menu list買取商品 - マルス 岩井トラディション
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マルス 岩井トラディションの高価買取致します
マルス 岩井トラディションのご紹介
買取参考価格 | 500円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 本坊酒造 マルス信州蒸溜所 |
地方 | 長野県 |
地区 | 上伊那郡宮田村 |
分類 | モルト/グレーン |
タイプ | 750ml/40度 |
「岩井トラディション」は、ウイスキー製造のシンボルとも言える蒸留機「ポットスチル」で蒸溜されたウイスキー原酒をベースに、数種類のウイスキー原酒を絶妙なバランスでブレンドしたブレンデッドウイスキーです。
本坊酒造のウイスキーブランド設計と製造指導をした、マルスの生みの親である岩井喜一郎氏へ尊敬と感謝の念を込めた1本でもあります。
柔らかくもしっかりと熟成したボディーと複雑で心地よい香り、そして上品かつ重厚感のある味わいと優しい口当たりが特徴です。
水割りやハイボールでもボディーの伸びや重厚感が損なわれず、味わうたびにバランス感のあるハーモニーをお楽しみいただけます。
マルス 岩井トラディションの歴史
マルスウイスキーの生みの親に捧げる特別な1本
■尊敬と感謝の思いが込められた特別なウィスキー
「マルス 岩井トラディション」は本坊酒造のウィスキー製造に深く関わった人物、岩井喜一郎氏に捧げる特別なブレンデッドウイスキーです。
マルス信州蒸溜所のシンボルともいうべきポットスチル(蒸溜機)は「岩井ポットスチル」と呼ばれ、半世紀にわたって本坊酒造のウィスキーを蒸溜し続けています。
「マルス岩井トラディション」は岩井ポットスチルで蒸溜されたウィスキーモルトをベースに、数種類のウィスキー原酒をブレンダーが絶妙なバランスでブレンドしました。
1985年(昭和60年)に山梨県でウィスキー製造工場を造った本坊酒造ですが、その設計と製造指導を一任されたのが岩井喜一郎氏です。
工場完成後はウィスキー製造技術者として指揮を執り、本坊酒造初となるオフィシャルボトル「マルスウィスキー」の生みの親となりました。
「マルス 岩井トラディション」は本坊酒造のウィスキー製造を確立させた恩人である岩井喜一郎氏へ、本坊酒造が尊敬と感謝の念を込めて造った1本です。
柔らかいながらもしっかり熟成が進んだボディーは、重厚感のある優しい口当たりに仕上がっています。
また複雑で心地よい香りは、水割りやハイボールにしても失われることがありません。
上品かつ力強い味わいとブレンデッドウイスキーならではの優しさは、まさに岩井喜一郎氏の人柄を体現したかのようです。
■本坊酒造が尊敬する2人の人物
純国産ウィスキーの生みの親として知られるニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝氏は、岩井喜一郎氏の後輩であり部下でもありました。
岩井氏は大阪高等工業学校(現・大阪大学工学部)の1期生で、竹鶴氏は15期生の先輩・後輩の間柄です。
竹鶴氏が摂津酒造に入社することになったのは、摂津酒造の常務取締役に就任していた岩井氏を頼っていったからだといわれています。
本坊酒造がウィスキー部門を岩井氏に一任した際、岩井氏は所有していた「ウィスキー実習報告書」をもとにポットスチルの製造やウィスキー蒸溜を行いました。
このレポートは大学ノート2冊に収められたもので、通称「竹鶴ノート」と呼ばれています。
竹鶴氏がスコットランドで学んだ数多くの資料が詰められたこのノートがなければ、今のジャパニーズ・ウィスキーの地位は確立されていなかったとまでいわれるほど貴重なものです。
本坊酒造のポットスチルは「竹鶴ノート」をもとに、岩井氏の指導によって設計されていきました。
出来上がったウィスキーは「ヘビーでスモーキー」な、まさにウィスキーの本場・スコットランドそのもののスコッチ・ウィスキーだったのです。
その後は正統派スコッチ・ウィスキーを超えるべく、しかし原点は見失わずに「本物のジャパニーズ・ウィスキー造り」に取り組んでいきました。
マルスウィスキーを生み出した岩井喜一郎氏はもちろん、日本におけるジャパニーズ・ウィスキー発展の基礎を造った竹鶴政孝氏の2人に対し、本坊酒造はその偉業と功績に心から敬意を払っています。
■竹鶴政孝をスコットランドへと送り出した岩井喜一郎
竹鶴政孝氏をスコッチ・ウィスキーの修業のためにスコットランドへ送り出したのは、何を隠そう岩井喜一郎氏その人でした。
ウィスキー製造技師としての竹鶴氏の腕を高く評価していた岩井氏は、ウィスキー製造技術を学んでくるのに竹鶴氏しか適任者はいないと考えていたのです。
摂津酒造が本格的なウィスキー造りに乗り出すにあたって、スコットランドでのスコッチ・ウィスキー技術を得ることは大変重要なことでした。
だからこそウィスキー造りに人一倍情熱を傾けていた竹鶴氏を選んだのです。
竹鶴氏は岩井氏の期待通り、いえ期待した以上にスコットランドでの修業に励み、2年後にはウィスキーの蒸溜工程やポットスチルの内部構造まで詳細に記録して帰国します。
ポットスチルの内部は外からは分からないため、蒸溜窯の内側に入る必要があります。
職人でさえ嫌がるほどポットスチルの清掃は面倒なものなのですが、竹鶴氏は内部構造を知ることができるとして自らポットスチル清掃を買って出ていました。
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