menu list買取商品 - ニッカ シングルカスク カフェグレーン 1999
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ニッカ シングルカスク カフェグレーン 1999の高価買取致します
ニッカ シングルカスク カフェグレーン 1999のご紹介
買取参考価格 | 19000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ニッカウヰスキー株式会社 |
分類 | グレーンウイスキー |
タイプ | 700ml/63度 |
1999年に蒸留し、2014年にボトリングを行ったウィスキーです。
バーボンバレルで14年間熟成された品です。
「カフェ式連続蒸留機」が1830年頃に発明され、ニッカウヰスキーはこの機械を使った伝統的なグレーンウィスキーづくりを行っています。
機械名は開発者「イーニアス・カフェ」の名前にちなんで、「カフェスチル」と名付けられました。
オレンジやレモンのようなフルティーな香りとセージやベイリーフのようなハーブ香が漂います。
ニッカ シングルカスク カフェグレーン 1999の歴史
本物のおいしさにこだわった深い味わいが堪能できるブレンデッドウイスキー
■国産ウイスキー好きにたまらない逸品
純国産のウイスキー愛飲家にぜひとも飲んでみてほしいのが、ニッカの伝統的製法で蒸溜された「NIKKA(ニッカ) シングルカスク カフェグレーン 1999」です。
今や世界でも大変数が少なくなったウイスキーの伝統的蒸溜方法であるカフェ式連続式蒸溜器ですが、ニッカでは今もこの製法を大切に守り続けています。
カフェ式連続式蒸溜は従来のブレンデッドウイスキーに比べると味わいが深くなるため、ほのかな甘みとまろやかな味わいはまさに絶品です。
またこの製法だと原料由来のよさをそのまま残すことができ、セージやベイリーフのハーブの香りが豊かに立ち込めるのが特徴です。
舌触りは軽やかで、一口飲み干せばブレンデッドウイスキーがなめらかに喉を通っていくのがわかります。
原料の持つ本来の甘さをしっかりと残したNIKKA(ニッカ) シングルカスク カフェグレーン 1999は、まさにニッカならではの逸品といっても過言ではありません。
オレンジやレモンのような甘くて爽やかな香りと風味が余韻を残す大人の味わいは、ウイスキー好きにおすすめしたい仕上がりとなっています。
■ウイスキーの本場・スコットランドでも希少
ニッカのカフェ式連続式蒸溜器はかつては兵庫県西宮市にある西宮工場にありましたが、現在は宮城蒸溜所に移設されています。
宮城蒸溜所にカフェ式連続式蒸溜器が移設されたのは1999年(平成11年)のことで、この年を境にカフェグレーンは蒸溜したウイスキーの原酒を宮城蒸溜所からタンクで栃木工場まで搬送することになりました。
そして運ばれてきた原酒を栃木工場にて樽詰めし、熟成が進むまでじっくりと貯蔵されます。
開設当初の西宮工場は資金難に苦しんでいたこともあり、カフェ式連続式蒸溜器は朝日麦酒(現在のアサヒビール)の子会社である朝日酒造が設置していました。
そこでグレーンウイスキーを製造・蒸溜し、ニッカウイスキーが買い取るという形を採っていたのです。
カフェ式連続式蒸溜器の原点は1826年にロバート・スタインが開発した連続式蒸溜器で、イーニアス・カフェが1830年に改良して特許を取得したものです。
1800年代にまで遡るスコットランドでのカフェ式連続式蒸溜器によるウイスキーづくりはたいへん長い歴史を持つ伝統製法でもありますが、製法が複雑で手間がかかる製法でもあります。
そのため今ではウイスキーの本場であるスコットランドでも、カフェ式連続式蒸溜器によるウイスキーづくりは非常に珍しいものとなっています。
■カフェ式連続式蒸溜器がニッカウヰスキーのものになるまで
朝日酒造が製造したグレーンウイスキーを購入していたニッカでしたが、1969年にアサヒシードル・朝日酒造弘前工場と朝日酒造をともにニッカウヰスキーによって吸収合併することになります。
この年よりカフェ式連続式蒸溜器は正式にニッカのものとなり、世界でも一流のスコッチウイスキー製造工場だけが導入している伝統的製法を取り入れることになりました。
特にカフェ式連続式蒸溜器による原酒に熟成したカフェグレーンをブレンドする製法は、これまで日本では行われていない作り方でした。
そのカフェ式連続式蒸溜器によるスコットランドの伝統製法を、日本で初めて導入したのがニッカウヰスキーだったのです。
ちなみのその当時の朝日酒造社長の山本為三郎氏とニッカの創業者である竹鶴政孝は、政孝が摂津酒造にいたころからかの知り合いでもありました。
竹鶴政孝がウイスキーづくりに情熱をかけるのと同じように、山本為三郎氏はビールづくりに情熱を傾けていたのです。
その想いが痛いほどわかる山本氏は政孝への理解を深め、政孝がスコットランドに留学する際には神戸港まで見送りに来てくれたといわれています。
1999年に宮城蒸溜所に移設されたカフェ式連続式蒸溜器ですが、ここに至るまでの道のりには、種類は違えど本物の酒造りに賭けた山本氏と竹鶴政孝の2人の存在があったのです。
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