menu list買取商品 - シャトー・ラフィット・ロートシルト 1982年
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シャトー・ラフィット・ロートシルト 1982年の高価買取致します
シャトー・ラフィット・ロートシルト 1982年のご紹介
買取参考価格 | 280000円前後
生産国 | フランス |
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生産者名 | シャトー・ラフィット・ロートシルト |
地方 | ジロンド |
地区 | メドック/ポーイヤック |
分類 | ボルドーワイン |
タイプ | 750ml/12.5度 |
フランスワイン、世界のワインを代表する「シャトー・ラフィット・ロートシルト(Chateau Lafite Rothschild)」は、「ボルドー五大シャトー」のひとつであり、1855年のパリ万国博覧会において「第一級」の称号を与えられたボルドーワインの筆頭でもあります。
当たり年の1982年は、ワイン通にとって外すことのできない「大当たり」の年です。
ルイ15世に愛飲された王のワイン「ラフィット」の1982年秀逸ヴィンテージは、世界で最も影響力のあるワイン評論家ロバート・パーカーから100点満点と評価されるほど最高の仕上がりで、五大シャトーの中でも最も高額で流通しており入手も非常に難しくなっております。
アーモンドとすみれを秘めた香りと熟成された滑らかな口当たり、そしてきめ細やかで圧倒的なエレガントさを持つ「ラフィット」は、権威ある格付けワインに今も君臨しつづけています。
シャトー・ラフィット・ロートシルト 1982年の歴史
■今でこそフランスワインといえばボルドーだけれど
1355年、ボルドー地区のポイヤック村に創設されたのが、シャトー・ラフィット・ロートシルトで、現在ではフランスを代表する高級ワインボルドーの中でも5大シャトーの筆頭に挙げられるほど、上質のワインを作り出すシャトーとして知られています。
けれど、当時栄華を極めたヴェルサイユ宮殿では、ボルドーの旧地名であったギュイエンヌのワインになど貴族たちは目もくれず、もっぱらブルゴーニュ産のワインを好んでいました。
時の権力者ルイ14世の愛妾だったポンパドゥール夫人は、王の寵愛を受けたい一心で、当時ブルゴーニュにあり、現在はロマネコンティと呼ばれている高名な畑を手に入れようとしたものの、コンティ公ルイ・フランソワ1世に競り負けてしまい、失意のどん底にありました。
そんなポンパドゥール夫人の様子を見ていたのがギュイエンヌのリシュリュー男爵マレシャルで、代わりにシャトー・ラフィット・ロートシルトを勧めたのです。
ポンパドゥール夫人はこのワインをいたく気に入り、それ以後、ヴェルサイユ宮殿では、シャトー・ラフィット・ロートシルト以外は飲まなくなったところ、たちまち貴族の間で注目され、一躍ボルドーワインがヴェルサイユ宮殿で脚光を浴びるようになったのです。
王の寵愛を受けたい一心だった女心が、田舎のワインとさげすまれていたボルドーワインを、まさにフランスでもっとも有名なワインにしたという有名な逸話です。
■持ち主は変われど品質は変わらず
ポンパドゥール夫人にワインを提供した際には、セギュール家がシャトーを所有していましたが、「葡萄園の王子」と呼ばれたセギュール男爵には男児が誕生しなかったことから跡継ぎがおらず、4人の娘にシャトーは分割されて相続されてしまいます。
その後、シャトーは競売に出されるなど、不遇の時代を経験しますが、ロスチャイルド家が競売に出されているシャトー・ラフィットとシャトー・カリュアドを見つけ、どちらも競り落としてシャトー・ラフィット・ロートシルトと名付けて運営に乗り出します。
これによってヨーロッパで一躍ワインブームが起こり、ボルドーの北西のメドック地区は好景気に沸くことになったのです。
とはいえ、その後は大恐慌や第二次世界大戦が起こり苦難の時代が続きます。
1945年末にラフィットの所有権を手にし、再生を試みたエリー・ド・ロッチルド男爵の努力は実を結ぶことなく、さらに評判を落としてしまいます。
ただ、彼の後を継いだ甥のエリック・ド・ロッチルド男爵が品質の向上に成功し、名声を回復させたのです。
現在は醸造責任者シャルル・シュヴァリエの卓越なリーダーシップのもと、ボルドーの5大シャトーの筆頭として君臨し、世界最高水準のワインを生み出し続けているのですから、多くの人の諦めない不屈の精神があったからこそ、今もシャトー・ラフィット・ロートシルトは存続しているといっても過言ではありません。
■数多くの逸品を生み出してきたシャトー
シャトー・ラフィット・ロートシルトは、非常に品質のよいブドウが獲れるところとして知られていることもあって、これまでに何度も当たり年と呼ばれる逸品を生み出してきました。
特に、シャトー・ラフィット・ロートシルト1982年ができたのは、世紀の大当たり年とも言われ、今では手に入れるのが非常に難しいヴィンテージワインとなっています。
日本国内でもまだかろうじて手に入れられるチャンスが残っていますが、とにかく世紀の大当たり年に作られた最高級の逸品であることから、値段も驚きの価格になっています。
そのため、よほど重要なプレゼントや、お祝いに使うために、かなりの勇気をもって購入する必要があるワインとなっているのは確かです。
ただ、おそらくそれに見合うだけの価値はある味わいに仕上がっていると思われることから、一生の内でそんなワインを飲んでお祝いができることが起こったということを喜ぶには最適なワインといえます。
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