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キングスバリーがボトリングしたわずか85本しかない超貴重な「グレンフィディック 45年 ファイネスト＆レアネスト キングスバリー」


■生産数が非常に少ない希少価値の高い逸品

「グレンフィディック 45年 ファイネスト＆レアネスト キングスバリー」はインディペンデントボトラー（独立瓶詰業者）であるキングスバリー社よりリリースされた、大変希少なグレンフィディックのシングルモルトウィスキーです。
キングスバリー社はこれまで数々の伝説的なウィスキーをリリースしてきましたが、その中でも「グレンフィディック 45年 ファイネスト＆レアネスト キングスバリー」は別格のウィスキーといっても過言ではありません。
というのもボトラーとしてのキングスバリー社はもちろん、グレンフィディックのオフィシャルボトルでもまずお目にかかれないような熟成期間の長さが「グレンフィディック 45年 ファイネスト＆レアネスト キングスバリー」の特徴だからです。
シェリー樽で45年の長期熟成を経た「グレンフィディック 45年 ファイネスト＆レアネスト キングスバリー」をキングスバリー社がボトリングできたのは、総本数がわずか85本という少量しかありませんでした。
シングルモルトでもボトリング数がこれだけ少ないのは非常に稀で、いかに長い年月をかけて熟成されたウィスキーかということがよく分かります。
「グレンフィディック 45年 ファイネスト＆レアネスト キングスバリー」はシェリーカスク由来の濃厚な風味と、一切の加水を行わないカスクストレングスで贅沢に瓶詰めされた逸品です。
その長期熟成が生んだ豊かな香りと奥深いコクのある味わいは、期待を裏切らない銘酒に仕上がっています。
45年の歳月を静かに過ごした長期熟成の味わいを、ぜひ心ゆくまでご堪能ください。

■グレンフィディックを瓶詰めしたボトラー

「グレンフィディック 45年 ファイネスト＆レアネスト キングスバリー」のボトリングをしたボトラーのキングスバリー社は現在ロンドンに本拠を構え、数々の伝説的なシリーズを生み出してきました。
キングスバリーはもともと「イーグルサム」という社名でスコットランド・キャンベルタウンを本拠地としていましたが、「キングスバリー・シリーズ」を発売していたことから社名も「キングスバリー」に改名しました。
その後はアバディーンからロンドンへと拠点を移してきたキングスバリー社ですが、シングルモルトのボトリングは1989年より行っています。
現在では老舗と呼ばれているボトラーのゴードン＆マクファイル社（1895年創業）やウィリアム・ケイデンヘッド社（1842年創業）も、まだこの当時はようやく世にその名を知らしめ始めたばかりでした。
スコットランド最古のインディペンデント・ボトラーであるウィリアム・ケイデンヘッド社と、創業からの歴史のほぼ全てをシングルモルトウィスキーのリリースに捧げてきたゴードン＆マクファイル社の両社は、まさにシングルモルト界のパイオニアです。
実はキングスバリー社の社名だったイーグルサムは、もともとはケイデンヘッド社の子会社の名前でした。
ケイデンヘッド社はスプリングバンク蒸溜所の所有者でもあったため、2012年にスプリングバンク蒸溜所の創業一族であるゴードン・ライトがキングスバリー社の代表に就任し、現在はボトリングの監修を行っています。
ライトは自身が手掛けるキングスバリー社のボトリングを、イーグルサム時代がキングスバリー社の原点であるといいます。

■キングスバリー社のこだわりが生んだグレンフィディック

そんな老舗ボトラーの両雄にも負けないキングスバリー社は、樽の選定や流行りのチルフィルタレーション不使用など強いこだわりを持つボトラーでもありました。
そのおかげでシングルモルトの魅力をいかんなく発揮し、ボトリングして世に送り出した数々のボトルはオフィシャルボトルにも負けないほどの人気を得ることとなったのです。
こうしてキングスバリー社はボトラーとしての地位を確固たるものに築き上げ、「グレンフィディック 45年 ファイネスト＆レアネスト キングスバリー」などの貴重な逸品を生み出しました。
今ではウィスキー愛飲家の間では、キングスバリー社の名を知らない人はいないといってもいいほど有名です。