menu list買取商品 - 獺祭 磨き 二割三分 遠心分離 1800ml
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獺祭 磨き 二割三分 遠心分離 1800mlの高価買取致します
獺祭 磨き 二割三分 遠心分離 1800mlのご紹介
買取参考価格 | 11000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 旭酒造株式会社 |
地方 | 山口県 |
地区 | 岩国市 |
分類 | 純米大吟醸 |
タイプ | 1800ml/16度 |
遠心分離という技術を使用し、「圧力をかけずに搾ったもの」と「圧力をかけて搾ったもの」をブレンドした日本酒です。
遠心分離とは、通常の圧力をかけた搾り方ではなく、もろみからお酒を分離する圧力をかけずに搾る方法のことです。
無加圧の状態でもろみからお酒を分離することで、純米大吟醸のもろみ本来の香りや味わいなどの美点が崩れずに仕上がっています。
洗練された華やかで雑味のない雫酒のような綺麗な味わいが特徴です。
獺祭 磨き 二割三分 遠心分離 1800mlの歴史
大人気になったからこその苦労もしながらの顧客開拓
■これまでにとらわれなかったことが会社を救った
山口県岩国市にある旭酒造株式会社は、三代目である桜井博志氏が家業を継いだときには小規模な酒蔵だったことや、安い普通酒を造って売っていたことから年々売上が伸び悩み、まさに廃業寸前だったと言います。
この絶体絶命の危機から会社を救ったのは、ひとえに34歳という若さと、固定観念にとらわれない考え方をする人物だったことによるといっていいでしょう。
売れ行きの悪い普通酒は造るのを辞め、「美味しさを味わえる酒を」というポリシーから、お米を贅沢に使う純米大吟醸だけを作るという無謀な作戦に打って出ますが、これが功を奏し、旭酒造株式会社が作るたった一つの銘柄「獺祭」は、山口県出身者によって東京で噂が広まり、ぐんぐん売上を伸ばしていったのです。
初めて見る人のほとんどが、ラベルを見てもすぐには読めない「獺祭」という名前は、元々蔵元の地名が「玖珂郡周東町獺越(おそごえ)」というところであったため、その中から珍しい字ということで「獺」の一字を用い、「獺祭」と名付けたと言われています。
「だっさい」も読めませんが「おそごえ」という地名もそう馴染みがあるとはいえず、非常に難しいといえます。
とはいえ、だからこそ山口県の岩国市でもこの蔵元近くの人や、玖珂郡周東町獺越に縁のある人たちが東京で、「獺祭」のことを褒めそやしたのでしょう。
地元のことを自慢したいという気持ちは誰にでもあることですし、結果的には注目を集めることになり、この命名は大成功だったといえます。
■販売方法も独特
三代目の桜井博志氏は、販売方法においても従来とは異なるアプローチを行います。
通常は酒販卸と呼ばれる酒問屋を経由して販売するところ、旭酒造が求める品質管理がきちんとできると判断した店を正規取扱店として認定し、そこにダイレクトに商品を卸す仕組みを取っています。
現在のところ、正規取扱店は630店舗ほどになりますが、「獺祭」が有名になり、人気がどんどん上がってくるに伴い、正規の取引店でないところへ商品が流れ、高値で売買されるという事態が起こっています。
これは、旭酒造の「獺祭」に限らず、プレミアと呼ばれるお酒にはどうしても付きまとう現象なのですが、旭酒造では2017年の12月10日に読売新聞の朝刊の全面を用いて「お願いです、高く買わないでください」とする広告を出すという異例ともいえる手を打っています。
その上で、適正価格の表示および、どこが旭酒造が正式に認める正規取扱店なのかという一覧を掲載するという事態にまで発展するほど、プレミア価格で取引されているのが現状です。
いくらでも欲しいという人がいる以上、旭酒造としては如何ともしがたいのが現実で、実際のところ、適正価格でない値段で売っている販売店があったとしても、法的に問題ない以上、旭酒造としてはどうすることもできません。
とはいえ、一面の広告を出すのはかなりの費用が掛かることを考えると、そうまでしても適正な値段で買ってほしいという、会社の誠実な姿勢を垣間見ることができます。
■ぜひとも最高級の獺祭を
旭酒造といえば、獺祭だけを取り扱う酒造会社ですが、その獺祭には様々な種類があります。
使っているお米や、そのお米の精米歩合が異なることが一番の特徴で、「獺祭 磨き 二割三分」は「獺祭50」をベースとした場合、50%の精米歩合に対し、次なるレベルの「獺祭 磨き 三割九分」では39%にまで磨いています。
となると「獺祭 磨き 二割三分」は実に77%のお米はそぎ落とし、真ん中のたった23%だけをお酒にしたこの上なく贅沢な純米大吟醸酒です。
最高の酒米とされる山田錦を使い、まさに極限の純米大吟醸酒づくりに挑んだ旭酒造渾身の獺祭が、「獺祭 磨き 二割三分」といえるでしょう。
また、通常のもろみを圧搾して抽出したお酒と、遠心分離機にかけてもろみに加圧せずに抽出したお酒をブレンドしていますので、このあたりは遠心分離によって作られる三割九分と比較して飲んでみたいところです。
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