menu list買取商品 - ニッカ ニュー・ブレンド 丸瓶
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ニッカ ニュー・ブレンド 丸瓶の高価買取致します
ニッカ ニュー・ブレンド 丸瓶のご紹介
買取参考価格 | 3000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ニッカウヰスキー株式会社 |
分類 | ブレンデッドウイスキー |
タイプ | 660ml/40度 |
1997年に発売し、2011年に終売した「ザ・ブレンド」シリーズの一つです。
「ザ・ブレンド・オブ・ニッカ 丸瓶」の宮城峡のブレンド比率を高くすることで、華やかさと柔らかさを加味しています。
モルトベースならではのまろやかな口当たりと豊かなコクを保ちつつ、やわらかさと飲みやすさをより一層高めたウィスキーです。
磨き抜かれたブレンドの技により生み出された、ニッカならではの美味しさが味わえます。
ニッカ ニュー・ブレンド 丸瓶の歴史
一人の青年が紡いだ日本のウイスキーの歴史
■余市から始まった竹鶴政孝の夢
本場スコットランドで造られる本物のスコッチウイスキーの味わいを、日本の人たちに知ってもらいたいという情熱が、竹鶴政孝のウイスキーづくりの原点であり、こだわりです。
24歳という若さで単身渡英するというのは、現在とは比べ物にならないほど多くの勇気を必要とします。
そもそも日本人が海外にいるということ自体が考えられなかった時代ですので、たった一人で海外へ行くことに政孝自身はどう思っていたのでしょうか。
政孝はスコットランドにいる間、詳細な記録をノートに取っています。
現在も余市蒸溜所にある記念館に展示されており、竹鶴ノートとして知られている有名なノートです。
竹鶴ノートには、非常に詳細にスコッチウイスキーの造り方やポットスチルの外観から内部構造に至るまで描かれていますし、キャンベルタウンの街並みの様子も記されています。
ただ、竹鶴ノートには政孝の手によって実習報告と題されているため、単身スコットランドに乗り込んで武者修行に励む日々で、政孝が何を思っていたかを知ることはできません。
■竹鶴政孝だからこそできた偉業
おそらく政孝にも思い悩むことは数多くあったでしょうが、それをはねのけて前に進むにはどうしたらいいのかを常に考える人であったことは、後世のニッカウヰスキー株式会社の事業運営からも見て取れます。
政孝はニッカウヰスキーを興して以来、会社経営とはどうあるべきかを明確に記しています。
政孝の考えを知ることができる、貴重な資料です。
政孝は、社員は定時には帰り、家族とともに過ごして休日はきちんと休むことが大事だと社員に徹底します。
多くの会社が残業や休日返上で働くことを勤勉でよしとするのに対し、政孝は働くときはしっかり働き、その時間が終われば家に帰って家族と過ごすのがよいとして、これを社則に盛り込んだのですから、まさに革新的な考えの創業者です。
働くときと休むときの区別はしっかりつけなくてはならないという政孝の考えには、愛妻・リタの存在が大きいでしょう。
リタによって、日本では到底生まれない視点から物事を見ることができていたとしたら、政孝が社員にしっかり働いたらちゃんと休むことを徹底すしたのも不思議ではありません。
ニッカウヰスキーという会社の成長と、本場スコッチウイスキーの味わいのウイスキーを日本で造るという偉業は、竹鶴政孝だからこそできたといえます。
■社会貢献にも積極的
社員を大切にした政孝は、社会貢献にも積極的でした。
余市蒸溜所の近くにある旧制余市中学校の校長に頼まれ、1941年に桜ヶ丘シャンツェと名付けられたジャンプ台を寄贈しています。
豪放磊落な性格だった政孝は、地域の人たちに喜んでもらうことをよしとしていましたので、桜ヶ丘シャンツェの名が定着せず、竹鶴シャンツェと呼ばれて現在に至っているのも納得です。
ニッカウヰスキーに入社し、この竹鶴シャンツェで練習した選手の一人が日の丸飛行隊で知られる笠谷幸生さんです。
1972年の札幌オリンピック70m級の金メダリストですが、竹鶴シャンツェがなければ金メダルはもちろん、日の丸飛行隊もなかったことでしょう。
■宮城峡のテイストが色濃い逸品
NIKKA(ニッカ) ニュー・ブレンド丸瓶は、1997年に発売が開始されたザ・ブレンドと名付けられたシリーズの一つです。
2011年に終売しているため、現在は購入できないのはウイスキーファンとしては残念至極といえます。
ザ・ブレンドの特徴は宮城峡のブレンド比率を高くしているところにあり、これによって華やかさとやわらかさが加わっています。
余市がハードな口当たりなら、宮城峡はソフトな口当たりが特徴だからです。
モルトベースならではのまろやかな口当たりはニッカウヰスキーの持ち味で、そこに豊かなコクとやわらかさを加えることで、より飲みやすさを追求して造られたウイスキーとなっています。
ブレンデッドウイスキーのため、ブレンダーの卓越なブレンド技術が堪能できる逸品として、ウイスキーファンとしては終売が惜しまれる名酒です。
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