製造する蒸溜所となっています。
このこだわりが、世界ナンバーワンシェアを誇る最高品質のシングルモルトを生み出しているのです。
■大雪被害でも守られたウィスキー樽
2000年を迎えて21世紀に入ってからも、グレンフィディックはさまざまな新しいチャレンジを行っています。
2001年にはグレンフィディック64年を発売しました。
1937年、843番の樽に原酒が詰められてから64年に及ぶときを経て、10人に及ぶ熟成庫職人が代々その樽を管理し、わずか6一本の超プレミアムなウィスキーが生み出されました。
2009年には2度目となる50年物ウィスキーをシリアルナンバー入りでリリースしています。
21世紀に入って長期熟成ウィスキーをどんどんリリースしていましたが、2010年には大雪が降り、グレンフィディック蒸溜所にある大切な熟成庫が雪で大被害を受けてしまいます。
屋根の一部が崩壊し、大切な熟成樽が寒空に晒されるという大きなトラブルに見舞われたのです。
熟成庫の職人たちはマイナス19℃の極寒の中で、ウィスキーを守るために24時間態勢で懸命に働き、全てのウィスキー樽を守り抜きました。
熟成庫の職人の頑張りを讃えるべく、グレンフィディックのモルトマスターはスノーフェニックスという名のウィスキーを造り出したのです。
職人たちによって救い出された樽の中から最良のものを選んで後熟させ、限定盤のシングルモルトをリリースし、大きな話題を集めるに至りました。
ウィスキーがダメになるかもしれないという大きなピンチから、大きなチャンスと飛躍が生まれました。
その2年後にリリースされた「グレンフィディック 2012 ミレニアムヴィンテージ」も、その守られた1樽かもしれません。
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