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プレミアム化が加速する「サントリーウイスキー 響 ディープハーモニー」


■日本人の舌にも合う洋酒造りを始めたサントリー創業者

まだまだ洋酒が盛んではなかった時代、サントリー創業者である鳥井信治郎は、京都郊外に山崎蒸溜所を構えて国産ウイスキー造りをスタートさせました。
山崎蒸溜所は、日本で初の最も古い蒸溜所であるといわれており、現代においても大変価値のあるウイスキー生産所となっています。
鳥井信治郎は、日本人だけでなく世界で認められる国産ウイスキーを生産するため、丁寧な製造を心掛け、さらに日本の風土を生かしたウイスキー造りを妥協することはありませんでした。
鳥井が国産ウイスキー造りに精を出していた時代は、まだまだ日本人にとってウイスキーは主流ではなく、積極的に嗜む者は多くはありませんでした。
しかし、日本人の嗜好に合ったウイスキーを嗜んでほしいといった思いから鳥井は、日本の風土や気候を生かしたブレンデッドウイスキー作りに力を入れ始めます。
優れた原酒をブレンドし日本人の舌にも合う絶品ウイスキーを世に送り出すことに挑み続けました。

■わずか3,500本の限定本数で発売されたお宝ウイスキー

鳥井信治郎のこだわりの製造法は、時代が変わっても職人たちに受け継がれています。
特にサントリーならではのブレンド技術は、貴重な伝統技術として高い価値があると考えられています。
鳥井のブレンド技術と伝統的な製造法は今日でも続けられており、これまでに数々の国産ウイスキーを生産してきました。
その中でも世界でも高評価を得ているのが響ウイスキーです。
響ウイスキーは、1989年に発売され、現在でもその人気が衰えることはありません。
ウイスキー好きでなくとも、一度は耳にしたことがあるであろう知名度の高いサントリーを代表する国産ウイスキーです。
響ウイスキーは、サントリーの創業90周年を記念して発売されており、これまでに多数のラインナップを揃えています。
「サントリーウイスキー 響 ディープハーモニー」もその一つです。
響17年をもとに造り上げているだけでなく、赤ワイン樽を使用しているのも特徴です。
「サントリーウイスキー 響 ディープハーモニー」は、2013年に発売されましたが、残念ながら市場に出回った販売本数は3,500本ほどしかありません。
少ない本数での発売だっただけでなく、飲食店向けに出荷されていたため、大変貴重なウイスキーとなっており、一般のウイスキーファンが手に入れることは困難でした。
濃厚な味わいを楽しめるのはもちろん、たっぷりと余韻を堪能できるなど多くの魅力を持ち合わせているのも高い評価を得ている理由といえるのではないでしょうか。

■希少な原酒を使用して贅沢な味わいを実現

響シリーズは、「サントリーウイスキー 響 ディープハーモニー」だけに限らず、じっくりと時間をかけて熟成させた原酒を混ぜ合わせて生産しているのが特徴です。
現在、サントリーの原酒は希少なものとなっており、「サントリーウイスキー 響 ディープハーモニー」では、響17年をベースに赤ワイン樽の白州モルト原酒と知多のグレーンモルトをブレンドしています。
国産ブレンデッドウイスキーの最高峰とも称されており、最高品質の原酒のみを使用しているのも魅力の一つです。
響ウイスキーは、サントリー創業者である鳥井信治郎だけでなく、その次男である佐治敬三のウイスキー造りに対する情熱によって造り出されています。
使われている希少なキーモルトは、北海道で伐採されたミズナラから造った樽を使用して長期熟成しているのも特徴です。
このほかにも30種類以上の中から厳選した原酒をブレンドして、サントリーが自信を持って販売する国産ウイスキーが生まれました。
現在、「サントリーウイスキー 響 ディープハーモニー」は、数多くある国産ウイスキーの中でも価値が高く、高価な一本となっています。
軽い飲み心地やまろやかさも堪能でき、贅沢な気分を味わいながら余韻を楽しめるのも多くのファンの心を掴む理由といえるでしょう。