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ザ ブレンド オブ ニッカ 神戸の高価買取致します
ザ ブレンド オブ ニッカ 神戸のご紹介
買取参考価格 | 4400円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | アサヒビール株式会社/ニッカウヰスキー株式会社 |
地方 | 東京都 |
地区 | 港区 |
分類 | モルト/グレーン |
タイプ | 660ml/45度 |
「ザ・ブレンド」はニッカウヰスキーが製造し、アサヒビールが販売していたブレンデッドウィスキーのことです。
その内の商品「ザ・ブレンド・オブ・ニッカ」の神戸ラベルは、1991年から神戸限定で販売されていた品になります。
地域限定で販売されたのは神戸ラベル商品のみです。
ラベルには「ポートタワー」と「海洋博物館」が描かれています。
ザ ブレンド オブ ニッカ 神戸の歴史
神戸限定で発売されたニッカウヰスキーのご当地ウィスキー「ザ ブレンド オブ ニッカ 神戸」
■地域限定販売商品は神戸のみという希少品
「ザ ブレンド オブ ニッカ 神戸」は1991年から神戸限定で販売されていた商品で、ニッカウヰスキーの地域限定販売商品はこの「神戸ラベル」のみです。
「ザ・ブレンド・オブ・ニッカ」は1986年9月から2015年8月末まで販売されていたウィスキーで、アルコール度数45%の660ml入りと50ml入り容量が発売されていました。
当時はまだ酒税法が施行されていた時代だったため、45%のアルコール度数がある「ザ・ブレンド・オブ・ニッカ」は特級のブレンデッドウィスキーでした。
発売時の希望小売価格は660mlで5,000円と高級品で、そんな「ザ・ブレンド・オブ・ニッカ」が詰められた「ザ ブレンド オブ ニッカ 神戸」は神戸限定だったために買えなかったウィスキー愛飲家が多いことでも有名です。
地域限定販売にふさわしく、「ザ ブレンド オブ ニッカ 神戸」のラベルには神戸のシンボルである「ポートタワー」と「海洋博物館」が描かれたデザインとなっています。
ニッカウヰスキーが製造したウィスキーをアサヒビールが販売したこの「ザ ブレンド オブ ニッカ 神戸」はモルト原酒をベースにグレーンウィスキーをブレンドして仕上げました。
現在は「ザ ブレンド オブ ニッカ 神戸」はもちろん、「ザ・ブレンド・オブ・ニッカ」も終売となっているため、入手するのが非常に困難な希少品です。
■竹鶴政孝とゆかりの深い神戸港
「ザ ブレンド オブ ニッカ 神戸」に描かれているポートタワーは神戸港中突堤の袂に建っており、展望用のタワーとして1963年に建設されました。
ポートタワーが建設された理由は港の景色が楽しめるようにというもので、和楽器の鼓を長くしたような形をしているのが特徴です。
鼓といえばニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝がスコットランドにスコッチ・ウィスキー造りの修業で留学した際、日本から持参したとされる楽器として知られています。
政孝はスコットランドで後に彼の妻となるリタ(ジェシー・ロバータ・カウン)と出会い、リタが弾くピアノに合わせて政孝が鼓を演奏したといわれています。
神戸のポートタワーはその姿形から「鉄塔の美女」と称されており、神戸港のシンボルとして建設当時と変わらず港の夜をあでやかに照らしています。
政孝の愛妻・リタも手探りで取り組むウィスキー造りを支えた政孝にとっての一条の光で、常に2人は日本での国産ウィスキー造りの完成を夢見ていました。
もう一つ「ザ ブレンド オブ ニッカ 神戸」のボトルラベルにデザインされた海洋博物館は、神戸港開港120周年記念事業としてオープンした博物館です。
スペースフレームの大屋根が特徴である海洋博物館は大海原を駈ける帆船の帆と波がイメージされたもので、神戸港は大正7年に政孝がスコットランド留学へと旅立つことになった場所でもあります。
そんな竹鶴政孝との縁が深い神戸をモチーフにした限定品の「ザ ブレンド オブ ニッカ 神戸」を見ていると、ウィスキー造りに生涯を賭けた政孝の歴史的シーンの数々がよみがえってくるようです。
■異国情緒を漂わせる街で始まった新生活
スコットランドの登記所で宣誓するだけの寂しい結婚式を挙げた政孝とリタは、1920年11月にスコットランドから日本の神戸港に帰国しました。
スコットランドでのスコッチ・ウィスキー造りを学ぶよう政孝に白羽の矢を立てた摂津酒造から近い帝塚山に新居を構えた2人の家は、異国情緒溢れる神戸・異人館を彷彿とさせる瀟洒な洋館だったといわれています。
遠い異国の地・日本での生活はリタにとって苦労が多いことを分かっていた政孝が、リタの暮らしやすさを重視した結果選んだ家でした。
「ザ ブレンド オブ ニッカ 神戸」のラベルデザインとなっているポートタワーと海洋博物館があるエリアは、異人館の街として知られる神戸・北野から近い場所にあります。
関西の主要都市でありながらもどこか異国情緒を漂わせる神戸は、限定商品となるのにふさわしかったといっても良いでしょう。
ニッカウヰスキーのラインナップの中でもただ一つである地域限定商品の「ザ ブレンド オブ ニッカ 神戸」には、まるでニッカウヰスキーの創業者の歩みと歩調を合わせるかのような不思議な縁を感じさせます。
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