menu list買取商品 - 琉球泡盛 限定秘蔵酒 かねやま 30年貯蔵 古酒
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
琉球泡盛 限定秘蔵酒 かねやま 30年貯蔵 古酒の高価買取致します
琉球泡盛 限定秘蔵酒 かねやま 30年貯蔵 古酒のご紹介
買取参考価格 | 25000円前後
生産国 | 日本 |
---|---|
生産者名 | 山川酒造 |
地方 | 沖縄県 |
地区 | 本部町 |
分類 | 泡盛 |
タイプ | 720ml/43度 |
「古酒の山川」として県内外に多くの泡盛ファンを持つ、本格泡盛古酒のスペシャリスト「山川酒造」から1999年に1000本限定で販売されたのがこちら、琉球泡盛「限定秘蔵酒 かねやま 30年貯蔵 古酒」です。
設立当初からこだわり抜いたさすがの古酒ならではと言える、まろやかな奥深さと口内に広がる上品な芳香が魅力です。
酒造りにとって命である水には、桜の里として有名な八重岳から湧き出る豊富な清水が用いられており、酒を知り尽くした大人による、贅沢を許された人だけのための特別な限定秘蔵酒となっています。
琉球泡盛 限定秘蔵酒 かねやま 30年貯蔵 古酒の歴史
沖縄で静かにときを刻んだ古酒
■終戦の翌年生まれた酒造
泡盛のかねやまを手掛けるのは、沖縄で泡盛の古酒(クース)造りにこだわりつづける山川酒造です。
創業は1946年、第二次大戦が終戦を迎えた翌年のことでした。
創業者は山川宗道氏で、沖縄県の北部、本部町に山川酒造所を立ち上げます。
そこには、琉球王国時代からの伝統である古酒の文化を復興させて、子孫に伝えるという強い意志がありました。
宗道氏が酒造を立ち上げたのは、山原(ヤンバル)と言われる地域です。
立ち上げ時、ヤンバルで泡盛が作れるはずがないと首里の蔵元に言われたこともあったようですが、そこには泡盛の歴史である首里三箇があったからです。
首里三箇とは、琉球王朝時代に泡盛を造ることを認められていた場所で、首里城周辺の鳥堀、赤田、崎山の3つの地域にのみ、泡盛造りができる職人が集められていました。
1492年〜1879年の王朝時代、王府から泡盛造りの命を受けたのは約40家(一説に48家)で、焼酎職という専門職に就いていました。
名誉ではありますが王府の管理は非常に厳しいもので、泡盛の横流しなどの罪は当然としても、醸造を失敗するだけでも醸造機具を没収されるなど厳しい罰があったのです。
ましてや焼酎職ではない人間が泡盛を造るのは密造で、発覚すると死罪になる場合もあったと言われています。
それほどまでに厳しい中で技は切磋琢磨され、製造技術も格段に上がっていったと言われます。
宗道氏は奮起し、見事山原の地で極上の泡盛を造り出すことに成功しました。
時代は1950年、すでに2代目の宗秀氏が24歳の若さで社長に就任していましたが、当時沖縄はアメリカの統治下ですから、高い洋酒が低価格で市場を独占しており、泡盛は見向きもされなかったと言います。
それでも創業者の信念をひたすら貫き、コツコツと泡盛を造り続け、古酒を育てることに専念しました。
小さな酒蔵は古酒を造らないと生き残れない、先代の信念は凄まじかったと言います。
■ブームに乗らない古酒造り
1972年、沖縄が本土に復帰します。
この頃から焼酎ブームが起こり、沖縄の泡盛がにわかに見直されるようになります。
1975年頃から720mlの卓上ボトルが登場し、居酒屋ブームで泡盛を愛する年代が若い層へ一気に拡大しました。
市場に出回ったのは3年未満の一般酒でしたが、山川酒造はこうした泡盛景気にも一切揺るがず、古酒造りを続けました。
次々に新商品が作られ、売れに売れていたにも関わらず、造った泡盛の7割をそのまま寝かしてしまう山川酒造の売上が上がらないのは当然でしょう。
アメリカ統治下に泡盛が全く売れず大変な時代が長く続いていたにも関わらず、沸き起こった泡盛ブームにも乗らず、ただ実直に古酒を仕込み続ける強さには脱帽するしかありません。
ちなみに本土復帰後、焼酎乙類に分類されていた泡盛はしばらくその名称を使用できませんでしたが、組合などの働きかけにより、1983年から例外表示として泡盛という名称が使用できるようになりました。
■3代目から4代目へ受け継がれる信念
1997年、3代目の宗克氏が社長に就任しますが、宗克氏は若い頃古酒造りに反発し、ほかの企業に勤めていた時期もありました。
それでも先代から会社を受け継ぐと、やはり創業の志を忘れることなく、古酒造りを守り続けました。
そして初代から寝かし続けた100%古酒かねやま30年古酒を1999年に発売したのです。
これには業界が驚愕し、泡盛ファンが沸き立ちました。
商品1本1本に本物の証として限定認定番号と製造年、印が押されており、山川酒造の志がしっかり溶け込んでいます。
2018年6月、社長は4代目宗邦氏に交代し、宗克氏は会長に就任されています。
これからもきっと、連綿と紡がれる山川酒造の信念は、泡盛の中に生き続けるのでしょう。
■琉球泡盛 限定秘蔵酒 かねやま 30年貯蔵 古酒
古酒の山川と名乗る古酒のスペシャリストが、1999年に1000本限定で販売したのが琉球泡盛 限定秘蔵酒 かねやま 30年貯蔵 古酒です。
創業者は酒は水が命という信念の元、創業当時から桜の里で有名な八重岳から湧き水を引き、酒造りを行っていました。
こだわり抜いた水に溶け込んだまろやかな奥深さ、上品な芳香が何にも代えがたい魅力を放ちます。
あらゆる時代を超え、静かにときを刻んできた特別な秘蔵酒は、何よりも贅をつくした逸品と言えるでしょう。
- 買取商品検索