menu list買取商品 - 八幡 ろかせず 720ml
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八幡 ろかせず 720mlの高価買取致します
八幡 ろかせず 720mlのご紹介
買取参考価格 | 2800円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 高良酒造 |
地方 | 鹿児島県 |
地区 | 南九州市川辺町 |
分類 | 芋焼酎 |
タイプ | 720ml/35度 |
高良酒造が所有する蔵の裏山から湧き出る清水を使い、家族四人で行われている焼酎造りで生まれた「八幡(はちまん) ろかせず」は、優しい喉越しで口に含むと芋本来の甘い香りが口一杯に広がるのが特徴です。
その名の通り、無濾(ろ)過で白麹仕込みの芋焼酎は、深い旨みや甘み、そして強いコクを楽しむことができます。
仕込みから蒸留、熟成まで細い手間が掛かる伝統的な「かめしこみ」製法ということもあり、年間の生産量はわずか400石(一升瓶で換算して約4万本)だけ。
近年の飲みやすさを追求するお酒と相反する「八幡 ろかせず」は、他にはないパンチが効いていて一度味わうと虜になること間違いなしの逸品です。
八幡 ろかせず 720mlの歴史
■小さな酒造会社がたくさん
鹿児島県の北九州市にある高良酒造有限会社は、八幡(はちまん)という名前の芋焼酎を作っている蔵元です。
昔ながらの甕仕込みで作る芋焼酎ですが、ホームページを作っているわけでもないので、詳しい情報はあまりわかりません。
また、作っている銘柄も「八幡」(はちまん)という銘柄だけです。
そんな中で、少しだけわかっている歴史を紐解いてみると、創業は明治40年のことで、創業者は高良八十八です。
現在は四代目で高良武信となっており、命名に対する想いは、「代々宮司を務めてきたから」ということになっており、おそらくは、やはたのかみ、あるいははちまんしんと呼ばれる八幡神のことを意味していると考えられます。
そんな高良酒造有限会社の唯一と言っていい商品である芋焼酎「八幡」ですが、実はもう一つあります。
その名前がこれまたインパクトがあり、「ろかせず」というのですから、文字通りまさにそのままといっていいでしょう。
■ろかせずの意味とは
「八幡」の中でも特に「八幡ろかせず」として作られた芋焼酎は、文字通りろ過をしていない焼酎ということです。
通常、蒸留酒というのはろ過を繰り返すことによって雑味を取り除き、よりクリアに仕上がるのが特徴のお酒です。
近頃の焼酎は若者に人気ということもあり、ろ過を繰り返すことによって雑味成分や不純物を取り除き、クリアでマイルドな飲み心地や口当たりを実現した焼酎がよく選ばれるようになっています。
そんな焼酎のブームや傾向を、作り手である蔵元が知らないはずはないと思われるのですが、そこへあえて「ろかせず」とくるのですから、逆にかえって興味をそそられるという人も多いのではないでしょうか。
実際のところ、飲んでみるとまさに芋をそのまま詰め込んだ焼酎という表現がぴったりくるのが、高良酒造が作る「八幡ろかせず」の大きな特徴です。
■ろ過することによって得るものと失うもの
焼酎はろ過を繰り返すことによって雑味や不純物を取り除くことになり、クリアで飲みやすくなることは先に記述した通りですが、ろ過を繰り返すことによってこうしたメリットを得る一方、失うものもあります。
芋焼酎の場合、ろ過によって失われる一番の要素は芋の風味です。
芋焼酎でありながら、肝心の芋の風味が失われていくことに昔ながらの芋焼酎好きは、昨今のクリアな芋焼酎に不満を感じているケースも多いと思われます。
本当の芋焼酎好きなら、確かに雑味はあるし、不純物も混じっているけれど、「芋です」とガツンと訴えてくる迫力があるところが「八幡ろかせず」の最大の魅力だと言うことでしょう。
「八幡」はろ過されていますが、「八幡ろかせず」の場合、無ろ過35度となっており、季節によってはその濃さが見た目で分かるくらいに白く濁って見えることがあるほどです。
■雑味とは違う芋本来の味が楽しめる芋焼酎
封を切ると、まさに無ろ過であることがわかる芋の芳香な香りに、これぞ芋焼酎だとワクワクすることでしょう。
深みの中にも甘みがあり、口の中に芋焼酎とはこういうものという、奥深い味わいがいっぱいに広がります。
芋焼酎が多く作られている鹿児島県では、スリーMと呼ばれる幻の芋焼酎があり、人気を博していますが、中にはこの高良酒造のようにあまり知られていないけれど、「ろかせず」のような芋焼酎本来のおいしさが味わえる焼酎を作っている蔵元が実はたくさんあるということを知っている人が意外と多いのも、ある種の特徴といえるでしょう。
蔵元の起源と創業者、そしてどのような焼酎を作っているのかくらいの歴史しか明らかにしていないものの、作る芋焼酎には絶対の自信を持っていて、飲んでみれば分かるとでも言いたげなところは、幻の焼酎と言われる村尾とよく似ています。
実際のところ、「八幡」しか商品ラインナップがなく、選択肢はろ過した「八幡」か「ろかせず」の八幡かのどちらかだけというあたりは、むしろたくさんすぎる選択肢よりもシンプルかつ、わかりやすいと言えます。
創業以来、どんな歴史を歩んできたかは、まずは飲んでみて判断したい、そんな蔵元の芋焼酎です。
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