menu list買取商品 - シャトー・マルゴー 1945年
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
シャトー・マルゴー 1945年の高価買取致します
シャトー・マルゴー 1945年のご紹介
買取参考価格 | 100000円前後
生産国 | フランス |
---|---|
生産者名 | シャトー |
地方 | ジロンド |
地区 | メドック/マルゴー |
分類 | ボルドーワイン |
タイプ | 750ml/13度 |
「メドックのベルサイユ宮殿」とも謳われる「シャトー・マルゴー(Chateau Margaux)」は、フランスを代表する「ボルドー5大シャトー」の中で最も女性的だと評されるワインの1945年オールドヴィンテージです。
1945年といえば第二次世界大戦が終結し、当時ナチスドイツに占領されていたフランスが解放された記念すべき年であり、ボルドーにおいては1920年代の傑作に匹敵するほどの当たり年と言われました。
非常に強くて濃く熟成した赤ワインの飲み応えは素晴らしく、他にはない静かなエレガントさとモダンさを生み出しながらも、繊細で複雑なブーケを持っています。
シャトー・マルゴー 1945年の歴史
■シャトー・マルゴーの歴史が始まったのはいつから?
シャトー・マルゴーといえば、今や押しも押されもせぬボルドーの5大シャトーの筆頭といっても過言ではありません。
有名人や著名人にはシャトー・マルゴーのファンも多く、荘厳な館を描いた第一級のシャトー・マルゴーは手が出ないため、セカンドラベルでもいいから欲しいというファンも多いほど、そのワインの味わいは高い評価を受けています。
そんなシャトー・マルゴーの歴史は、12世紀に始まったとされています。
当時はシャトーではなく、「ラ・モット・ド・マルゴー」と呼ばれる農園でした。
はっきりとした文献は残っていないものの、農園だった頃からブドウの栽培を行い、ワインに似たお酒や飲み物を作って販売していたと思われる形跡が残っています。
12世紀~15世紀のフランスにおいては、ワインを作ることよりもワインの原料となるブドウの栽培の方が重視されていたこともあり、広い敷地にブドウを栽培する農園としてスタートしたと考えられます。
■農園からワイン畑への変遷とシャトー・マルゴーの生みの親
ブドウ栽培からワイン造りへと移行するのは16世紀に入ってからで、1570年代に突入した頃です。
シャトー・マルゴーに大きな変革が訪れた時でもあり、その理由は現在のシャトー・マルゴーの礎を築くことになった貴族、ピエール・ド・レストナックが農園を買い取ったことに端を発します。
ピエール・ド・レストナックは、これから先、メドック地区はワインの産地として間違いなく発展するという確かな予見の元、買い取った農園でそれまで作っていた穀物用の畑をブドウ栽培用の畑に変えていきます。
こうして、良質なワインを作るための、良質なブドウの栽培に本格的に乗り出したというわけです。
このピエール・ド・レストナックの改革により、それまでの「ラ・モット・ド・マルゴー」の農園の姿は一変し、広大なシャトー・マルゴーのブドウ畑へと変わっていったのですから、まさにシャトー・マルゴーの生みの親と言えます。
■18世紀はシャトー・マルゴーの年に
時代を先読みしていたピエール・ド・レストナックの予見は見事に当たり、18世紀には現在とほぼ同じ味わいのシャトー・マルゴーのワインが出来上がります。
その上質な味わいは、貴族の所有するシャトーが生み出すワインであったことから、時の統治者であるルイ15世を筆頭に宮廷内へと広まっていき、王だけでなく、貴族がこぞってシャトー・マルゴーを選んで飲むようになっていったのです。
その結果、シャトー・マルゴーは王をはじめとして、裕福な貴族たちを上得意様としてもつようになったのですから、シャトーが繁栄していったのも当然と言えました。
そんな順風満帆に思えたシャトー・マルゴーでしたが、18世紀後半に起こったフランス革命により、シャトーは革命政府に没収されてしまいます。
さらに当時、シャトー・マルゴーの所有者であったジョゼフ・ド・フュメルが革命の煽りからギロチンにかけられるといった悲劇もあり、シャトー・マルゴー全体に暗雲が立ち込めた時期となったのです。
■19世紀に入って再び転換を迎えたシャトー・マルゴー
19世紀、シャトー・マルゴーの所有者は女性のエミリー・マクドネルで、フランス革命によってどん底に落ちてしまったシャトー・マルゴーの名声を取り戻すべく、ワイン造りに取り組みます。
それが実を結んだのが1855年、言わずと知れたナポレオン3世がメドック地区のワインの格付けを行った年です。
この時のブラインドテイスティングで、20点中20点満点をたたき出したのはシャトー・マルゴーだけで、これによりその名声は再び息を吹き返しました。
第二次世界大戦でドイツの占領下にあったフランスが解放された1945年に作られたオールドヴィンテージの「シャトー・マルゴー1945年」は、シャトー・マルゴーならではのエレガントさとモダンさの中に、力強さと濃く熟成した飲みごたえとがマッチし、歴史に残る傑作と言われています。
ここにも、やはり時代の力が込められているのかもしれません。
- 買取商品検索