menu list買取商品 - ジャックダニエル シングルバレル セレクト 47度
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ジャックダニエル シングルバレル セレクト 47度の高価買取致します
ジャックダニエル シングルバレル セレクト 47度のご紹介
買取参考価格 | 4000円前後
生産国 | アメリカ |
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生産者名 | ジャック・ダニエルズ |
地方 | テネシー州 |
地区 | リンチバーグ |
分類 | テネシーウイスキー |
タイプ | 750ml/47度 |
「シングルバレル」とは、もっとも良い状態で熟成された樽を厳選し、ほかの樽のウイスキーを混ぜずに瓶詰めを行ったウイスキーのこと。
「ジャックダニエル シングルバレル セレクト」は、シングルバレルのみが持つコクと芳醇さに、ジャックダニエルが独自に持つスムースさを兼ね備えた逸品です。
まさに、ウイスキー通の中級者に贈る傑作のひと樽。
樽から最大限に引き出されたバニラとキャラメルの香り、口いっぱいにひろがる熟成由来の甘さ、芯のある力強いコクが特長です。
※「シングルバレル セレクト」700mlボトル(アルコール度数45%)は買取価格が異なります。
ジャックダニエル シングルバレル セレクト 47度の歴史
■歴史を知る利点とは
食レポや料理の解説などを読んで、好きな料理が更に美味しく感じられたという経験はありませんか?
知識は味わいを深めます。
酒にも同じ事が言えるでしょう。
ジャックダニエルはウイスキー愛好家であれば、誰もが一度は口にした事があるであろう銘柄ですが、その背景にある物をご存知の方はどれだけいるでしょうか。
ウイスキーを愛飲し始めたばかりの方も、味の違いに拘る上級者も、ジャックダニエルの歴史について今一度触れてみてください。
更なる魅力に気が付けば、よりウイスキーの味わい深さをも知る事が出来るでしょう。
■メーカーの歴史
まず、ジャックダニエルはどの様な変遷を辿ってきたメーカーなのかというお話です。
創設されたのは1866年で、実に150年間の歴史があります。
世界一のアメリカンウイスキーと称される一因として、アメリカ初の蒸留所であった事が挙げられるでしょう。
しかし、要因はそれだけではありません。
1904年に開かれたセントルイス万国博覧会では、オールドNo.7が金賞を受賞しました。
当時のウイスキーの中で世界一と認知されていたと言っても過言ではない記録です。
しかし、ブラックラベルが製造された同年、創設者であるダニエルが死去し、折悪しく1919年に禁酒法(ボルステッド法)が発令されました。
飲酒は許可されていたものの、製造から販売、運搬に至るまで禁止され、蒸留所は閉鎖に追い込まれてしまいます。
1930年代に入り、漸く禁酒法の廃止運動が開始され、夜明けを迎えましたが、二代目のマスターディスティラーであるモトローが同時期に亡くなりました。
次代の銘柄であるジェントルマンジャックが導入されたのは1988年、シングルバレルの発売は1997年です。
■苦難の時代を乗り切ったジャックダニエル
ブラックラベルからジェントルマンジャックを導入するまでが77年もの歳月を必要としたのとは対照的にシングルバレルの販売が開始されたのは9年後の事でした。
遡ってみても、オールドNo.7は1997年、スクエアボトルが1895年、ブラックラベルは1911年と新製品の導入は約10年のスパンで繰り返されています。
禁酒法の影響に加え、初代、二代目のマスターディスティラーが亡くなったタイミングが痛手だった事がよく分かるデータです。
しかし、ジャックダニエルはこの苦難を乗り切る逞しさを持っていました。
今までの流れを見てみると、禁酒法廃止後、2回のチャコールメローイングを行うという独自の製法でジェントルマンジャックを製造した事はとても興味深い要因です。
これは世界で唯一、ジェントルマンジャックにのみ見られる酒造方法なのです。
危機的状況を立て直す為の革命を起こした銘柄と言えます。
独自の味わいが再び、ジャックダニエルというブランドを確立したと言えるでしょう。
そして、こういった改革を起こした後に発売された銘柄がシングルバレルでした。
■シングルバレルの位置づけ
この様にジェントルマンジャックの製法は特殊なものでしたが、シングルバレルもまた通常のウイスキーの酒造法とは異なります。
ウイスキーは複数の樽から作った原酒をブレンドする事によって、ボトルごとに味を一定させるのが普通ですが、シングルバレルは厳選した良質な一つの樽から鋳造したものをそのまま瓶に詰めます。
樽の状態は一つ一つ異なる為、ウイスキー自体もそれぞれの味に微妙な差が生まれるのです。
現在、アメリカでは全面的な禁酒法の施行は行われていません。
しかし、地域によっては当時の名残が残されており、蒸留所があるリンチバーグもその一つです。
こういった街をドライカウンティと呼びます。
製造は許可されていますが、販売は未だに禁止されており、他の地域と比べるとアルコール類に対する見方や位置づけは異なるでしょう。
シングルバレルは、ジャックダニエルというメーカーを更に世界に売り出したと同時に、リンチバーグでの酒という概念や蒸留所の環境を変化させる緒としての役割も果たしたのかもしれません。
■ジャックダニエルのシングルバレルは何故美味い?
ここまでメーカーの歴史を辿ってきましたが、時期、現在の環境など、様々な要因が障害となっていた事が分かります。
それにも関わらず、アメリカンウイスキーの頂点を勝ち取れたのは、ジャックダニエルというブランド独特の味を生み出した事が下地になっていると言えるでしょう。
一つ一つの銘柄の味わいに対する拘りもまた伺える話です。
そして、その中でシングルバレルは"個性"というテーマを追求し、同メーカーの他の銘柄との差別化を図ったものと言えます。
味にバラつきがあると聞けば、粗悪な製品と思われるかもしれません。
しかし、このシングルバレルでジャックダニエルというウイスキーの奥深さは広がりました。
歴史の重みを感じさせる良質さと通好みの味を楽しみたい方は、是非一度飲んでみる事をおすすめします。
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