menu list買取商品 - シャトー・ムートン・ロートシルト 1995年
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シャトー・ムートン・ロートシルト 1995年の高価買取致します
シャトー・ムートン・ロートシルト 1995年のご紹介
買取参考価格 | 49000円前後
生産国 | フランス |
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生産者名 | シャトー・ムートン・ロートシルト |
地方 | ジロンド |
地区 | メドック/ポーイヤック |
分類 | ボルドーワイン |
タイプ | 750ml/13度 |
世界でもっとも偉大なクラレット(ボルドー産の赤ワイン)のひとつと称される「シャトー・ムートン・ロートシルト(Chateau-Mouton-Rothschild)」は、1973年の格付けで第二級から昇格して第一級の地位を得たシャトーです。
ほぼ毎年新しくその時代を代表するアーティスト達によって描かれるラベルも、アートラベルを収集するファンからも人気があり、オークションでの価格にも多大に影響しています。
1995年のラベルは、ルーマニア出身のイラストレーター「サウル・スタインバーグ(Saul Steinberg)」氏によって描かれています。
歴代のラベルには、世界的な芸術画家ピカソやシャガールなどによって手掛けられたものもありますが、2000年限定のゴールドエナメルのボトルだけは唯一の例外です。
5大ボルドーの中でも異色な経歴を持つ「シャトー・ムートン・ロートシルト」は、華やか、リッチ、魅惑的などと評されることが多いですが、やはり当主の飽くなき向上心と誇りを貫くスタイルの賜物ともいえる独自の個性は、他に類を見ない特別なワインとしての存在感を放っています。
シャトー・ムートン・ロートシルト 1995年の歴史
■ボルドーの5大シャトー
ボルドーワインが好きで好きで仕方がないという人にとって、ボルドーワインの第一級格付けである5大シャトーは、できることなら全て飲んでみたいワインでしょう。
とはいえ、一つのシャトーの中でも、特に有名なワインが数多く出ていますので、全てを心ゆくまで制覇するのはなかなかに困難です。
そのため、5大シャトーの中でも、他とは違う異色の歴史を持ったシャトーを選んでみるというのも面白いと言えます。
そのシャトーというのが、1855年に最初に第一級格付けされた時には4つだけだったボルドーワインの第一級格付けのシャトーに、118年の時を経て第二級格付けからの昇格を果たした5番目のシャトー、「シャトー・ムートン・ロートシルト」です。
1855年に指定された4つのシャトーの内、筆頭といってもいいのがシャトー・ラフィット・ロートシルトです。
世界最高峰の呼び声の高いこのシャトーが作り出すボルドーワインは、その圧倒的なエレガンスさのとりこになる人が後を絶ちません。
さらに、ボルドーワインの女王と呼ばれるのが、シャトー・マルゴーです。
文豪のヘミングウェイがこよなく愛したワインとして知られるほか、日本ではある種の社会現象をもたらしたともいえる「失楽園」に登場したり、数々の漫画作品にもよく登場しているだけに、日本ではもっとも知名度が高いと思われます。
また、不作知らずといわれるほど安定したワインを生み出しているシャトー・ラトゥールに、ただ一つだけメドック地区以外から選ばれており、ボルドー最古の歴史を誇るシャトー・オー・ブリオンは、1814年のウィーン会議で用いられ、「フランスを救った救世主のワイン」として、その上質ぶりが知られています。
■どれも魅力的だけれど
こうして最初に制定された4つのシャトーを詳しく見ていくと、このいずれもぜひ飲んでみたいワインが見つかるでしょうが、最初の選定に落ちたシャトー・ムートン・ロートシルトは、ボルドーワインの筆頭とされるシャトー・ラフィット・ロートシルトとワインの出来栄えや値段などがほとんど同じという上質さを持っていました。
そのため、当然メドック地方を代表するシャトーに選ばれるものと誰もが思っていたのが、1855年、ナポレオン三世によって格付けがなされる直前にシャトーの持ち主がイギリス人になってしまったのです。
これによって、シャトー・ムートン・ロートシルトは5大シャトーに入ることができなかったと、長年信じられてきました。
確かに、味わいや出来栄えでは筆頭格のシャトー・ラフィット・ロートシルトと勝負しても勝るとも劣らない品質を確立していただけに、メドック地区を代表するシャトーに選ばれなかった口惜しさは相当だったと思われます。
ただ、こうした歴史があったからこそ、第二級から第一級へと唯一格上げを成し遂げたシャトーとして、現在、世界中にその名を轟かせる結果になったとも言えます。
■ラベルにも注目を
そんな他のシャトーにはない波乱万丈の歴史を持つシャトー・ムートン・ロートシルトですが、毎年異なる芸術家に依頼してワインのラベルを作ってもらっていることはよく知られています。
その中には、第二級から第一級へと昇格した1973年に、ピカソによって描かれたラベルを貼ったワインをはじめ、シャガールやダリ、ウォーホルといった著名な画家が描いたラベルのワインは、ワインの出来栄えとは無関係に芸術家の間でオークションによって高値で取引されるという、他のシャトーにはない現象を生み出しているのが特徴です。
ちなみに1995年のラベルは、ルーマニア出身のイラストレーター、サウル・スタインバーグ氏によって描かれています。
世界中から新進気鋭の芸術家を見つけてくるあたりも、シャトー・ムートン・ロートシルトの面白さであるといえるでしょう。
1995年のワインの出来栄えは、非常に濃い紫色が美しく、高く評価された1996年のヴィンテージよりも、若干とっつきやすいヴィンテージワインに仕上がっています。
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