お酒買取なら大阪のネオプライス

■毎年品評会が開かれるほど親しまれているお酒
沖縄に行ったなら、ぜひ一度は泡盛を飲んでみたいものです。
沖縄では毎年泡盛の品評会が開かれるほど、沖縄県民にとっては特別であり、なおかつ身近にあるのが当たり前のお酒です。
お酒が飲める年齢になればすぐに泡盛を飲み始めることもあって、沖縄には全体的にお酒に強い人が多いのも、泡盛を飲むことが大きな理由になっていると考えられます。
非常にたくさんの種類がありますので、初めて泡盛を飲むとなるとどれがいいのかわからないのが本音ですが、恵まれた自然の中、長い年月をかけて作り上げた琉球泡盛のおすすめの一つに「限定秘蔵酒 かねやま 蒸留1992」があります。
泡盛品評会にて、2011年に沖縄県知事賞を受賞していますので、味は間違いないでしょう。
甕で5年間貯蔵してから、さらにホーロータンクで13年貯蔵したため、長い期間眠ってきた古酒であることも特徴です。
そのため、甘い香りと柔らかい味わいがバランスよく調和した味わいは、泡盛好きはもちろん、初心者にも飲みやすいのではないでしょうか。
18年もの間貯蔵されていたことから、古酒（くーす）と呼ばれる貴重な泡盛ですが、比較的コスパがよいことや、容量も200mlということで、どんな人でも気軽に飲める泡盛の古酒であることも特徴です。

■実は日本で最古のお酒
泡盛は、実は日本で最初に生まれたお酒とされており、その歴史は何と6000年前にまでさかのぼるとされているのですから、びっくりです。
しかも、泡盛はアルコール度数の高い蒸留酒ですので、蒸留技術が6000年も前にわかっていたということにもさらにびっくりしてしまいます。
6000年前というと15世紀頃になりますが、なぜ6000年前に泡盛ができたことが分かるかというと、昭和8年に沖縄の研究者がタイを訪れた際に飲んだ地酒のラオ・ロンが、泡盛と全く同じ味だったためにタイから伝わったというのが6000年前説の由来です。
実際、15世紀には琉球はタイと交易をしていますので、タイの地酒であるラオ・ロンの製造方法が琉球にわたり、そこから泡盛が誕生したと考えても不思議ではありません。
また、東南アジア諸国との交易もあったことから、タイから入ってきたと限定するのではなく、東南アジアのどこかの国を経由して、琉球に伝わったと考えるのも自然なことだと言われています。

■中国から伝わったとする説も
14世紀頃には、琉球王朝として現在の中国とは密接に行き来してきたこともあり、中国の福建・福州にある泡でお酒の出来を判断するという酒造りの手順が泡盛にもあることから、中国から作り方が伝わったとする説もあります。
14世紀頃に頻繁に交易していたことを考えると、タイよりも早かったということになりますので、タイの地酒ラオ・ロンが泡盛のもととなったという考え方に疑問符が付いてしまいます。
とはいうものの、中国から蒸留酒の作り方が伝わったとしても、タイのラオ・ロン説がくつがえされるということではなく、東南アジア全体に蒸留酒の作り方が広まっていった過程のどこかで、琉球にも伝わったと考えられます。
諸説あるものの、これという断定ができないところがまた、泡盛というお酒を魅力のあるものにしているといっていいのではないでしょうか。

■フィーリングで選ぶもよし、おすすめしてもらうのもよし
初めて泡盛を飲むという人なら、ずらりと並ぶ泡盛の中から、ネーミングが気に入った物を選んでみるのもいいですし、沖縄の郷土料理を食べさせてくれるお店に入り、初心者でもおいしく飲める泡盛をお勧めしてもらうのもいい方法です。
飲んでみておいしいと感じたなら、銘柄を教えてもらって買って帰れば、いい沖縄土産になるでしょう。
2000本限定で2010年に発売された「かねやま 1992」なら、こだわりのパッケージに限定証明書番号の記載も入っているとあって、お土産にも喜ばれるはずです。